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アメリカンドリーム映画の普遍的教訓-「バーレスク」-

 2011-01-10
バーレスクを観てきました。
ネタバレっていうタイプの映画ではないですが、若干内容に触れるので気になるひとは読まない方が良いかも。




アギレラかっこええーやっぱ歌うめーーアメリカンドリーム最高!USA!USA!!

っていう映画。
全編を通して底知れぬ既視感を感じます。
シカゴとコヨーテアグリーを足して2で割った感じ。
ほとんど何の起伏もないし、主人公に最初は影をつくるような伏線があったけど、一切回収されぬままいつのまにやら明るく無邪気なショーガールになってるというキャラ作りこみの薄さ。
って多分そんな風に考える映画じゃないんでしょうね、ただ観ろ!感じろ!みたいな。


ただひとつだけ凄く印象的で感動したのがCher様の言葉。
『あなたが本物のスターなら見せてみろ、認めさせてみろ、誰もあなたからその才能を奪ったりしない』

熱意って凄く大切だし、時として人の心を動かすんだろうなーと思うけど、実際は稀で予行編でもアギレラが禿のおっさんにいわれているように"Great enthusiasm terrible timing(良い熱意だ、でも今じゃない)"って言われてしまう事が多いんだと思う。
そこでぐれてしまって「チキショー誰も俺の才能に気付かないなんてバカばっかりだーーー!」と永遠の秘密兵器宣言を自分でしてしまいたくなりがちですが、そうではなくてその才能を行動で分からせてやる事が凄く大切なんだなーって。
当たり前だけど、何か改めて。

チャンスは平等ではないかもしれないけど、確実にやってくるものだし、その時にしっかりとものにできるように自らの才能を分かりやすい形で研いでおかないとアメリカンドリームはない。
こういうアメリカンドリームものの普遍的な教訓ですかね、8milesとか好きだったなあそういえば。


Now you want to show me something show me that!!
Cher様がオーディションでアギレラに言った言葉。

Just fuckin do it!
新人研修で副社長から俺が言われた言葉。

多分、そういうことなんだろうなと思います。



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ホワイトハウス・フェロー―世界最高峰のリーダーシップ養成プログラムで学んだこと

 2010-06-22
ホワイトハウス・フェロー―世界最高峰のリーダーシップ養成プログラムで学んだことホワイトハウス・フェロー―世界最高峰のリーダーシップ養成プログラムで学んだこと
(2010/05/28)
チャールズ・P・ガルシア

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ホワイトハウスフェローとは、1964年、当時のアメリカ大統領であるリンドン・ジョンソンが未来のリーダーを育てる目的で設立した研修プログラム。
アメリカの優秀な青年をホワイトハウスに招へいし、1年間フルタイムで行政の最前線で実際に働かせるというもの。
官民の人材交流が活発とされているアメリカらしく、その参加者の職業は軍人や研究者から、コンサルタントまで多種多様。
未来のリーダーを育てるっていう大義名分も伊達ではなく、コリン・パウエル元国務長官等もこのプログラムの卒業生で、彼以外にも各界にリーダーを輩出している。


この本は、そんなプログラムの卒業生達のインタビューを基に、時の政権中枢におけるリーダー達のエピソードを通して、リーダーシップの教訓を伝える構成になっている。
リーダーシップの教訓とは言っても、あくまでもバラバラとエピソードがちりばめられているだけなので、そこをどう抽出して教訓にできるかは読者の問題意識次第だったりするんだけど。
そこに関するレビューは、もっと頭の良い方に任せておいて。



個人的には、国家におけるリーダー育成について、ちょっと考えてしまった。

日本は国家レベルでリーダー不在とか良く聞くけど、それって20代30代のうちから国家を背負うエリートを自認し、それを国が積極的に育成するシステムが存在しないことにも一因があると常々思ってきたわけです。
国家一種や松下政経塾とか、エリート育成機関は存在してるけど、その卒業生であっても彼らが政権中枢に辿り着くまでには早くても20年以上かかる訳ですよねえ。
遅い、遅すぎる。
政治まで年功序列じゃ、お先真っ暗ですよ。
特に日本はこのまま少子高齢化が進めば、必然的に老人が力(票)を持つので、政治の世界も高齢化は避けられない。
国民が熱狂的に支持できるスターが奇跡的に現れて運よく国政の舞台に立っても、結局は多数派の老人が動かないので、何も変わらない。

国政レベルでの若い世代の台頭が、今以上に難しくなると予想される日本だからこそ。
20代~30代前半の青年の中から、国を背負う資質のある者を選び出し、エリートとして、そして世代のリーダーとして登用する制度は何かしら日本にも必要なんじゃないかと思うわけです。

20代のリーダーといったらスポーツ選手かせいぜい起業家?
政治の世界で20代の声を政権与党で代弁してるのが、元あいのりの出演者だけでは悲しすぎる。

ドミニカ共和国で俺らと5個くらいしか年齢の変わらない30前後の青年が、青年省幹部として政権を担っていた。
どこまで国政に関与できていたのかは知らないけど、「俺は大統領になるんだろうなあ」と隣でステーキを食いながらつぶやいた青年大臣の姿が目に焼き付いてる。
同じセリフを同じレベル感でつぶやける人は、多分日本にはいない。(確かに国の規模は違いますけどね。)

自分達が国を担っているという確かな自信と実感を持って生きるエリートが国にいるかいないか。
そういうエリートを国が育てようとしているか否か。
それってけっこう大切な事だと思う。


リーダーは自らの行動の中で、結果としてリーダーになる。
なんかの本で読んで、しっくりきたんですが。
リーダーはその行動の中から自然発生する類のものかもしれないけど、他者からもその行動範囲と責任を拡充してあげる事で、リーダー発生の確率を高める事くらいはできるんじゃないかなと。
青年にストレッチな環境を与えるシステムが国政にあっても良いんじゃないかな。

何でもかんでも海外のマネをするのは好きではないけど、この本を読んでアメリカが少しだけ羨ましくなった。
自分たちの世代のリーダーは誰なんだろうなあ。

そして自分は自分の世代、そして後ろの世代の為に何をしようか。




拝金

 2010-06-21
拝金拝金
(2010/06/17)
堀江 貴文

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むしゃくしゃした時は、Amazonではなく、会社帰りの大型書店で欲望の赴くままに本を衝動買いする。
今日も10冊ほど仕入れた中で、最も軽そうだったので先に読んだ。
ホリエモンの処女小説。
(ちなみに上の階でご本人がサイン会をしていたらしい)

日本中の誰もが記憶している彼のサクセスストーリーと、その顛末を小説として描いている。

僕はものすごく欲望が強い。
金、女、酒、美食、何でもいいけど、徹底的にまみれているうちに、ある瞬間その欲望の世界を「突き抜ける」のだ。
本書には表立って話せない、取っておきのネタもたくさんちりばめておいた。


このあとがきが全て。
それ以上でもそれ以下でもない。
小説っていうか、もはや暴露本の類に近い。
よほど彼自身に興がある方以外にはオススメしません。
やたらと食、性、といった欲望の記述が詳細で多いなと思ったら、それがテーマなんですね、納得。


久々のレビューにこれを選んだのは悔しかったから。
本書でもストーリー上の鍵となる、ビジネス初心者4カ条。

1:元手はかけない
2:在庫ゼロ
3:定期収入
4:利益率


結局はこの本も、彼がハイペースで出してる他の本も、ブログのアフィリエイトも、有料メルマガも、全てはこの絶対法則に基づいて粛々と行ってるだけなんだろうなあって。
諸々の事情で行動を制限される彼が現時点で行いうるビジネスがこれらなんでしょうね。
そしてその全てにどっぷりとはまって、なんやかんや彼にお金を払っている自分との格差に凹んだわけです。
彼のブログで紹介された本を読み、その情報の幾許かに知らず知らずでも影響を受けて行動してる時点で、圧倒的格差。
ああ、情けない。

いつか自分の手掛けた商品やら企画か何かで、彼からお金が1円でも自分に逆流してくる日は来るかなー
とりあえず、目の前の仕事をひとつひとつ全力投球しながら、色々妄想は続けていこうと思います。


Time Flies: 1994-2009

 2010-06-09
タイム・フライズ・・・1994-2009タイム・フライズ・・・1994-2009
(2010/06/09)
オアシス

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OASISの「現時点で」最後のアルバムとなるTime Flies: 1994-2009がついに発売となりました。
早めに仕事を切り上げてCDショップに足を運びながら、こんなにCDの発売を心待ちにする事もしばらくなくなるんだなあと正直寂しくなってしまいました。
そんなセンチメンタルな気持ちを抱えつつ、現時点でのOASISへの想いを書き残しておこうと思います。

思えば、アイルランドでOASISに出会ってからの6年間(それでもたった6年か)、ひたすらにOASISを聞きまくってきました。
高3~大学卒業まで。
人生で最も自由な時間をOASISの音楽と共に生きてきたからか、色んな想い出とOASISの歌はSETになってます。


初めて車を運転した時にかけた、Morning Glory。
初デートで自分で曲を選んだCDをプレゼントしてスペルミスした、Don't Go Away。
OASISのライブで生まれて初めて感涙した、The Masterplan。
ドライブの途中で車停めて星見ながら聞いた、Champagne Supernova。
振られた時に聞きまくった、Stop Crying Your Heart Out。
DJしてたイベントの最後の曲で皆で肩組んで熱唱した、Don't Look Back In Anger。
就職活動で最終面接前にいつも聞いてテンションを上げていた、WhateverとLYLA。

そして悩んだ時にいつも自分を救いだしてくれた人生の1曲、Live Forever。



なんか卒業式のあれ(力を合わせて戦った、運動会。運動会!的な)みたいですが。
まあ、そんな感じです。
こういう曲達が自分の生活を彩ってくれてました。
(Don't go away以外は全部BESTに入ってるっぽいですね。)

色んな人が高校~大学までが人生で一番楽しいって言いますが、そんな青春って時代をいつの日か思いだす時には、きっとOASISの曲を聞きたくなるんだろうなあと思います。
当然これからも聞くわけだし、子供が産まれたら一番初めにOASISを聞かせるって決めてるし(名前はりあむで)、結婚式だってするならBGMはOASISだし、葬式の出棺もOASISなんですが。
何なら将来起業したら社名はOASISで、海の家もOASISですし。
当然これからも頼りにしていくんですが…。

なんかこう、やっぱり一段落だなあと思ってしまうわけです。


本当にとてつもなく寂しい。
だけど、それぞれが違うバンドで活動を続けるそうなので、それはそれで楽しみ。
何十年後かもしれないけど、ふらっと再結成とかしたら、リアムがどんなにヨボヨボで声出なくても見に行きたいと思う。

このブログでは度々オススメしてるのであれですが、もしまだ彼らの音楽にふれた事が無い方がいらっしゃれば、とにかく聞いてみて下さい。
このアルバムは入門編には最適だから買ってもいいし、TUTAYAでもいいし、連絡くれればCD貸しますし、やきます。
聞いて欲しいんですよねー俺は本当に人生変わった。
自分は自分らしく媚びずにふてぶてしく生きればええんやーと。

彼らがどう思ってるか知らんけども、毎日世界中のどっかの人が自分の作品を聞いたり歌ったりしてくれてるって素敵ですね。
例え自分がいなくなっても、作品は残る。
音楽はできないし、クリエイターでもないけども。
何かそんなものを1つでも残したいなあと、そう思います。


いやーほんま色々と、ありがとうございました。

OASISは人生です。
いや、まじで。

NINEを9人で見るつもりが、8人になってしまった日の日記。

 2010-04-05


同期と巷で話題の(?)NINEを見てきました。

シカゴと監督が同じという事で、あーなるほどなあという作り。
ストーリーうんぬんというよりは、ミュージカルとして何も考えずに無心で楽しんだ方が正解。
日々の仕事に新鮮な刺激を…とか何とか社会人っぽい事言うてみたりしたくなる映画ですねーはい。

舞台であるイタリアの世界観(あと車も)はかっこいいし、音楽もさすがに素晴らしい、何よりも女優陣が超豪華で素晴らしく魅力的に演出されています。
超一流の女優がミュージカルばりの派手な衣装とメイクになると、更に別次元にこの世のものとは思えないくらいに映えるので、男性は色んな意味でもちろんですが、女性も憧れを抱くというか非常に楽しめる演出になってます。
上映後はむしろ女性陣のテンションの上がり具合が半端じゃなかった。
女性の同姓に対する素直な憧れの気持ちは、男性として見習いたい所ではあります。
あ、でも男性もオーシャンズ11シリーズでは、そのカッコよさに憧れるから一緒か。
うーん、男性の場合憧れの同姓に対しては、若干嫉妬心も入るので少し違うと思ってます自分の中では。


話が気持ちよく脱線しましたが、この映画、頭をからっぽにしたい人にオススメです。
ぺネロぺクルスのセクシーショットと、ケイト・ハドソンのCinema Italiano(下動画)を見るだけでも価値があります。
個人的に、曲のラストのケイトの振り向きは映画中で最もさぶいぼもんでした。
(あ、巨大化したBEPのファギーも…)




学生時代に読んだ本で、全ての方に自信を持ってオススメできる5冊。

 2010-03-27
我ながら図書館を活用しながら、そこそこ本を読んできました。
最近、会った人にオススメの1冊を聞いて回っているのですが、せっかくなので自分も。
以前にキャリア関連の書籍はオススメしているので、そちらもどうぞ。

皆さんもオススメの1冊もお待ちしています。



夜と霧 新版夜と霧 新版
(2002/11/06)
ヴィクトール・E・フランクル

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【レビュー】http://kkkosuke.blog122.fc2.com/blog-entry-52.html
全人類必読の1冊。
人間の愚かさと脆さ、そして強さ。
そのバランスがあるから人類は歴史を全否定して自暴自棄にもなれないし、過度な自己陶酔もできない。
そんな絶妙なバランスの上に人間が生きていて、その不完全さがあるからこそ、その営みは愛おしいのかなと思います。


ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代
(2006/05/08)
ダニエル・ピンク

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【レビュー】http://kkkosuke.blog122.fc2.com/blog-entry-48.html
全学生必読の1冊。
自分が生きるであろう今後数十年にわたって、どういうものが必要なのか。
これを読んで危機感を持った事で、自分の学生としての世界は大きく広がった。
中国人にもインド人にも、コンピューターにも負けない自分を目指して。
仕事に慣れたら読み返す。


Free CultureFree Culture
(2004/07/23)
ローレンス・レッシグ山形 浩生

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全法学部生必読の1冊。
法律専攻な自分が唯一入れ込んで文献を漁ったのが著者のローレンスレッシグ。
基本的には、知的財産権をどのような形でオープンにするか、そしてそれをいかに発展に寄与させるかを専門にしている。(ざっくり)
無闇に守るだけでなく、活用する事で発展に寄与するっていう攻めの姿勢が、基本専守な法学の中ではキラキラ輝いて見えたものです。
彼の主張を理解する為に、知的財産管理技能士の資格勉強したり。
1年生の頃、彼の授業に潜り込む為だけに、サークルのスタンフォード大学派遣制度を使おうかと思ったほど。
いけば良かったね、人生が変わってたかも。
今はやりのオープンソースやらFREE戦略やら、その源流はレッシグの著書による主張にその源流を求められるかと思います。
この本は比較的平易で読みやすいので、多くの方にオススメしたいと思います。


ネクスト・マーケット 「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略 (ウォートン経営戦略シリーズ)ネクスト・マーケット 「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略 (ウォートン経営戦略シリーズ)
(2005/09/01)
C.K.プラハラード

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全「意識の高い学生」必見。
レビュー書いてないんですね。
なんでだろう。
とりあえず昨今の「途上国はビジネスで持続的に救おう!」っていう風潮の走り的な存在(らしい)。
個人的にはそういう清らかな心は持ち合わせてないので、この本のメッセージに素直に「BOP層にビジネスチャンスが」と思ってるだけです。はい。
「人生をかけて途上国を救う!」っていう崇高な理念を持つ友人達へのある種、後ろめたさを払拭してくれた1冊。
これを読んで、バングラディッシュのグラミンにインターン行けたのは、将来的に大きな前進。
彼らはまず市場、そしてパートナー。
まず本で読み考え、そして現場で感じたものは、自分の財産です。


Slam dunk―完全版 (#1) (ジャンプ・コミックスデラックス)Slam dunk―完全版 (#1) (ジャンプ・コミックスデラックス)
(2001/03)
井上 雄彦

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全俺が泣いた至極の1冊。
もはや聖書です。
日本の教育課程にいれるべきです。
大事な事は全てスラムダンクから学びました。
未読の人は新年度までにマンガ喫茶で必ず読みましょう。
人生が変わります。
人生はどっからでも変えられるんです。



以上になります。
さあ、社会人になってからの日々の中で、これ以上の本に出会える事を願って。

リーダーシップの旅 見えないものを見る

 2010-03-19
リーダーシップの旅  見えないものを見る (光文社新書)リーダーシップの旅 見えないものを見る (光文社新書)
(2007/02/16)
野田 智義金井 壽宏

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社長になろうと思って社長になった人はいても、リーダーになろうと思ってリーダーになった人はいない。リーダーは自らの行動の中で、結果としてリーダーになる。

この本の一番のポイントですね、これに尽きます。
この言葉に何か感じたり、刺さったりする人は、読んでみて損はないです。
読みやすいのに勉強になります。
就職活動中に「私の強みはリーダーシップです!」みたいなニュアンスの事を話そうとしてらっしゃる方、お願いだから面接前にこの本を読んでみましょう。


自分は小さい頃から、いわゆるリーダー的な役回りにつく事が多かった。
体と声がでかかったからかなーと、そうしてるうちに自分としてもリーダーとして振る舞う事に対して心地よさと慣れを感じたが故に、今でも色々とでしゃばリーダーな自分がここにいるわけです。
ざっくりと自分にはリーダーシップがあるとか思ってましたが、この本を読んで、その弱い自信は崩壊しました。
どちらかというと、組織の中でポジションを得て、権力行使と細かい人間関係を調整しながら、組織を無難に運営していくだけのマネージメントをしてただけだったと。
ふうむ、残念ですねー本当に。

リーダーたるもの、人には見えないものを見る、そしてそれを他の人にも見せる、そんな資質が必要なそうです。
そういうビジョナリーなリーダーシップは自分の成長機会だなーと、この本を読んで気付きました。
マネージメントとリーダーシップ、本書では分けて論じていますが、自分が両方兼ね備えられるだけの資質と経験がある思うし、せっかくなのでそれを目指して行こうと思う。


必要なのはざっくりと人間力。
そしてその人間力とかいう曖昧なものにも、指針を示してくれています。

人間が作り出すエネルギーには、それなりの大きさとインパクトがある。
そして、人間は何かをつくりだす過程や結果から他の人に対して感動を生みだす。
感動を糧にしながら「真・善・美」を求めて、人間は更に自らを成長させようとする。
例えそれらの概念が、知的生命体である人間が脳の神経中枢に作り上げた共同幻想に過ぎないとしても。

ちっぽけな、矛盾に満ちた存在である人間の本性を理解しながらも、ニヒリズムに陥らずに人間の営みに敬意を払うこと。
自分自身や周囲の人の「生」に対する愛おしさを感じること。
それが出来た時、私たちは例えばダライ・ラマが説く「慈愛と思いやり」を持ち、人間力を磨く事ができるのではないだろうか。
(P230)


大切にしたい言葉です。
自分はその共同幻想を扱いながら来年から生きていく訳で、その過程で自分の人間力も磨かれていくなと。
まずは色んなものに愛を持って接すること、それが匠の心にも繋がっていくわけですしねー

この時期にこの本を読んで、考える時間を青春18きっぷの旅で持てて良かった。



感動をつくれますか?

 2010-03-03
感動をつくれますか? (角川oneテーマ21)感動をつくれますか? (角川oneテーマ21)
(2006/08)
久石 譲

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ジブリ映画の作曲で知られる久石譲さんの著書。
『感性とは何なのか』というのをメインテーマに構成されていますが、それぞれの章の内容が前後でぶった切られて進行していくので、トータルで何かまとまった気付きを得るというよりは、フレーズ単位で響くものが多い印象です。
音楽家の方が、自身の作品や仕事の仕方について、客観的かつ論理的に語っている本というのは少ないと思うので、非常に貴重ですし、非常に示唆に富んだ内容になっています。
中でも刺さったのが以下。

「いいものをつくることと、できたものが人に評価されることは、表裏一体だが根本的に違う。ニーズに無関係であってはならないが、ニーズに迎合してもいけないと思う。」

もともとは前衛的な音楽を専門にしていた筆者が、現在では老若男女大衆に理解される音楽を継続的に生み出している。
そういう結果は、このようなアートとビジネスの微妙なバランスのもとに成り立っているのだと思う。
将来的に自分の個性だったり表現だったりを守りながら、プロとして継続的に一定の価値を発揮し続ける為に、自分もこのような考えを頭に刻んでおきたい。

そんな筆者が書いた本だけに、本書もニーズをある程度意識した作りになっている。
ニーズとはつまり新書としてのニーズ、具体的にはターゲットをビジネスマンとした為に、やや強引に仕事に置き換えて述べる箇所が非常に多い。
そういう箇所に関しては非常に一般論だけになってしまっている印象を受け、その点やや不満が残ります。
もっと存分に音楽について語ってくれれば、もっと面白い本になったはずなのになーと思います。
非常に論理的に音楽や映画について理解をされている方なので、余計にもったいなく感じます。
まさにニーズに迎合してしまってる感じがして、少し残念。
ターゲットが明確になっていて、自分がそれにドンピシャはまってる分、内容は非常に理解しやすいしサクサク読めるのも事実なので、難しいところですね。
良くいえば、非常にうまくマーケティングされた本ですね。


まあ、とりあえずジブリファンは買いです。
これは間違いない。

ゴールは偶然の産物ではない~FCバルセロナ流世界最強マネジメント~

 2010-02-16
ゴールは偶然の産物ではない~FCバルセロナ流世界最強マネジメント~ゴールは偶然の産物ではない~FCバルセロナ流世界最強マネジメント~
(2009/12/01)
フェラン・ソリアーノ

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こういうスポーツを無理やり自己啓発とかビジネスに結び付けようとする本って、だいたいが外野の良く分からないジャーナリストだかコンサルタントだかが聞きかじった情報ベースでこじつけるイメージがあります。
けど本書の場合は著者が03-08(ちょうどバルセロナがロナウジーニョと共に復活した時期ですね)にわたってFCバルセロナの副会長を務め、現在はスペインの航空会社の社長をしている(他に消費財やエンターテイメント分野でも経験があるそうです)方が書いた本です。
まさにFCバルセロナというチームが世界一へと上り詰める過程の内情を、経営者自身が振り返り分析した稀有な本です。
ヨーロッパサッカー好きなビジネスマンは必読。


(コミットメント×バランス)×才能という公式に基づいて勝つためのチーム作りを実践し、ビジネスとしては非常に不確実な要素が多いと思われているサッカーにおいても合理的に世界最強のチームを作り上げた。
この本を読めば、なぜロナウジーニョが放出されたのか、なぜ新監督がモウリーニョではなく実績が皆無だったグアルディオラだったのかも理解できる。
全ては偶然ではなく、細かい戦略に基づき合理的に判断されたものだったんです。

「スポーツは倫理や理屈ではない」
プレイヤーサイドからすればもっともな指摘かもしれません。
天皇杯とか見てると大学生がプロに勝ったりするわけで、もちろんそういった側面は否定できないですよね。
だけど経営陣からすれば、大学生相手に喫した1敗よりも、いかに継続的に勝ちを納めるか(収益を上げ続けるか)の方がよっぽど重要なわけです。
目先の1敗だけをとって、「サッカーは運だ」とはいえない。
なぜなら本書で紹介されているように、10年にわたる長期間の研究では、ほぼ1対1の相関関係で選手の給与とチームの成績が比例している
つまり、継続的に勝ち続ける、going concernしていく為には、良い選手と契約し勝ちマーケティング戦略によって海外からも資金を調達するサイクルを回し続けるしかない。
こうなってくるともはや、サッカーも他のビジネスと本質的には変わらない。
だからこそ、他業種から集められてきたビジネスマン達がサッカークラブを経営して、結果を残す事ができるんですよね。

このように目に見える論理だけを追うのではなく、その裏に流れている本質を如何に掴むがどんなビジネスにおいても重要だと説いています。

そう考えると、「化粧品は究極的には心に働き掛ける感性的属性の強いな商品だから、全てを論理で説明できない」という言い訳も通用しないわけです。
感性ないくせに情緒的なマーケティングをとか甘いこと言ってるからアカンねんなあ。
論理で説明できない部分をARTだと定義しているんやけど、論理を極めればARTというコントロールできない部分を最小化して理解できる。
そのうえで論理ではない部分に強い仲間と協働する。
感性で自分のプロダクトを感じられないなら、極限まで論理で考え続ける事が大きな貢献になるのかもしれない。
…なんてこの本を読んで考えたりしていました。


楽しく宗教を学べる3冊

 2010-02-16
完全教祖マニュアル (ちくま新書)完全教祖マニュアル (ちくま新書)
(2009/11)
架神 恭介辰巳 一世

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『完全教祖マニュアル』というタイトルからして、なかなかうさんくさい本ですね。
ただ内容は相当しっかりとしていて、宗教について何となく敷居高く感じている方には、入門書としてオススメできると思います。
相当難しい事を書いているにも関わらず、とりあえず語り口が軽く読みやすいですし。

個人的に宗教には、世界最大最強の組織及びブランドとして、非常に大きな興味を最近持ってます。
これほど非合理・無意識なものに対して、人はなぜ絶対的な信仰をもてるのか。
もはやロイヤルカスタマーとかいうマーケティング的な表現ではぬるいくらい、ブランドに依存した生活者像がそこにはあります。
同じ次元で語るのはもちろん難しいのかもしれませんが、まさにこの本はそこまで視点を下げて論じてくれています。

マーケティング的な視点で言いかえるなら…
1)生活者のニーズを見極め伝えるべきメッセージを作る。(既存の宗教がフォローしきれていないメッセージを)
2)ターゲットを定め、適切なメディアでコミュニケーションを図る。(弱ってる層を中心に訪問勧誘で現世利益を強調)
3)獲得した顧客をCRMで管理し、RFM分析によってマネタイズを最大化(それぞれの収入に応じてお布施を納めさせ、金額により取扱いを変える)

まさに宗教は戦略的なマーケティングによって形成されたシステムだとも解釈できるわけですね。

このように宗教というシステムがどれほど合理的に設計されているのかを「作る」という観点から考察する事で、非常に理解が容易な内容になっています。
組織論・リーダーシップ論とかに興味がある人も息抜きにいかがでしょうか?


そもそも、戦前の日本では天皇崇拝がある種宗教だったにもかかわらず、その部分が戦後GHQによるの教育改革で天皇崇拝の部分を否定されたことで、『宗教=胡散臭い・距離を取るべき』というような方程式がある種成立してしまっていると本書も指摘しています。
日本に居る限りは、別にそれでもいいんですが、海外で暮らしたり、外国から留学生や同僚と接していると、日本人うんぬんではなく、個人として宗教に対する意識の低さが往々にして問題になります。
特にイスラム圏だと、「無宗教=神の存在すら否定する」と解釈され、それだけで軽蔑の対象になりえるそうです。

家は浄土真宗だけど、幼稚園と留学中はカトリック、中高大はプロテスタントというなかなかバラエティに富んだ宗教的背景があるので、日本人の中では宗教に対する理解はそこそこある方だと思いますが、それでも最近その知識と理解の不足を感じています。
働きはじめてからそこのinputを増やすのは正直難しい気もするので、最近意識して宗教関係の本を読んでいます(正直テスト勉強も兼ねてましたが)。
フェミニズム(1月・2月の集中inputテーマ)と宗教は学問的に相性が良いみたいで、並行して本を読んでいると色々とリンクして示唆が得られてなかなか充実した読書ライフが送れています。

若干話が脱線しましたが、いきなり宗教に関する学術的な本を読むよりは、こういう本で興味を持つ事が大切かなと。
以下に興味を持つ為に絶対の自信を持ってオススメできる本を2冊。


聖☆おにいさん 1 (モーニングKC)聖☆おにいさん 1 (モーニングKC)
(2008/01/23)
中村 光

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マンガですけど。
イエスとブッタが現代日本で暮らしたら…という本。
近年のギャグ漫画では最高峰です。面白すぎるので外出時の持ち歩きは危険です。
日本の宗教的平和を象徴するような作品ですねえ。


えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経えてこでもわかる 笑い飯哲夫訳 般若心経
(2009/01/31)
笑い飯 哲夫

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ふざけきった表紙とは裏腹になかなか骨太な内容です。
真面目で難しいことをここまで面白く語るのはまさに神業。
某宗教の先生もオススメしていたという1冊です。

この3冊を読めば、誰でも宗教に興味を持てるかなーと思います。
3点セットで是非。


本田式サバイバル・キャリア術

 2010-01-15
本田式サバイバル・キャリア術本田式サバイバル・キャリア術
(2009/03/18)
本田 直之

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自分がブログを始めることになったキッカケの憧れの先輩からお借りした本。
この本に関しても、先輩が既にレビューしているので、基本的にはそちらを参考になさって下さい。


すごーくざっくっりと言うと、予測不可能な今後の社会においては、終身雇用・年功序列なんて期待できないから、企業に頼るんではなくて、自分で生き残っていく力(サバイバビリティ)をつけましょうという本です。
その為の基本的なマインドセットをいくつも紹介してくれています。

自分も会社に一生お世話になるつもりはない(転職するとか、独立するとかいうレベルの話ではなく)ので、やっぱり自分ひとりでもプロとして生き残っていけるようになりたいなーと思ってました。
そう思ってる人も周りにけっこう多いと思います。
そういう人にとっては、客観的に自分の考えを説得力を持って肯定してもらえるので、読んでいてスッキリします。
毎度毎度しつこいですが、読むだけでなく、どんだけ意識できるかやなー
まあ本って全部そうですよね。


本田さんの言葉ではないですが、本書で紹介されていて刺さった言葉を紹介。

どんなに慎重に自分のキャリアをデザインしようと思う人でも、何十年にも及ぶキャリアの全体をデザインしきれるわけではありません。ドリフトの要素も必要で、それに気がつかないと、過剰な計画や過剰な設計を目指して疲れてしまいます。考えすぎて元気よく歩めなくなるようなら、本末転倒です。
(神戸大学大学院経営学研究科金井教授 『働く人の為のキャリア・デザイン』)

ちなみにドリフトとは流されるという意味。
つまりデザインすべきは「キャリアの全体」ではなく、「キャリアの節目」だけだということで。
これは自分のキャリアの考え方を凄く合っているような気がして、きれいに腑に落ちた。
大切なのはやっぱり、オープンマインドでいること。
つまりは「迷ったら行け」の精神だろうなーと思う今日この頃です。


配属面談を控える時期ではありますが、だからこそこの手のキャリア理論でいうと大御所らしい、クランボルツの"Planned Happenstance Theory" も勉強して記事にしようと思います。

東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ

 2010-01-11
東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ (ちくま文庫)東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ (ちくま文庫)
(2004/11/11)
遥 洋子

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最近、ジェンダーとかフェミニズムとか、そういう単語になぜか敏感になってしまった自分に、まさにその分野を専門としている内定先の同期がオススメしてくれた本のうちのひとつです。

興味を持っているとは言っても、ジェンダーとかフェミニズムとか、言葉を自分なりに定義もできないレベルなので、まずは楽しく読めて、色々な議論を学べるものを求めていました。
そういう人にはオススメかと思います。
入門書以前に、興味を持つ為の1冊。
著者は関西では有名な女性タレントで、彼女が難解な学問の世界をおもろーおかしく、難しい議論をシンプルに見せてくれています。


フェミニズムっていうと、やみくもに男女平等を主張するある種集団ヒステリー的な側面ばかりが無知な自分には見えていたのですが、必ずしもそうではないようです。
女性は大昔から結婚っていうシステムだったり、更には母性とかいう言葉だったり、そこらじゅうに女性を旧来的かつ固定的で窮屈なポジションに押し込める装置に取り囲まれているように見えます。
そういう状況下におかれることに疑問を持ち、自らの役割を自らで定義できるように議論する学問なのかあと。
これって女性だけがやる学問ではなくて、一生の99%くらいを女性のことばかり考えて過ごす男性としても、同等くらいには考えて、その辺の価値観を認めあえる存在でいれれば素敵かなあと思います。
その為には、色んな議論をしっかり吸収したい。

知の真空地帯にオリジナリティは生まれない。
この本の大きなメッセージのひとつ。
だとしたら、この分野は自分が真空分野のまま放置してはいけない分野。

なんせという概念もなかなか女性を苦しめる大きな要因ですしね。
美を一部の人間が定義し、それに向けて絶えず一生努力することを強いる。
きっとそういう側面はある。
だから、新卒でその業界に関わるからには、自分の商品や施策、更にはキャッチコピーのひとつひとつが、女性を逆に脅迫概念で縛ることもあると、それだけは認識しておきたい。

今後とも追及していきたい分野ではあります。

小さな会社のブランド戦略

 2010-01-07
小さな会社のブランド戦略小さな会社のブランド戦略
(2008/12/10)
村尾 隆介

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twitterで2010年卒で同世代の方がオススメしていた本。
その方はリアルには何の面識もないのですが、日ごろのつぶやきを通して、こうした良い本や情報との出会いが思いがけず訪れるのもtwitterの醍醐味ですねえ。
買って良かった。

twitterの話はこれくらいにして、内容に。


小さな会社ほどブランドを目指すべき。
パーソナルブランディングの重要性。

以上、大きく2つのトピックについて理由と方法論を、実際の中小企業やベンチャーの例を引いて活き活きと書き綴っています。
読後感がこちらも名著である『パーソナルブランディング 最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す』に非常に似通っている。
ぶっちゃけ大筋で同じ内容と言って差し支えないと思います。
しかし、本書の方がシンプルにまとまっていて、分量も少ないので、どちらかと言われればまずはこちらをオススメします。

そういう風に思うのは、『パーソナルブランディング』を読んでから2年経ち、その間にベンチャーでの長期インターンをがっつり2社経験して、実際に組織におけるブランディングの実際を少しですが垣間見たから。
そして就職活動において、いかに自分をブランディングしてアピールするかに向き合ったから。
この2つの経験が、本書の理解をより促進してくれたのかもしれません。


前述したように、組織と個人のブランディングの必要性と方法論を平易に論ずる良著ですが、読んでメモって終わりだとぶっちゃけ何の意味もないようにも思います。
なんかどの本もレビュー書く度に、同じ事言ってる気がしますが。

例えばプライシング(価格設定)について。
この本が言うように、価格競争に入り込むと結局そこだけが差別化のポイントになり、長期的に見てブランドを破壊に追い込んでしまうから、「価格を下げるのではなく、価値を上げる」ことがブランドを育て、ひいては業績につながる。
…そんな事は皆分かってる。
誰も一生懸命企画して、作ってもらった商品を安売りなんかしたくないし、福袋にもしたくない。
だけど、企業はブランドである前に結局は企業なわけで。
ブランドを守って、企業がつぶれたら元も子もない。
安売りによって得られるキャッシュが明日も自分らを食わしてくれるんです。
だから経営者としては、悔しくても歯を食いしばってでも価格を下げる意思決定をせざるを得ない局面は訪れる。
特に不況の今の時代、それが現実な気がします。

この本はある種、理想論でそれを実際のビジネスの場でどこまで実践できるのか。
教科書的に正しい事を覚え口にするのと、日々刻々と変化する状況の中で実践するのは、全く別次元の行為です。


でもだからこそ、こういう正しい事を平易に言う本には価値があるんだと思うんです。
日々の業務の中で、つい忘れがちになる事を意識する為に。
理想論だけど、理想に向かわないと夢も希望もないから。
俺は理想を追いたいと思う。
だってその方が楽しいから。

理想と現実のバランスをとる毎日の仕事の中で、理想側に少し強い引力をくれる本です。

裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記

 2010-01-06
裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)
(2007/09/22)
山口 絵理子

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自分の現時点で2軸。
ブランド
途上国

この2軸でビジネス展開をしていて、しかも目的は違えどバングラディッシュとか不思議な縁を勝手に感じる山口絵理子さん及びマザーハウスの奮闘記。

設立にあたっての目標として「途上国から世界に通用するブランドをつくる」とあり、事業内容に「発展途上国におけるアパレル製品及び雑貨の企画・生産・品質指導、同商品の先進国における販売」とあるマザーハウス。
あまりに自分が将来関わりたいと思うビジネスの在り方に似ている為、考えが引っ張られることを恐れてあえてこれまで意図的に接触を避けてきたこの本。
自分でこのテーマについてある程度考え、将来へのファーストステップが決まった2009年の〆の1冊にと、個人的には満を持してという感じで手に取りました。


自分、ほんましょっぼいなーーと思います。
知ってたけど再確認。
俺が頭でっかちに理屈をコネコネしてるのと同じ時期に山口さんはもうバングラディッシュで鞄を作り始めていた。
まさに考えながら走ってる、オシムイズムの体現者です。
戦略がどうとかマーケティングがどうとか、そういう話は一切出てきません。
自分の使命としたい事に素直に、しかし圧倒的な執着心を持って向き合う。
言うは易し、行うは難し。
こんな事を書きながら、結局は明日もレポートの為に1日中机で空論をこねまわす自分が嫌です。

この本を読んで、感動したで終わったら何の価値も学びもない。
自分の行動を変革しないと。
色々と頭にあるものを動き出して形にしてみようと思う。
っていうかする。
有言実行。
じゃないと変わらない。


良い刺激をもらったし、この気持ちを持ち続けれるように初任給でマザーハウスの商品を何か買おうと思う。
うん、楽しみ。
とりあえず続編も購入しました。
レポート終わったら読もう。
それも楽しみ。

3Dの時代?-「AVATAR」-

 2010-01-03
ava

巷で超話題のAvatarを3Dで見てきました。

構想14年、制作4年、制作費3億ドルという近年稀にみる超大作のようです。
それでも公開1カ月足らずで既に黒字化の見通しとの噂も…凄い。

内容やその解釈に関しては、親愛なるbefmapがおもろーな記事を書いてくれてるので、そちらを参照して頂ければと思います。


ここでは主に3Dコンテンツに関して、少し考えてみようかと。
映画業界に対する知識もなんもない学生の戯言ですが、興味があれば是非。

ちなみに基本的なソースは日経トレンディの『映像の3D化は映画もテレビも!!』です。

3Dデビューが本作品になったわけですが、実は09年度に10本、今年は15本の公開が予定されているそうです。
今後3年間に公開予定で、制作中の作品はアニメと実写を合わせて40本以上。
映画界にとって、3Dは超期待の新技術ってことなんでしょうねー
以下、1次使用と2次使用にわけてメリットを考えてみる。

1次使用
3D作品は、入場料に一律300円プラスが基本的な料金体系。
従来の作品が一般が1800円、学生が1500円ということを考えると、おそらく客単価平均は1700円前後やろうと。
そこに300円プラスされれば、単価が2000円となるので、動員が変わらないのであれば単純に20%弱の増収となります。
単価が20%上がるというのは、なかなかのインパクトがあります。
もちろん、制作費も高くつくでしょうが、それは長期的に見て下がるだろうし。

2次使用
加えて、DVDなどの2次使用を考えた場合、更に大きな市場を掘り起こすキッカケにもなりえる。
アクトビラ以来、コンテンツ産業の中でも映画業界と家電業界が一丸となり、コンテンツの2次使用による収益確保を図っています。
単純に3Dを再生できるテレビだったり、プレイヤーだったり、メガネだったり。
3D再生機器(及び周辺機器)という新しい市場創出。
更にインターネットでコンテンツがどんどん流出する流れに対して、3Dを再生できる機器のラインアップを絞り込む事でフリーライダーに対抗し、収益を増加させる有効な策にもなりえるはずです。

以上のような意味で、3Dという新しいコンテンツのジャンルを切り開き、その魅力をマスに対して強烈に印象付けた本作品の意義は大きい。


かなあと漠然と思ったりしますが。
ぶっちゃけ3Dで見たいと思う作品が今後どれくらいあるか、甚だ疑問です。
確かに本作品の映像は衝撃的で、エンターテイメントとして相当素晴らしかった。

だけどこの作品は、ジェームス・キャメロン監督が3Dを含む映像技術の進化を10年以上待ち、というか待ち切れず自分で技術開発にも関わっちゃったほど妥協を許さず作成された作品。
いわば、ストーリーは二の次で、映像を3Dを楽しんでもらう作品だったと思う。
今後、アバターに続く3Dの大作がどこまで3Dを活かせるのか。
けっこう難しい気がする。
映画って気楽に見て楽しみたいものですが、3D映像は相当な疲労を感じるし、若干色彩を犠牲にしてる感も感じます。
今後、3D作品を追加料金を払ってまで3Dで見るにあたっては、相当強い動機を必要とするなあと個人的には思うわけです。

そう考えると映画会社的には、3Dに意味を持たせるべく、激しいSFやアニメ、アクションものを増やすんでしょうが、それによって作品の質(物語とか)が落ちていくことも長期的には懸念されないですかね。
そう考えると、なかなか運用が難しいように思います。


3Dもいいけど、2Dも絶対に無くならないなと確信した、とある年始のレイトショーでした。

戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ

 2009-12-27
戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)
(2002/09)
三枝 匡

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後輩の机の上に無造作に置いてあったので無理やり借りた(≒奪った)本です。
知り合いが何人かレビュー書いてたのかなんなのか、とにかく表紙に見覚えがあったので。


とりあえず読みやすい。
ケースというか、むしろ小説なんですけど、著者が実際に経験した案件がベースなので臨場感が違います。
コンサルタントと言われる人が(作中ではコンサルタントとしては表現されていませんが外部からやってきて事業再生を担うという意味では同じ?)、実際どういう役割を担い、どのような思考に基づいて、どんなフレームワークを使い、事業を再生へと導いていくのかを楽しみながらイメージする事ができます。
この本においてはコンサルタントのなかでもいわゆる戦略コンサルタント、企業経営に関してファイナンスからマーケティングやセールスまで広く精通しながら事業再生を達成するプロフェッショナルのお話。
単純にかっこいい。

有名な本だと思うので、コンサル志望者や関係者にオススメするには今更感は丸出しですが、それに限らずメーカーとかそれぞれの事業会社に関わる方々も読んで損はしないと思います。
事業会社の中で働いていても、業界全体のライフサイクルを冷静に見つめ、自社のポジショニングを適宜把握し、自分が抱える経営資源をしっかりポートフォリオとして管理できること。
そういういわゆるコンサル的な戦略思考は、全ての企業人に必要な視点だと思います。

必要というか、別に考えなくてまったり過ごしたい人はしなくていいんですけど、そういう人って後40年定年まで逃げ切るつもりでしょうけど、絶対逃げ切れないと思うんですよねーこれからの日本では。
所詮ヘッドカウントとしか考えられないような職はプロフェッショナルとは言えないし、そういうタイプの雇用はどう考えても国外に流出するから…。
まあ、話がずれるのでそれはまた別の機会に書きますが。


とにかく、そういう戦略思考に関しては、今まで自分が読んできた本に比べると、この本が一番平易に理解できると思います。
それぞれのフレームワークをきっと突き詰めるとそれぞれで何冊にもなるような深いものらしいですが、重要なのは小手先の知識やテクニックではなく、そのフレームワークの目的だったり考え方自体だと思います。
だから当面はこの本を読んで紹介されているフレームワークや考え方とかを使って、自分の会社でもバイト先でも志望企業でもいいから一度考えてみると良いと思います。

そういう意味で万人にオススメできる1冊です。

時差ぼけで早起きしたので、旅行中に読んだ本の一部をレビュー。

 2009-12-18
幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))
(2007/03)
東野 圭吾

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帰りの飛行機で読む本がなくなって、パリのジュンク堂で価格(額面の倍くらいの値段に設定されてたので)とボリュームを重視した結果、行き着いた本。
一応、綾瀬はるか様主演でドラマ化された百夜行の続編ということのようです。

百夜行もそうだったけど、臨むべき結果を手に入れる為に、利用できるものは何でも利用するという主人公の姿勢。
小説ということで、狂気的なまでに冷酷な行いであるかのように描かれていますが、結局は現実の世界もそれほど乖離してないし、皆多かれ少なかれ、他人の犠牲をよしとしながら「利用」して「利用」されて社会って成り立ってるような気がします。
そして結局は、その辺りの利己的な現実をどこまで受け入れて冷静に「利用する」決断を下せるかが、大きなものを手に入れる為には必要なことのようです。

もちろん人によっては「利用する」が、「信頼」だったり「愛」だったり、そんなキレイな言葉で覆われていても本質的には変わらない。
そういう意味では、主人公の事をそれほど狂気的な人間だとは思わないです。
極限までに自分の欲求に素直で、無駄がないから人間味を感じないだけで。
きっと自分たちとそんなに変わらない。

けっこうキレイごと大好きな自分が言うにもなんですが、世の中、そんなキレイごとだけじゃわたっていけないんだと思います。


成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集 (角川文庫)成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集 (角川文庫)
(2004/04)
矢沢 永吉

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キレイごとだけじゃ、高みには登れない。
そんな事を分かりやすくストレートに伝えてくれているのが、我らが永ちゃんの著書である「成りあがり」。
いやーこれは名著です。
ロックです。
永ちゃんがカーネギーの「人を動かす」を愛読書にしていたなんて知らなかった。
どんな世界にいようと、求める自分が高みに存在するなら、常に戦略的に人生をデザインしていかないといけないんですね。
そんなのロックじゃねーじゃんとか何とか言ってしまうと元も子もなくて、ロックな存在として影響力を持つ為には為には戦略が必要だったんですよね、きっと。
容赦なく他者を利用し捨ててきた永ちゃんがそれでも多くの人に慕われてるのは、やっぱり巻き込んでいく力が半端じゃなかったから。
それがあるから「利用」された相手からしても、「利用された」ではなく「あいつの夢にのっかった!」になるんでしょう。
THEカリスマ。
どうせ利己的に生きるのなら、そんな自分を理解したうえで、「利用」する人にも満足が残るような、安い言い方するとwin-winな利用をしたいものです。

幻夜とちがって、こっちはリアルですからね。
説得力というか、迫ってくるものの質が違います。


一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)
(2009/07/18)
ジョージ・オーウェル

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小説といえば、もう1冊。
同期がすすめてくれた1984を読んでみました。
もう圧倒的な喪失感…。
作中で『二重思考』と表現されるものは、普通の生活の中にあるキレイごとだったりとかを見事にえぐりだしています。
この小説はもちろん面白いんですが、それ以上に考えさせられることが多いような気がします。
読んだ後に今までの自分とは違った視点で、真剣に自分や社会について思いめぐらせる事が出来る本は意外と少ない気がするのでオススメ。

小説として東野さんの作品との決定的な違いは、解釈の幅の広さではないでしょうか。
東野さんの作品は百夜行しかり、他の作品しかり、けっこう映画化されても裏切らないものが多い。
けっこう頭で情景をイメージしやすいように、細かく細かく登場人物の心情を描いているものが多いように思います。
もちろんそこのリアリティが魅力なんだろうけど、個人的にはイメージが狭められるので好ましくなかったり。

やっぱり俺は、個人に解釈の余地が残される小説を頭の中で情景を描きながら読むのが好きだなー



と、レビューだかなんだか分からないまとまりのない文章になりました。
後数冊読んだのですが、それはまた別の機会に。

『The 4th kind』で試写会デビュー。

 2009-11-28


試写会に行ってきました。
無料で映画見れるなんて、そんなうまい話はないやろうと、アンケート書く気満々だったのですが、そういうの無いんですね。
誰に頼まれたわけでもないのに、せめてレビューでも書いておきます。

まあ、試写会レビューなんでネタバレはしないように細心の注意を払っていますが、念の為追記にしておきます。
興味のある方だけ続きをどうぞ。


『The 4th kind』で試写会デビュー。 の続きを読む

コスメティック

 2009-11-19
コスメティック (小学館文庫)コスメティック (小学館文庫)
(2002/10)
林 真理子

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同期から薦めてもらった本を新幹線内で読了。
外資系化粧品会社に転職し、PR担当者となる30代女性を主人公とした小説。

化粧品会社のPR担当の内幕を驚くほどリアルに描いているとの評価を得ているそうですが…。
本当にこんな世界なんですかねーいやー楽しそうやけど怖い。
作中では、主人公が雑誌の1ページを得るために、出版社の人をあの手この手で接待していきます。
心身ともに頭が高い自分には、なかなか向いていない職業のように思います。
もしプレスに配属になったら、自分を日本最高(身長的に)のプレスという方向性でブランディングして、頭下げなくても良いキャラ設定でいこうと思います。
甘いか。

単純に良いものを作っていれば売れるという世界でもないようです。
まあ、小説なのでどこまで信じるかは微妙なとこですが。


プレスと出版社の関係。
外資系化粧品業界の内幕。
働く30代女性。

個人的に興味のあるエッセンスが盛りだくさんで、とにかく楽しく読めたので満足満足。

外資系トップの仕事力II―経営プロフェッショナルはいかに自分を高めたか

 2009-11-14
外資系トップの仕事力II―経営プロフェッショナルはいかに自分を高めたか外資系トップの仕事力II―経営プロフェッショナルはいかに自分を高めたか
(2008/10/03)
ISSコンサルティング

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内定先から内定をもらったその日。
一緒に新幹線で帰京(もちろん京都に帰るという意味で)したbefmap(twirtterではtawaだけど、どっちで呼ばれたい?w)に貸した本。
半年以上たって、やっと彼がレビューを書きました。
半年かけただけあって、内容が秀逸なので、太字で紹介しておきます。

外資系の人々-「外資系トップの仕事力2」-

必読です。
本はもちろんですが、彼のブログも。
レビューは彼のブログに任せておきます。


けど、この本は本当に読んでほしい。
別に外資系を志望したり、実際に進む人だけでなく。
(そもそも外資系トップとはいえ、キャリアの大半を国内企業で過ごした人も多いし、「現時点」でたまたま外資系にいるだけなので、そこは広く皆の参考になる話だと思います。)

就職活動してたりすると、目先の面接とかで視野が狭くなるけど、本当に目指し比較する対象はこのレベルの人たちだと思う。
実力が全て(と少なくとも言われている)外資系企業においてTOPを極めた人。
そういう人たちが何を考えてキャリアを歩んできたかは、外資系だろうが国内企業だろうが公務員だろうが研究者であろうが、すべてのベンチマークしておくべきものだと思います。

まあ詳しくはtawa(どっちでもいいのか?)のブログで。


全然関係ないけど、tawaがブログで挙げていた人たち(maonisとか、まっさんとか、takathyとか)といると、本当に刺激的です。
今後もCMフェスタとサロンコレクション等、一緒にいれる時間が多いので楽しみやー

いつか彼らと何かやらかしてやる日が楽しみで仕方ないです。

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プロフィール

KK

Author:KK
自称「日本最高」のマーケター(身長的に)。
2010年より外資系メーカーに勤務しております。
将来の夢はリアム(写真)になって、そしてカリブに海の家!!

日々の生活、マーケティング、広告、音楽、海外ニュース、とにかくアンテナにひっかったもんに対してつっこんでいこうと思います。

※あくまで個人のネタ帳であり、所属企業・団体等とは関係ありません。



こちらにはアイディアの種を撒き散らしてます。

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