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あなたでも持てる(モテる) ‐「三井住友VISAプライムゴールドカード」‐

 2011-01-14
久々に自分がど真ん中ターゲットのCMが刺さったのでご紹介。



1)あなたでも持てる
実はこのCMは、ゴールドカードと普通のカードの間という、なんとも中途半端にポジショニングするプライムゴールドカードのCMなのです。
(20代限定で、年会費はゴールドの半額、多分審査もゆるいはず)

prime
ゴールドカードより断然アクセシブルなのに、パッと見、ゴールドカードよりゴールドに見えるという何ものにも代えがたいベネフィットを搭載しております。
ゴールドカードより安くゴールドカードのステータスを得れるという分かりやすいコンセプト。


2)あなたでもモテル
CMもキレイにまとめてますが、実はキーメッセージは『ゴールドカードはモテる!』です(多分ね)。
夢も希望もないこの現実社会2011で、こんなカワイイ彼女がうるんだ瞳で褒めくれるミラクルがあるとすれば、それは仕事頑張ってる俺!ではなく、あくまでも若いのにゴールドカードを持ってる俺なんでしょう、きっと。
現実怖いよーでも分かっててもこんなん言われたら奢ってまうやろー惚れてまうやろー
たまに大学時代の後輩と会えば、東京弁キモイw、おもんなくなりましたねww、社畜乙www、的なコメントばかりを頂く自分には本当に深く深ーく刺さりました。


【まとめ】
ゴールドカードよりゴールドに見えるのに手が届くカードがある×ゴールドカードはモテる=俺でも持てる(モテる)
素晴らしいCMと商品が織りなす美しい以上の数式により「そっかー俺も年下のこんなかわいい娘に、こんな風に尊敬されちゃうのかーうへへ。」っていうノリでプライムゴールドカードへの興味をふつふつと湧きあがらせる施策なのではないかと。
(予断ですが、レストランの入口でゴールドカードを預けて、会計はサインだけで一瞬ですますってのをやりたい)

素晴らしいコンセプトの商品と、そのCMに敬意を表してリンクを張っておきましょう、アフィリエイトじゃないですよ。
(良く良く考えると、結局ちらっと見ただけではゴールドカードと混同してしまうCMなので、広告としての効果は微妙な気はしますが…まあ目的次第やからええけど、どーせお金持ちな会社やしね。)

http://www.smbc-card.com/nyukai/card/prime_goldcard.jsp


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Best global brands 2010

 2010-09-19
inter2010

毎年、世界中のブランド価値をランキングする恒例の企画。
2010年度版も発表になっていた。

結果は上記の通り、コカコーラがまた1位です。
富士山の頂上だろうが、バングラディッシュの農村であろうがきっちり配架しているような会社、普通に考えたら成長が鈍化してきても良いように思いますが。
本当に最強ブランドですね、ごちゃごちゃ分析するんじゃなくきっとNo Reasonなんでしょうね。

ところで日本のブランドはなかなかの苦戦を強いられています。
トヨタの-16%は全体で2位の下げ幅やし、任天堂もSONYもダウンです。
キャノンが10%上げてますが、これはなぜなんだろうか。

BC

上昇率でソートするとこんな感じ。
昨年の同じ時期に書いた記事を見ると、Googleは昨年1位の上昇率で今年も2位っていうんだから凄い。
全体的な傾向としては、インターネットサービス系が引き続き堅調で、ファイナンシャル系も持ち直してきてるのが2010年の大きな流れなんかな。


来年はどうなるんだろうか。

ドル安、EURO安なので、そこそこ単価の高いブランド郡の人気が高まっているそうですし(LVの本店とか売れ過ぎで営業時間短縮してるそうじゃないっすか)、ラグジュアリー系のブランドの価値が持ち直すんじゃないかなーと期待しております。今年度もっとも価値を落とした。ハーレーとかも。

そういえば昨年はZARA、H&M、IKEA辺りがめっちゃ目立っていました。
とりあえず価格競争がメインのコモディティ路線には世界的には一段落って感じになってくれればありがたいことこの上ないですねえ。
自分は全身ZARAとユニクロですが。

昨年までと決定的に違うのは、ここにリストされてるブランドの為に、本当に0.00000001%くらいでも貢献できるポジションにいるということ。当事者として、ブランドを強くしていくってほんまに刺激的やなあと思います。


ショッピッ!が色んな意味でヤバイ件

 2010-06-10


ショッピッ!っていうアプリがやばい。
消費者目線で言えば、若者的ニュアンスでやばい。
メーカー目線で言えば、素直にやばい。

かんたんに安値でお買いもの
手にした商品のバーコードを「ピッ!」と一瞬で読み取って、その場で最安値で買うことができるアプリです。

最安値で買うまでの、かんたん3ステップ!
1)アプリを起動し、商品のバーコードに、iPhoneのカメラをかざす
2)その商品をいちばんおトクに購入できる店舗が見つかる
3)店舗を選んでその場で注文する


っていう事なんですが、とりあえず動画を見てもらえれば、その凄さは分かると思う。
読み取りにほとんどミスが無いくらい、凄い精度です。

mintshop

月40個弱という超ペースで消費しているミンティア様を読みこませたところ、84円という事でだいたい15~20%OFFで購入できます。
これくらいの単価の商品だとまとめ買いしないと送料分損しますが、まとめ買いもしっかり表示されてるし。
本当に便利な世の中になりました。
これはやばいです。


…。
とまあ、ここまでは消費者的に無邪気に喜んでみました。
こっからはメーカーの端くれとして。

今までも価格.comみたいにWEBから最安値を提示するサービスもありましたが、あれはそこそこ大きな買い物をする時(パソコンとかテレビとか)に使う人が多かったはずです。
今回のは日用品全般に応用が可能になってくる為、インパクトの大きさは価格.comの比にならないと思います。

弊社のあるブランドの商品をスキャンしたところ、こちらが店頭に出している価格よりも20%ほど安い価格が表示されました。
現在はこれくらいの下げ幅で済んでますが、先日公開されたAmazonの公式アプリのように、中古(というていで新品だったりします。)のものともリンクしだすと、その値崩れは半端じゃなくなる気がします。
これ、やばい1。
(某オークションサイト等では裏ルートから回った新品同然の商品が5割引くらいで販売されてたりするそうです。)

また似たような危惧としては、これがグローバル展開した場合。
現在ですら、某バラエティショップとかで海外から同じブランドの商品を輸入し、安く売られたりすると、それは日本法人から見たらただの競合製品でしかないわけです。
(ちょっと話ずれるけど最近良く見るダウニーとか、PGさんから見ればド競合でしかないと思う。)
んでこのアプリのようなサービスが広まれば、こういう状況が、ラグジュアリー系のみならずマスの商品にまで広がり、マスにおけるプライシングの概念自体が大きく揺らいできます。
新興国価格の設定にすれば先進国で買い叩かれ、グローバルで一律管理すると新興国市場の立ち上がりが遅れるというジレンマ。
これはグローバルカンパニーにとっては由々しき問題な気がする。
これ、やばい2。

どちらにしても、こういうアプリが普及して、生活者が本格的に利用し始めると、一気に日用品のEC市場も拡大する事が考えられます。
実店舗とEC店舗の距離感が変わります。
店頭は現物を見に行くだけで、注文は携帯から一番安い店に。
そんな購買パターンが本格的に広がってくるんだと思う。
世界的に大きなうねりは生まれるだろうけど、独特の流通形態を持ち、流通経費が異様に高いとされる日本へのインパクトは…ねえ。
既存小売は壊滅的な影響を受けるだろうし、小売と卸問屋と深い関係性の上で商売を行う日本の各メーカーへの影響も非常に大きくなってくる。

そうなったときに、安く提供できる業者のサイトではなく、自社サイトにいかに誘導できるかが、今後勝負の分かれ目になる。
自社サイトで買う理由としては、信頼だったりアフターサービスだったり色々言えるけど、一定価格以下の商品群に関しては難しい。
付加価値うんぬんかんぬん言えるほど、余裕のあるプライシングにはそもそもなってないはずなので。
これ、やばい3。


目下、現実的な対策としては、定価販売を義務付けて、厳しくチャネルを絞っていくしかないんでしょうか。
(弊社のあるブランドのシャンプーをスキャンしたところ、定価のみ10件ほど表示されたので安心しました。)
EC直販の流れが強まると卸や小売が困るのは目に見えているので、そのプレッシャーをうまく使って統制するとか?
最近APPLEが一部通販に行った販売規制も、そういった流れを先読みした先手だとしたら、まあなんとなく理解できないこともない。


実店舗とECの距離感、棲み分け。
悩ましい。
だけど、近い将来、色んな会社の経営の根幹を揺るがす大問題になる。
実店舗とECの特性をうまく発揮して相乗効果が生まれるような販売戦略が必要。
そういうのを考えていくのが、今後数年の課題かなあ、とふと思ふ。

やばいなあ、楽しそうだなあ。

安易なパクリへのAKBの逆襲

 2010-06-03
なんか不自然にアクセス数が増えていたから、また炎上かと思い解析したら、ちょっと前に書いた記事が忘れかけた頃に微妙にRTされていただけだった。
http://tweetbuzz.jp/entry/29467643/kkkosuke.blog122.fc2.com/blog-entry-1226.html

コメントを見てると、あーやっぱ皆思ってたんやねっていう。
そーいえば、女性×とりあえずいっぱい=話題になるのパイオニアであるAKBが、前回の記事で紹介したCM達(これとかこれとか)と同じような路線で見事なカウンターパンチを仕掛けてくれましたね。



女性×いっぱい×水着×海=超話題になる
単純な方程式です。
そんだけ男が単純ってのもあります。
AKBが凄いのは、そのベタな事を愚直にやり続けるところ。
けしからんなあ。
王者の貫録です。


本当にこの女性をとりあえずいっぱい使っとけ戦略は流行っていて。



天下のマーケティングカンパニーも乗っかっていましたし。
そんな感じですね。
住みよい日本になりました。

方程式的には話題になって然るべきですが、それほどでもなかったのは、きっとさすがに受け手のハードルも高くなっているって事のようです。
ブランド名と場所が凄くベタにかかってるとことか、そういう関西ノリが個人的には超好きですが。
マーケティングはロジックだけじゃないんですね。
もう女性を水着にしていっぱい並べるだけじゃ効かないようです。

次に来るのは何か?

逆に男でやったら、おもろーな気がします。
ウォーターボーイズから結構時間は開いてますし、今なら新鮮かも。
クライアントによって色々おもろい設定が考えられます。


まあ、広告会社でもないのに他社の話に口出すなって話ですね、はい。
しかも明日は副社長とブラマネへのプレゼン。
AKB聞きながら最後の詰めを頑張ります。

安易なAKB48的な発想が業界で流行してるようです。

 2010-05-23


先週とある会合で某広告会社に勤める友人がドヤ顔で見せてくれたCM。
これはTV用なんやけど、WEB ver.にはAKBのメンバー1人1人が「一緒に飲もう」と薦めてくれるCMがあります。

以下、業界(まあ身内ですが)騒然の河西智美ver.。


…。
なんか色々とギリギリな感じはありますね、まあWEBだから良いのではないでしょうか。

それにしても最近は、単価が安そうな駆け出しレベルのモデルさんだったりをとりあえず集めて、話題性だけ狙いましたみたいなCMが多い。
うむ、けしからん。



『旅割REVIEW』 旅ガールが魅せるニッポンの旅
いやーけしからん。
全国47都道府県それぞれの「旅ガール」って、おい。
コンセプト自体も、まあまあ色々と言いたい事はあるんですが、むしろ問題なのが公序良俗上の問題です。
このCMが山の手線の車内ヴィジョンで早朝からガンガン流れるんですよねー。超満員の車内でこれが流れると、凝視して良いものなのか毎日、困惑している自分がいます。
ただ事実として、毎朝楽しみに凝視している自分がいますが。

でも、どっかで見た事あるなーと思い、クリエイティブがそもそも丸かぶりなのがこちら。



そして、都道府県ネタでいうと、全く同じコンセプトのCMを打ち出しているのがご存じこちら。



全国47都道府県のミンティアガール。
けしからん。
良い。

このCMのキャスティングを決める会議って楽しそうだなー女の子の写真をいっぱい並べて「じゃあ、この子とこの子tと…いくら?」って感じで、ねえそれどこの店的な話し合いが会議室で繰り広げられるのでしょうか。
うーん。

実際、こういう女性の広告への使い方が流行ってるって事は、結果に繋がってるってことなんでしょうねー。
まあ、中途半端に単価の高いタレントを使うよりは、まあ単純に目立つし、費用対効果もよさそうやけども。
とりあえず美人がたくさん集まれば、それでコンテンツとしても成立するので、WEBでの展開も楽だし。

美人時計的発想なんやなーと思ったら、やっぱりやってました。

biijnn

AKB×カゴメ×美人時計
誠にけしからん。

こういう発想があるなら、個人的には更に素人感を満載にした、女性会社員を100人くらい広告に起用する企業があっても良いと思います。
ねえそれなんてSoft On Dema…(以下自主規制
いや、真剣に。
美人受付嬢時計、美人人事時計、美人広報時計とか。
就職活動中に企業の代表として起用される各社のエースを是非使いましょう。
社名とか業種が出せなきゃ妄想が広がらず価値が半減するので、提案先が難しい。
リクナビとかなら違和感なくはまるか?

まあ、広告に進んだ友人の誰かが、早く実現してくれることを切に願っています。

ふろ水ワンダー

 2010-04-12

【ふろ水ワンダー】
清浄成分配合。入浴後に錠剤を一錠入れるだけで浴槽内の清潔をキープし、沸かし直し時に気になるヌメリとニオイを防ぎます。ご家族の入浴に気持ちよくお使いいただけます。残り湯を沸かしなおしすることで、節水、節約にもつながります。次の日のお洗たくにも気持ちよく使えます。


CMを見てから密かに気になっていた商品。
お風呂の水を手間をかけて洗濯に使ったりってのもなかなかハードル高い。
キレイになる為に入るのに、何回も同じお湯に入るのもなんか違う気がする。
でも花王さん的には、「自然と調和する こころ豊かな毎日をめざして」るわけですから、環境にも人にも優しくないといけない。
そんな難しいお風呂ジレンマへの素直な回答がこの商品。

お風呂の水ってもったいないよなーと皆が思っていた所に、無駄なひねりが一切無いどストライクな商品と、広告表現だと思います。
強いて言うなら、節約効果をもっと分かりやすく(実際いくら金額ベースで節約できるんだよって所)説明できれば言う事ないですが。

商品のコンセプトが、会社のメッセージをここまで素直に体現できている商品も珍しい。
本当に素晴らしいと思います。
こういう仕事がしたいと思うし、こういう商品が売れれば日本も捨てたもんじゃないなーと思います。
とりあえず自分は買って試してみます。

お値段以上、…だけじゃつまらない。

 2010-04-11
heya2

愛するニトリに発注したベッド及び寝具類が、昨日やっと新居に搬入されました。
これで一応部屋は完成。
机、椅子、棚、ベッド、ラックと、家電類以外はだいたいニトリ様のお世話になっております。
ニトリに就職し、縁も所縁もない新潟に左遷されたサークル某同期には頭が上がりません。

あんまりインテリアとかにこだわるセンスも知識も、そして何よりがない自分には、家具インテリア類のほぼ全てがニトリで事足りるかなーと思ってしまっています。
考えてみれば家具って、入学、入社、結婚などライフイベントの節目節目という何かと物入りな時期に購入タイミングがあるので、購入に際して重視するポイントが値段、この1点にフォーカスされている人が多いのではないかなあと思う訳です。
だからこそ、数ある商材の中でも家具を安く提供できるニトリの成長っぷりは際立っているのではないかと。


でもこの価格優位に基づく、1人勝ちっぷりに慎重論もあるようです。
例えば以下のような視点。

経済産業省の「商業販売統計」を見ると、大型小売店販売における「家具」の総市場は2006年以降減少を続けており、2006年と比べると現在は7割程度の規模しかありません。
その背景には家具の買い替えサイクルが長期化したことに加え、ニトリやイケアなどの安売り家具の影響が見えます。

引用元)ニトリの好業績に複雑な気持ちになる/外資系 戦略コンサルタントの着眼点

市場が3年そこそこで30%減というのは、なかなか由々しき事態です。
広告業界でいうと、電通とADKの取り扱いが一気に消滅したくらいのシェアですかね?(参考:http://www.dentsu.co.jp/ir/kojin/dentsu2.html
そんな変化が3年とかで起きたら、もう業界騒然の地殻変動ですよ、ほんまに。
その間ニトリが11期連続で増益を果たしているので、他の家具メーカーが相当困窮しているのは、想像に難くありません。

弱肉強食なので、ニトリを責めるつもりは一切ありませんが、ここまで業界に対して影響力を持てるようになったのだから、そろそろ安売り以外の次の一手も期待したいなあと思うわけです。
海外のデザイナーとコラボしたシンプルなプレミアムラインだったり、高機能な家具を提案したり。安易だけど。
実際にニトリの店内をうろつくと分かるのですが、メインの価格帯からやや割高な高機能商品も存在しています。
ただそれでもニトリの客単価が下がっているという事は、あんまりそこのラインは伸びてないっぽい。
「ニトリでそんだけ金出すならなら余所で買います。」みたいな人は多いんだと思う。
まだまだデザインや機能的には「安かろう、悪かろう」なブランドイメージは多分ある。
まずロゴ、そして広告がスーパーの安売りっぽくてイマイチなので。

ニトリがニトリである限り、そのイメージを根本から覆すのは難しいし時間がかかるので、別のブランドを立ち上げて既存店舗で展開してみたらどうだろうか。
例えば思い切って、MOMAやTate Modern辺りと組めたら面白い。
シンプルで機能的なデザインが多く、ニトリとの融和性が高いと思うし、特殊な素材を使ったりするわけでもないのでそれほど生産コストをかけずに、大きく付加価値が加わる。
固定ファンも多いし、多少ライセンスに金がかかっても、十分ペイできる気がします。
将来的な海外展開を視野に入れると大きな武器にもなるし。

MOMAやTate Modern側にもメリットはある。
ここらの商品ってデザインが秀逸過ぎるのでついつい買ってしまうものの、素材や製法はけっこうこだわらないので、実用に耐えかねるものが多々あります。折りたたみ傘とかロンドンの強風で2日でやられた…。
そういうもんだと言われれば、仕方ないのですが。
ただ自分はデザインも使ってもらってこそのものだと思うので、彼らにとっても生産コストを限りなく低く抑えながら必要以上の品質を実現しているニトリとの協力は大きな魅力でもあるかなとか思ったりします。


とまあ、こんな事を昨晩ベッドで妄想していました。
翻って化粧品業界は相変わらず低価格帯が伸びてるという記事をよく見ますが、テレビや電車内広告など単価高め&マス向けの媒体に、シャネルだったりエルメスだったり本物のラグジュアリーブランドの広告出稿が劇的に増えてる気がする(テレビっ子な自分の肌感覚ですが)ので、凄くポジティブな傾向で安心します。
安さが常に購買における一番の動機であるなんて、そんなにつまらない世の中嫌やもんなー
こういう時期にこそ、高価格帯の商品に対してしっかりと広告を打てる会社は強い、っていうか好き。

「生命保険のカラクリ」がFREE(無料)なカラクリ

 2010-03-18
生命保険のカラクリ (文春新書)生命保険のカラクリ (文春新書)
(2009/10/17)
岩瀬 大輔

商品詳細を見る


この本が無料で全文公開されてるのをご存知でしょうか?
著作権侵害された海賊版ではなく、著者と出版社が合意のうえでpdfファイルで公開されています。
岩瀬大輔・著『生命保険のカラクリ』PDF全文ダウンロード(2010年4月15日まで)
今回は著書の内容というより、この新書の無料WEB公開という試みについて書きたいと思います。

個人的にはこの試みが単なるFREE戦略に留まらず、大きな意味で著者に大きな利益がある試みだと理解しています。


そもそも今回の試みがクリスアンダーソンのFREEに大きく影響されているのは、想像に難くありません。

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
(2009/11/21)
クリス・アンダーソン

商品詳細を見る

FREEの内容については、こちらのインタビューが分かりやすい。
っていうか本自体が必読です。
ざっくりというと、無料にすれば利用者が増え、結果的に利益を生むという新しいモデルを提言してるわけです。
iPhoneのappStoreとかは、期間限定でアプリを無料公開しているケースが多く、分かりやすい例かと思います。
まあいわゆる流行りってやつですが、日本において本という媒体でここまで思い切った例は初めてでしょう。


自分も実際にpdfをダウンロードして、iPhoneのDropBoxと同期させて、移動中などで根気よく読んでみました。
途中まで読み進めると面白いがゆえに、本でもっと楽に読みたくなります。
でもそれをしてしまうと、がっつりと戦略にはまってしまうので耐えました。
印刷しようかとも思いましたが、200ページ以上あって新書は800円なので、1枚4円以下で印刷できれば得になるのですが方法が思いつかず断念。
結局、最後までiPhoneで読みました。

正直目がしんどいし、ただでさえ電池持ちが悪いiPhoenでディスプレイを明るくしながら読み続けるのは、外ではなかなか至難の業。
家でiPhone読書も何か違うし、実際読み終わるまでに1週間以上の隙間時間を投資しました。
あきらかに効率悪いし、今後同じような試みがあれば、立ち読みみたいな感覚でパラパラとみて、面白そうならAmazonで注文してしまうだろうなーと思います。
考えてみれば、本は書店で立ち読みできて、その気になれば書店で読み切ってしまうこともできなくはないので、それと根本的には変わらないような気がします。
書店で無料で読めるからとって、皆がその場で読んでしまい買わないかと言われると別の話。
現時点では、それと同じレベルの議論のような気がします。

(しかし今後、iPadやKindleといった電子ブックリーダーが普及してくれば事情は変わってくるとは思います。)
うん、無料公開が利益を生むってことが、なんとなく肌感で理解できました。


でも今回の「生命保険のカラクリ」に関してはFREEの範疇ではないような戦略も含まれているような気がします。
アンダーソンのFREEは、書籍発売前に無料公開をしていました。
その狙いは話題性であり、無料での立ち読みから有料への流れを意識したものだったように思います。

「生命保険のカラクリ」無料公開の狙いを素直に見れば、単純な賞味期限延長策。
この本は発売から半年ほど経過していますし、一般的に賞味期限(というか書店で平積みされる期限)が短い新書にとっては、無料公開によって多くの人に目に触れる期間を長く確保する事が重要な訳です。
そして、もちろん一刻も早く無料公開して、先駆者的な事例にしたかったのもあるでしょう。

ですがそれ以外にもこの3月~4月という時期に作為を感じてしまいます
僕も含めてですが、年度が切り替わるこの時期、多くの人が新生活に向けて保険を見直したりするのではないでしょうか?
その時期に、既存の生命保険のコスト構造を批判し、自らのライフネット生命の優位性を説く内容のこの本が無料で読めることの意味。

つまりライフネット生命の壮大なPRとしても機能しているように思うんです。
この本を保険更新や切り替えのタイミングで読んでしまえば、かなり深くエンゲージされてしまいます。
無料公開というていで、ライフネット生命の広告をがっつりと数時間読まされているとも取れるわけです。
効果的な広告としてとらえるなら無料で当然、自分のの印税を多少毀損しても本業の会社が大きくPRされれば。
そんな思惑が少しはあるのかなーと。

そう考えると凄く良く出来たキャンペーンだなと。
そして素直な自分は4月からライフネット生命にお世話になることにしました。
どうぞよろしくお願いします。

こころを動かす講演会

 2010-03-18
こころを動かすマーケティング―コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられるこころを動かすマーケティング―コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられる
(2009/08/07)
魚谷 雅彦

商品詳細を見る


同志社出身で、日本コカコーラ会長の魚谷雅彦さんの講演会に、先週参加してきました。
タイトルはずばり本と同じ「心を動かすマーケティング」

著書(過去のレビュー)と同じく、マーケティングの細かい理論だったり、実際の戦略を話すというよりは、マーケティングを仕事にするにあたっての心構えや情熱を説くといったタイプの講演でした。
このブログを読んでくださってる方のニーズは細かい講演の中身にあると思うんですが、本に書いてある内容は省略したうえで何となく感じた事をひとつシェアします。
(同じ講演に参加したきもとしの記事もご一緒にどうぞ)


「全ては主観による知覚である」
この言葉が最も響きました。
マーケティングっていうと、なんとなく分析ばっかしてるイメージだったり、小難しい専門用語並べて企画書書いてるイメージってあると思うんですよね。
そこでは常に他の人に分かるように、主観に偏らず客観的にいる事が重要なのかなーと思っていた。

だけど良く考えれば、人間の思考が結局は自己で完結する性質を持っている以上、どんだけ本人が客観的に判断を下しているようでも、それは当人の中での主観的な判断に過ぎない。
だからこそ、統計情報とかインタビュー結果とにらめっこするだけじゃなくて、相手のこころを知ろうとする事が、マーケティングにおいては大切なんだなーと。
生活者の主観を、客観的に推定し、主観的に理解する。
最後まで客観的に理解しようとし過ぎて、無機質な生活者像で理解してしまうよりも、客観情報をもとにどれだけ生活者の主観を自分の主観で理解できるのか。
最後が自分の主観だからこそ、他の誰でもなく自分が仕事をする意味があるんです。
きっと。

当たり前のことかもしれませんが、以前より腑に落ちました。



講演会では休憩時間にお話しを聞いたり、サインをもらったり。
全体質疑でも、わざわざ自分の内定先の名前をあげて、外資系企業の中での自分の立ち振る舞いについてアドバイスを頂いたり。
いやー講演会に参加した誰よりも得るものが大きかったように思います。
いや、これマジで。

このつながりを活かせるように、ただいま暗躍中です、はい。

LA Times in Wonderland

 2010-03-07
La alice

Fake front page brings paper Disney dollars, debate
LAタイムズ一面にJ・デップの新作映画の全面広告、議論噴出


新聞の一面がそのまま映画の広告になりましたーって話。

新聞社的にはどうなんでしょうか。
大きくいうとジャーナリズムの終焉だとか。
非常にミクロな視点でいうと、この広告のバックにフェイクとして使われた記事を書いていた記者なんて、ジャーナリズムの精神とかなんとかがまるで踏みにじられたかのように思うだとか。
純粋に情報をお金を出して買っている読者に対する冒涜であるっていう説もある。

…。
個人的は以上のような批判はなじまない。
こういった意見については、他のメディアや広告との付き合い方として圧倒的に古く感じる。
新聞を購入するっていう文化が日本以上のスピードで廃れて、バタバタと歴史ある有力紙が廃刊に追い込まれているアメリカ。
そもそものビジネスモデルとして転換期にある中で、新しい広告の手法を既存自社メディアからひねり出し、こうやって国際的なニュースになるほどの成果を挙げた事は評価されるべきだと思う。
しかも10万ドルの広告料、凄いじゃないですか。

ジャーナリズムの結晶であるとするニュース記事とかが広告に侵略されない聖域なんていう考えが有るとするなら、それはもはや20世紀の神話でしょうに。
色んな新聞社が配信するニュースやそのサイトは、adwordsやポップアップ広告によってすでに侵されている。
それこそ何のクリエイティビティも感じないように無機質に機械的に。

それを許容している今の新聞社に、このキャンペーンを抗う理由はない。


La Timesの論理でいうと、これはあくまでもフェイク1面であり、本当の1面はこの中にしっかりとあるとのこと。
デップの顔の後ろにある記事は先月のものだそうで。
アリスの世界観としては別に間違ってないし、クリエイティブとして成立してる。
新聞という圧倒的に古い、そして広告媒体としては瀕死と言われてるような媒体を用いて、ここまでできる。

それを示したLA Timesの意思決定者は経営者として評価こそされ、批判されるのはなんか違う気がするわけです。



クロスメディアバラエティ論~四国一周ブログ旅~

 2010-01-04


年末年始のダラダラ感に一層拍車をかけてくれている番組があります。

桜・稲垣早希の目指せ!~ブログ旅
「ロケみつ」という番組(関西ローカル?)内の企画で、これまで西日本編、四国編が放送されてて、年始のスペシャル企画として深夜時間帯に総集編を毎日放送するという。
深夜1時台から5時までという鬼スケジュールです。


企画の内容をざっくりと。
エヴァのモノマネで有名なお笑い芸人がコスプレのまま、特定の地域を旅し、各地の名所を巡りゴールを目指す。
その過程をブログで公開し、そのブログのコメント数に応じて旅の資金が支給されるという内容。

貧乏旅行系企画って定番ネタですが、そこにブログをかまして参加型にしてるのが新しい。
つまりブログとTVが連動していて、コメントという形で全ての視聴者が番組に参加できるという、なかなかおもろーな企画なんです。
最近はブログ連動してる番組も多いですが、全てのコメントを漏らさず活かすという意味ではこの番組はなかなか先進的です。
普段、芸能人とかのブログはRSSに登録しない自分が、速攻で登録してしまうほどの巻き込み力です。

既存のマスメディアの弱点でもある一方通行なコミュニケーションを、WEBの双方向性で補完しようとする取り組みは別に目新しいものではないんですが、実際成功事例は少ないと思います。
自分もラジオの企画を作った時にこういう方向性の番組を作成・放送したのですが、視聴者の興味をブログで繋ぎ続ける仕掛けが不十分でなかなか成功とはいえない結果になりましたし。
凄く参考になります。

断じてぼーっと見て楽しんでるだけではないですよ。
別にカワイイからってだけではないですよ。

…。
すいません、今は単純にカワイイからという理由で見てます。
はい。
好きな芸人ランキングでNo.1に躍り出ました。

今年の学園祭にゲストで来てたのを横目で見流した、11月の自分をボコボコにしてやりたい今日この頃。

LGジャパンモデル

 2009-12-28


最近、このCM凄く好き。
流れるとついつい見てしまうー
単純にかわいい!
…とこれだけで終わってしまうと何の意味もないので、求められてもいませんが軽く所感。

そもそも日本の携帯市場では圧倒的に後続であるLGとしては、まずは認知してもらわん事には始まらんわけで。
そういう意味で、LGというブランドが無理なく全編にわたって露出するこのCMは良い。
「なんかカワイイし、楽しそう」それだけでいいんだと思います。

コミュニケーションすべき対象と内容が絞り込まれていて、無駄がない。

音楽にもしっかり意味を持たせられている点もうまいと思う。
昔のiPodのCMしかり、木村カエラのホットペッパーしかり。
単なるBGMなのか、意味のある音なのかでCM全体のクオリティと情報量が大きく変わってきますよねー


もともと国産メーカーの寡占市場(だからこそiPhone凄い)である日本の携帯市場においては、ユーザー側も後発メーカーはなんとなくうさんくさいイメージ感じると思うんですよねー
せっかく製品が良くても、それじゃあなかなか売れない。
でも認知さえしっかりクリアして、すくなくとも比較対象にまで考えてもらえれば、製品自体はプラダフォンとかおもろーなものが多いのでけっこう勝負できるような気がしています。


まあとりあえず蒼井優がカワイイので、キャスティングの時点で既に勝ち。

BENIにアンテナがビンビンだったクリスマス1ヶ月前。

 2009-11-25


昨日、神戸サロンコレクションでBENIのライブを見た。
めっちゃ歌うまくて、かわいかったんやけども。
実は今日、やたらとBENIへのコンタクトが不自然に増えたような気がしています。

このビオレのCMがやたらと目につくんですよねー4回も流れてるのに気がつきました。
(22時から現在までTVをつけっぱなしにしていて)
随分前にも同じCMが流れていたように思いますが、最近全然見ていなかったのに、昨日の今日ですからね。
不思議なもんです。


やっぱりCMレベルでも、全く自分とは関係ない情報と、自分との関わりがある情報とでは吸収力が違う気がします。
単純に出稿量が増えたのかもしれませんが、そこに気付いたのは、BENIと自分との間にストーリーというか意味が発生したからだと思うんです。
そう考えると、いかに多くの人に有意性を提供して、無意識でもアンテナを張らせるかって重要なんでしょうねー。
逆にいうと、既に人が無意識にアンテナ張ってるエリアにピンポイントで情報を投下できれば、非常に効率の良い施策になるわけですからねー。
これがインサイトってやつかな。
文字にすると当然のことですね。

まあ教科書に書いてあることでも、自分の実感を持ってひとつひとつ自分のものにしていこう。

コモディティに負けたくない

 2009-11-20

唯一無二の革新的コスメティック イヴ・サンローラン (e-MOOK)唯一無二の革新的コスメティック イヴ・サンローラン (e-MOOK)
(2009/11/07)
不明

商品詳細を見る


ジワジワと黒いトートが街に増えてきてる印象。
イヴ・サンローランと宝島社のコラボトート。

もはや完全に本がおまけになってますが。
しかし一応は書籍という形を保ってるがゆえに、書店やコンビニなど、普段ラグジュアリーブランドに属するイヴ・サンローランとは全く違うチャネルへと展開が可能になっています。
コンビニでこの本が山積みになって陳列されてるのを見ると、新たな顧客の発掘可能性を感じる一方で、ブランドの美学だったり世界観だったりがを失われていくような感覚も覚えます。

良いものをお客様へ、少しでも安く!的なアプローチは、短期的には消費者的に凄くうれしいんやけど、なんでもかんでもリーズナブルってのがトレンドになると、長ーい目で見たときに凄くつまらん世の中になる気がする。
ユニクロだけの世の中じゃいけないと思うんですよねー全身ユニクロ学生がいうのも矛盾してますが。
価格戦略だけで裾野を広げるなんて、まさにコモディティ。
ラグジュアリーとかハイブランドと言われるブランドは、率先してその流れに反抗しないといけないんじゃないかなーと思うわけです。

確かに安いものは求められている。
だけど、このトートが長い間、大切に使われる絵が想像できない。
安いという理由だけで買われた商品は、手軽という以外に使う意味もない。
そこに何のストーリーもないから。
結局すぐに押入れに行ってしまうんでしょう。
これぞまさに消費財。
ラグジュアリーブランドは消費財じゃないと思うんだよな。
イヴ・サンローランのロゴが消費財扱いされるのは、なんか悲しい…・。


「僕たちは1個のクリームに、7千円とか8千円の値段をつける。どうしてこういう値段になるのか。それは人に憧れを持たすためには必要なことなんです。人は低い方向には憧れない。高み高みへと憧れていく。その為には色んな仕掛けが必要なんです。僕たちの仕事はこの仕掛けを守ることなのかもしれない。化粧品は世界で一番理不尽な商品かもしれない。安くて多くの女性が使えるようにする。そしてそれで皆が幸せになれるか、美しくなれるか、というとそうではないと思う。」
「1万5千円の美容液の原価は、せいぜいその10%。だけど2000円の化粧水をつけて、女は美しくなれるのか?

(以上、コスメティックより。)

凄く共感。
ラグジュアリーブランドはそうあるべきだと思う。

金もないので、全然ハイブランドのものは持ってないけども、やっぱりパーティーとかで良い服を着た時のあのなんとも言えない高揚感とか、自信を感じる感覚っていうのがブランドの力だなあと思う。
女性はきっとそれを化粧で毎日感じるんだろうと思う。
これを騙していると考えむなしさを感じるか、そこの余分な価値こそが豊かさを生んでいると考えるかは、けっこう重要なポイントだと思う。

俺は後者。
ラグジュアリーブランドへの興味が日に日に高まる今日この頃。

インサイトは会議室にあるんじゃない、現場にあるんだ!!

 2009-11-11


タイトルだけ見るとなんのこっちゃですが、聞いてみると「あーあのCMの!」ってなりますね。
おむつのムーニーにCMソングです。
youtubeに動画なかったので、CM動画はオフィシャルページへどうぞ。
自分にはそんなに響くCMではありませんが(ターゲットじゃないしね)、それでも口ずさめるくらいのレベルで意識はあるし、CM好感度で1位になったりとかなり成功してるっぽい。


しかしながら驚いたのは、このCMと曲の制作過程。
「ムーニー」CM曲がママの間で人気 制作したのは独身電通マン
(1年も前の記事ですが、恥ずかしながら初見でした…。)
独身の方が、母親の気持ちになって書いた曲が実際に母親の気持ちを動かすって凄い。

梅田さんは「クライアントの思い、ユーザー側の気持ち。両方を理解して曲を作れるのは自分しかいない」と高校時代にバンド活動をしていたこともあり、楽曲制作を決意。「でも僕は結婚もしていないし、子供もいない。お母さんがどんな思いで育児をしているのか。疑問を解決するには子供と暮らすしかないと、友だち夫婦にお願いして、(生後)6カ月の赤ちゃんとの共同生活が始まりました」と振り返る。


独身の方がおむつ担当だったり、男性が生理用品担当だったり、俺がマスカラ担当になってみたり、広告だろうがメーカーだろうが、必ずしも自分の身の回りの商材ばっかりを扱えるわけではない。
そんな時に、社内とかクライアントの内部の人を動かしプロジェクトを主導し、なおかつ世の中を動かすのって難しいことだと思う。
0から手探りで進んでいかなくてはならないし。
そんな時に実際に、その商品が生活者にどのような関わりや気持ちの変化をもたらすのか。
機能とかデータを客観的に見れるっていう素人の強みだけでなく、変な先入観なく現場に飛び込んで体感ベースで理解していけるのであれば、それが武器になる。


やっぱり経験あるのみ。現場第一。
「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ」という青島刑事的なマインドセットを常に意識しておかないと、自分の価値なんて発揮できない。
自分が若干不安に思ってた部分で、背中を押された気がする。
現場に飛び込んで感じる力には自信がある。


アドマンさんからの一連の挑戦状

 2009-11-09
昨日の記事で言及したLamucaのCM。



今朝、Google ReaderでいつものようにRSSを確認していたら、こんな記事を発見。

ウテナ「Lamuca(ラムカ)」のCMが好きな件。
By アドマンさん
アドマンさんといえば、広告志望の学生なら必ず読んでいると言われるほど有名なブロガーさんで。
サイバーエージェントでMVP(?)とかとっちゃうような、広告(特にWEBの)いわゆるαブロガーさん。
「おーアドマンさんもミムラ好きなんやー」とか思いながら読んでいると…。

機能の話はしないから好き

表現が素直

ネーミングとパッケージが残念。


自分の記事の内容と奇跡的なシンクロ率。(是非両方読んでくださいw)
記事の構成、内容、更には「うんちゃら」「なんちゃらかんちゃら」と表現まで。
というか、もはやぱくられたのではないかという被害妄想が炸裂するほどのシンクロっぷりです。
まあ、アドマンさんのブログと比べること自体が失礼なのは承知ですが、Lamucaについてこの内容の所感を発信したのは自分の方が先なわけで。
知財的にいうと先願主義的に自分が権利者になれるわけで(ちょっと違うけど)。

さらに言うと偶然ですがアドマンさんが昨日twitterで。
「世界最強の男が来るぞ!」とか言われてみたい。いや「世界最高の男」と言われたい。
とつぶやいていて。
これは日本最高の男である自分への挑戦状かと思ったわけです。
いや、まじめに。

twitterの件、ブログのシンクロ事件。
アドマンさんと感覚が多少似てるのかなーとか喜んだのもつかの間。
やっぱWEBで目立つことって大事だなーという結論に。
だってやっぱり影響力を持った人が発信すれば、Lamucaの「CMの機能訴求がなくて素敵」とか「ネーミングが残念」とかは、アドマンさんの意見として浸透していくわけです。
そこに「いや、俺の方が先に…」ってのは意味がない。

だからやっぱりブログをこうやってオープンにしてる以上、ある程度αと言われる存在まで行きたいなと思うわけですよ。
そこまで行って初めて強みになる。
しかもアドマンさんは広告のプロだけど、化粧品のプロではないので、本来なら自分がアドマンさんに書けない内容の記事にしなくてはならなかった。
そういう自分なりの視点を加えていくと面白いブログになるんやろうなー
頑張ろう。


ユニクロをひたすら褒めたたえる記事。

 2009-11-03
jil

Luxury will be simplicity.
Purity in design, beauty, and comfort for all.
Quality for the people.
Basics are the common language.
The future is here: +J."



今日久々にユニクロをのぞいたら、+Jの商品ががっつりと並んでいました。
噂には色々聞いてたけど、実際に見たのは初めてで(遅い)
想像以上に良い感じでした。
シンプルやし、サイズの感じも普通のユニクロよるもタイトに作られているので、シルエットがきれいで着易い感じです。
本当はコート買おうかと思ったんだけど。持ち合わせがなかったのでとりあえずパーカーを買っておいた。

+J pa
http://store.uniqlo.com/jp/CSaGoods/262836-69

それにしてもユニクロ凄いよね。
ユニクロはもともと凄くシンプルな商品とか、機能性被服の分野で凄く評価が高かった一方で、デザイン性とかにおいては今一つとか思われてたと思う。(俺は全然好きやけど)
そこにJIL SANDER。
もともとシンプルなデザインに定評がある(らしい)彼女がパートナーになる。
無駄にゴテっとしたデザインの服が並んでたりするH&Mとかと比べると、非常に洗練された印象をユニクロの+Jラインには受けます。
うーむ。いいなあ。

急激に寒くなった今日、そしてそれを受けおそらく冬物に対して消費者が大きなモチベーションを上げるであろう明日の祝日にむけて、+Jの第2段がオンラインショップで販売開始されます。
気温の推移とかまで読みきって、タイミングばっちり。
明日の売上は凄いでしょうね。




ヒートテックの新CMも良い。
思いっきりグローバルブランド的な売り方してますねー野心的です。
去年までは機能性下着っていうカテゴリーがブルーオーシャン的な状況だったのに対して、今年は他社が同じカテゴリーにヒートテック的な下着を相次いで投入してきています。
もはや機能性下着っていうカテゴリーでもないのかもしれない、普通にジャケットとかのインナーにつかってもらおうとしてるのか。



イオンは一歩先行ったつもりで、「インナーはファッションへ。」っていうコピーを打ち出したつもりかもですが、ユニクロと同じ土俵に乗っかってますよね。
フォロワーは何か違った価値を出さないとー、これだと圧倒的リーダーなユニクロには勝てない気がします。
機能性×デザインって切り口だと、どこまでいっても二番煎じですからね。
ゆえにしばらくはユニクロ独り勝ちを予想。

なんか本当に世界獲ってしまうんやないかと思うほどの勢い…・
ユニクロ凄い。

Global Concepts and Local Ads

 2009-10-26
愛読している、Hな仲間であるTOSHIのブログの記事に、急に自分が出てくると少しドキッとする。
なんか↓のCMを挙げて、自分に期待してくれてるみたいなので少しかんがえてみる。



このブランドはグローバルからの指示が相当細かいんだろうなーと感じます。

外資系の化粧品(特に基礎化粧品)は肌にあわなそうとかいう、なんとなくなイメージがあるっぽいけど、こういうCMとかが日本人女性にとっては縁遠いイメージの要因のひとつかもね。
エッフェル塔バックの必要があるのだろうか?
もっと日本の日常の中のラグジュアリー表現ではダメなのだろうか?
せっかく日本人を起用しているのに、これだったら別に外国のタレントさんでいいじゃんと思うわけで。
女性じゃないから想像だけど、このCMを見て親近感というか、自分の為の商品だとは感じられない気がする。

そのプロダクトが凄い理由を成分や機能を表現ではなく、言葉でストレートに伝えようとするのも、外資系化粧品の特徴のように感じています。
最近、日本で話題になってるCMを見ていると、機能ガンガン押しの表現ではなく、よく分からないけどカワイイorキレイとか、よく分からんけどおもろーとか、そういう情緒的な所にフォーカスしたものが多い気がするので、その辺りのギャップもあるかな。


けど、こういうグローバルブランドのビジネスを、どこまでローカルに権限を与えるかって難しい。
海外の同じブランドのCMと比べると、どれだけ1トップでブランドを管理しているかが良く分かる。





似てる。矢印のくだりとか。
ある程度グローバルで広告表現まで管理するのは、ブランドをぶらさない為には、致し方ないのかなーとも思う。
迎合せずにぶれない世界観を提示する事がブランドの価値なのは間違いないし、この商品に関していえば、売上げ世界1と結果を残しているわけで。
この辺りのジレンマはきっとどのブランドの配属になっても感じるんだろう。
やれる範囲で最高の結果を出すしかないわけだから、シンプルな話だけどね。
それでも文句があるなら、本社に認められてグローバルのブラマネになって変えてやればいい。
そういう野心は持ち続けていたい。

単純に批判だけして終わりだと、なんか将来の同僚の方々に申し訳ないのと、あんまり自分に意味がないので自分なりに理想系を示しておく。






iPhoneをはじめ、appleは、凄く上手にグローバルなブランドの管理ができていると思う。
テンプレートは完璧に固定されているにも関わらず、その国用にしっかりとカスタマイズの余地をのこしている。
これなら、どの国にローンチしてもぶれないよね。



これなんかも全く同じCMで日本でも話題になったし。
商品の特性が違うのは、もちろん分かったうえで。

広告はやっぱ面白い。
比べるといろんなことが分かるよね。

いやー俺も頑張ろう!

「Google トレンド」おもろー

 2009-10-23
今更ですが、Googleトレンドというサービスの面白さに気が付きました。
特定のキーワードに集まっているアテンションを図れる。

これって、世間的なトレンドを探るのに意外と使えそう…。
「世間的にはこのキーワードにアテンションが集まってるのに、うちは下降してるから…」みたいな。


LN
OASISのリアムとノエルってどうやろーとか見てみると、こんのグラフが。
毎年年末に同じカーブを描くのは、クリスマスの定番ケーキ、ブッシュドノエルのせいですかね?
ノエルって一般名詞が含まれるから、いわゆる”apple to apple”の比較になってないのを注意しないといけない。

AN
綾瀬はるかと長澤まさみはまさかのイーブン。
ただ直近の勢いは完全に綾瀬はるかです。圧勝。


まあ、こういうネタっぽいものだけじゃなくて、例えば流行のファストファッション系。

UHZ

業界全体が右肩上がりの注目を集めています。
昨年秋のH&M上陸で一時的に物凄い注目を集めたんやけど、この時期他社2つも伸びているので、H&Mの日本上陸は市場の活性化に寄与したと解釈できます。

UHZ2

同じ図をグローバルで展開すると、こうなる。
まだだいぶ差があるなーまあ規模が違うし。
頑張れユニクロ。

しばらくこれで遊べそうです。

make.believe

 2009-10-21


SONYの新しいブランドメッセージmake.believe
そのCMを発見したので、のっけてみる。

デバイスありきのコンテンツであり、コンテンツありきのデバイスなわけで。
そういう意味では、その両方で強みを持つSONYらしいワクワクするCMになってると思う。
電化製品でさえ、もはや機能やデザインだけでは差別化できなくなってくると、今度はどんなコンテンツを乗っけれるかの勝負になってくると思うので、SONYいいなあ。
sonymake
“make.believe”の「believe」はアイディアや理想像などソニーの精神を、「make」は思いや着想を実際の商品や体験として形にするソニーの行動を、それぞれ表現しています。そしてこの2つを結び付けている「.(ドット)」は、その精神と行動をつなぎ、想像を現実へと結び付けるソニーの役割を象徴しています。

そういうSONYの理想は大好き。
凄く広い事業領域を響き合わせて、新しいものを創り出す。
ただ就職活動のときに、SONYの面接官の方が凄くそういった方針に対して否定的だったので、一気に冷めた思い出があります。
企業TOPの戦略と現場で働く社員さんの想いって、そう簡単には揃わないんだなーとグローバルな大企業の難しさを少しだけ感じた瞬間でもありました。

前回のSONY Unitedがやや内向きのコンセプトだったのに対して、今回はCM等でも展開していくようなので、ついに本腰って感じでしょうかー楽しみ。

何と言われようが、俺は一途にSONY派です。

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プロフィール

KK

Author:KK
自称「日本最高」のマーケター(身長的に)。
2010年より外資系メーカーに勤務しております。
将来の夢はリアム(写真)になって、そしてカリブに海の家!!

日々の生活、マーケティング、広告、音楽、海外ニュース、とにかくアンテナにひっかったもんに対してつっこんでいこうと思います。

※あくまで個人のネタ帳であり、所属企業・団体等とは関係ありません。



こちらにはアイディアの種を撒き散らしてます。

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