スポンサーサイト

 --------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック(-) コメント(-)

イノベーションへの解

 2007-10-28
イノベーションへの解 収益ある成長に向けて (Harvard business school press)イノベーションへの解 収益ある成長に向けて (Harvard business school press)
(2003/12/13)
クレイトン・クリステンセン、マイケル・レイナー 他

商品詳細を見る


HBS(ハーバードビジネススクール)の教授の著書。

深い議論が全編にわたり展開される非常に濃い内容だが、あえて一言でいうなら「企業の成長の仕方のHow to 本」って感じです。



どの商品がヒットし、どのサービスにおいて上位市場に展開可能なのか?

このような経営判断は偶然や直感などの主観的な尺度で捕らえられるのが常であるが、筆者は経営学、経済学、心理学等の多角的な視点から分析し、成長のプロセスに確かな「理論」を構築している。

読む前と後ではマネージメントのとらえ方が変わります。

企業のマネージメント本はいくつか目を通しましたが、これが決定版ですね。

「これを読んだ後なら自分も事業に成功できる。」

そんな素敵な希望も抱かせてくれる本です。
スポンサーサイト

始動

 2007-10-27
例の企画通りました。


サークル外の活動の承認をサークルに求めるという訳の分からん雰囲気でしたが。

まぁサークルで大々的に言ってしまったからには後戻りもできないわけですし。

自ら退路を断つという意味でも意味があったかな。

非常に優秀な後輩を数人取り込めたし。

よし頑張ろう。

これから春にかけて面白い事になりそう。

乞うご期待。

企画書

 2007-10-25
僕は大学で国際交流サークルに所属してます。

今年は新入生の勧誘の責任者でした。

その経験を生かして、新しい取り組みを始めようと思い、とりあえず企画書書いてみました。

今後、所属団体内で企画を承認してもらい、協力してくれるメンバーを募り、他団体にも承諾してもらい、初めて始動する企画です。先は長い…

とりあえず企画書って大事やと思うんで、読んでもらって添削・意見・ダメだしをお願いします。

ってか、こんなのwebにあげていいのか??ま、いっか。著作権は俺にあるし。ってか誰がパクるって話やね。





同志社大学国際交流サークル合同説明会 企画書

(1)企画詳細 
名称:同志社大学国際交流サークル合同説明会(仮)

開催日:2008年4月上旬予定

趣旨:国際系各サークルが集まり、プレゼン・質疑応答・詳細なサークル資料配布等を行うイベント。

目的:新入生に数多くある国際系サークルの中から最適なものを選ぶ手助けをする為に、一度に多くのサークルの話を聞き比較する機会を提供する。


(2)体制 
 この企画は各サークルの集合体として企画するのではなく、各サークルから代表者を募り独立した代表者委員会を組織し、その代表者委員会が合同説明会を企画運営する。
 これにより特定のサークルに過度の負担がかかるのを回避するとともに、少数の代表者委員会を通じて円滑かつ迅速、そして平等な企画運営を目指す。


(3)日程 
11月:参加サークル募集・参加サークル確定・実行委員募集
12月:代表者委員会発足・第1回代表者委員会会議
1月 :第2回代表者委員会会議・第1回参加団体全体会議
2月 :第3回代表者委員会会議
3月 :第4回代表者委員会会議・第2回参加団体全体会議
4月 :合同説明会開催


(4)期待されるメリット 
①新入生募集が容易になる
より多くの新入生に各サークルをアピールする機会を得る。本来別のサークルに興味があった人材も取り込む事を期待できる。

②サークル間交流が促進される
各国際系サークルから代表者を募ることでサークルを超えた機関が組織され、ノウハウの共有や合同企画などの更なるプラス展開も期待される。


(5)募集対象国際交流サークル 
DESA・E-net・ESS・ESA・EWS・RING日本ノルウェー学生フォーラム・アイセック同志社大学委員会(国際経済商学学生協会)・日本ケニア学生会議・模擬国連
※アルファベット・50音順


(6)現状の把握と展開について 
 近年、同志社大学においても国際交流サークルが多く設立され、その多くがそれぞれ異なる理念及び特徴を持って日々活動しています。
 しかしながら、入学したての新入生にこれらのサークルの違いは理解し辛く、新入生は手探りの状態でサークルを探しているのは事実です。その為、興味はあってもなかなか最適なサークルを見つけられなかったり、一度入会したサークルからすぐに脱退したりする人も多いようです。
 このような事態は各サークルの成長を阻害するばかりでなく、大局的に見れば同志社大学全体の国際交流活動自体の発展を妨げているともいえるでしょう。
その為、合同説明会を企画し、それぞれの特徴や理念を十分説明する事でより深い理解を新入生にもたらす事。それにより大きな可能性を秘めた新入生に適切なサークルを選択してもらい、後々各サークルで活躍してもらう事。これらは非常に重要であると考えています。
 更に説明会の準備を通して各サークルの相互協力体制確立も期待できます。また説明会後においても合同企画やノウハウの共有等で享受するメリットは大きいのではないでしょうか。
確かに準備期間の短さや各サークルの活動規模の差異等、多くの問題点もあります。開催により新歓期の負担増という側面も否定できません。
 以上のような現状を踏まえ、国際交流サークル全体としてこの課題に取り組み、各サークルの更なる発展を目指すべく、合同説明会及び代表者委員会の発足を提案致します。





うーん。企画書って始めて書いたわ。

下宿とは投資である

 2007-10-24
今日、つまり水曜日は授業が一つだけ。

この1つの授業のために毎週通っている。

授業自体は興味深いので苦ではない。

が、今日のように電車が遅れると最悪。


JRが約1時間遅れており結果的に授業の半分も参加できなかった。

こんな時考えるのが時間の大切さ。


家から学校(教室)までは約2時間。往復4時間。

これを平均週4回通う。週16時間が通学。

これが半期で12週。192時間が通学。

2期制だから1年で2期。384時間が通学。

3年半で必要単位が満たされるから、1344時間が通学。


つまりこのまま実家から通い続けたと仮定して1344時間が大学時代に通学という行為に費やされる。

これは非常に大きい。


分かりやすい比較対象を示す。

①日本人にとって最難関といわれるアラビア語やロシア語の習得に必要なのが平均700時間。

②資格でいうと行政書士(500~600時間)と不動産鑑定士(700~800時間)。

《①②ともに雑誌プレジデント(2007年10月29日号)より引用。》



こうやって比べるとその時間の大きさが分かります。

つまりですね~徒歩5分の部屋に住み。今の自分が通学にあてている時間を全て勉強に費やした場合、理論上は4年間で行政書士と不動産鑑定士を合格。もしくはアラビア語とロシア語を習得可能なわけです。

まあ極端な例かもしれませんが事実です。



ここでもし僕が徒歩圏内(徒歩15分)下宿をした場合について考える。

まず1日辺り約3.5時間の通学時間が節約できる。現在も家事はほぼ自分で行っているが念のため家事に更に30分余計に費やすと仮定した場合、1日で3時間の猶予が生まれる。

これを今から卒業単位取得までの約2年で計算すると、576時間となる。



つまり下宿によって新たに創出される時間は576時間。

これを2年間の下宿によってかかると思われる費用240万円で買う計算。


自由に使える時間576時間。

576時間を現在の時給1500円のバイトに費やせば86万4000円を得る。

しかし240万円で買った時間を86万4000円で売るのは効率が悪い。

やはりここは遊びたい気持ちを抑えて勉強に当てるのが正解だろう。

この240万円で得た576時間分の勉強という投資であれば、将来に何倍のリターンをもたらす期待可能性がある。

例えば前述した資格でいうなら576時間で中小企業診断士になれる可能性が高い。おそらく240万円分のリターンは確実に期待できる。かなり堅実な投資といえる。

このように考えれば、下宿には進学であろうと就職であろうと大きな意義を見出せる。





この理論で親父に自分の下宿に投資(援助)をお願いするつもりです。うまくいくといーなー

世界に一つだけの花

 2007-10-23
「No.1にならなくてもいい。もともと特別なオンリーワン」



この曲、たしかに良い事をいっていると思う。

人間も花と同じように一人ひとり同じ人はいない。同じDNAを持つ双子だとしても変わってくるんだから。

オンリーワンの存在として君は尊い。

って事を歌ったんでしょうね。

僕自身も親から見れば息子としてオンリーワンの存在。

更にいろんな人との付き合いの中で、世界に1人だけの存在になっていると願いたい。友達としてオンリーワンの自分。恋人としてオンリーワンの自分。とかね。






ただこの曲によって励まされ、現実を楽観するのは危険だと思う。

そもそも花と違って人間は社会の一員として働くことが求められる。

一員というか歯車として。

歯車は歯車にすぎず、ひとつ使えなくなれば代わりに取り替えれば良い。となる。

実際社会で働くその多くが替えがきく「オンリーワンではない存在」であるはず。





将来について最近自分が考える時に思うのが、「オンリーワンでNo.1になる」という事。

何か、他の人物には代え難い価値を自分自身に見出す。

学生時代、というか人生における目標になりつつあります。

せっかくの人生やし挑戦してなんぼやからね。

そうなればきっと人生も豊かになっているはず。





「人並みに幸せならいい」

って考える人も多いかもしれない。日本における人並みは十分幸せだから。

その幸せを得るのも簡単じゃない。

けど自分は違う。

信頼、地位、権威、お金だって欲しい。

やらしい話かもしれないけど本心。

自己実現欲って感じかな。






自分の大事な人に苦労させたくない。幸せにしたい。

1人でも多くの人の幸せに寄与できる仕事がしたい。

だったらオンリーワンである必要があるんやと俺は思います。




『世界に一つだけの花』を作ったマッキーが、それを歌ったSMAPが。

人間としてのオンリーワンだけでなく、社会においてもオンリーワンの存在だった事を忘れてはならない。

唯一無二である事。

これは自分のテーマ。

誰に何と批判されようと俺は追求していきたいと思う。




読む本リスト

 2007-10-22
これから読む予定の本。





以下は図書館に所蔵してある事を確認済み。楽しみ。


リンカーンの三分間 : ゲティズバーグ演説の謎 / ゲリー・ウィルズ

イノベーションへの解 : 利益ある成長に向けて / クレイトン・クリステンセン

デザインのデザイン / 原研哉

ブランドが神話になる日 / ダグラス B. ホルト

会社法入門 / 神田秀樹

離脱・発言・忠誠 : 企業・組織・国家における衰退への反応 / A.O・ハーシュマン

「広告」への社会学 / 難波功士

知識創造企業 / 野中郁次郎, 竹内弘高

クロスボーダーM&;Aの実際と対処法 : 三角合併解禁後、日本の会社はどうなるか / 淵邊善彦

会社の値段 / 森生明




以下は図書館に購入以来済。


リーダーシップの真髄―リーダーにとって最も大切なこと / Max DePree

ジャック・ウェルチ リーダーシップ4つの条件 /ジェフリー・A・クレイムズ

資源ベースの経営戦略論 / デビッド・J・コリス, シンシア・A・モンゴメリー





うーん。日に日に興味が法律から離れていくのを感じる。広告やマーケティング戦略の分野は読んでて楽しいから。

会社法入門とか今更読もうとする自分…どうなんだ。

あ、あとゴアさんの不都合な真実も読みたい。

大学模擬店流マーケティング論

 2007-10-21
サークルで模擬店を出店します。

今回は責任者ではないのでゆっくり学園祭を楽しもうと思っています。

とはいえ、やっぱり赤字になるとサークルとしても痛い。

模擬店とはいえ、実際にお金を伴う商行為を行う事業の設立から運営までを実体験できる機会なんてそうないし、ここは何らかの形で参加せねばと思い。

とりあえず今回は広告の側面から何らかの戦略を練り、会議に提出すことにしました。

さっそく広告論の小難しい本を数冊、先週から読んだんですが…。

わからん。完全に専門書チョイスだったようです。

わからんとか書いたので、あえて書名等は伏せますが筆者は広告業界トップの某○通で伝説的な広告戦略を実践し結果を残し、さらに研究職につき理論においても広告の世界では権威になっているようです。


学園祭レベルで某○通やら某○報堂クラスの理論武装はいらんやろし、一朝一夕で身につくものじゃないね。




そこで。やっぱり所詮大学生が主なターゲットなのだから、所詮大学生の俺目線で広告を分析してみました。

やり方としては普段の買い物の際に少し広告という視点をプラスしただけやけどね。



以下結果。
①限定に弱い。
:これはよく言われてますね。『日本人は限定に弱い』と。僕も名刺入れを探してセレクトショップに行ったときに店員のお姉さんが「これは家の店がイタリアの革ブランドに別注かけた限定物です。」ってススメテくれました。5割増しで魅力的に感じました。というか気づいたのですがこのセリフ、実は中身ないんです。限定物って数が限定ってことですよね?何個限定とか分かりません。20個かもやし、2000個かもやし、2万個限定かも。なのにここまで効果があるというのは広告マジックですね~。

②実際の値段をはっきり明記しない。
:これはドンキで発見したのですが、『大特価割引中!!1980円!!!』と表示し、すぐ下に『レジにて更に2割引』とありました。魅力的ですよね。ちなみに商品はサボテンです。
通常、サボテンや模擬店の商品は日ごろあまり買わないので、お客さんは相場を読みづらいですよね。そういった商品の場合はまず、値段を提示(すでに割引済であることもアピール)したうえで更に割引率をアピールします。
サボテンの場合1980円の2割引ですから1584円です。『大特価割引中!!1584円!!!』と最初から提示してしまうとお客さんとしては「まあサボテンやし、そんなもんか。」となります。
しかし例のように、『大特価割引中!!1980円!!!』『レジにて更に2割引』と連続して広告を打つことで「1980円の2割引…っていくらか分からんけど安いねんな~お買い得かも」となりません?
キーワードは『更に』です。これは広告論の本でも書いていましたが、消費者は昨今の割引には慣れていて単純な割引によるマーケティング戦略というのは成り立たないようです。でも『更に』といれることで新鮮味が復活する可能性があるんだと思います。



以上①限定に弱い。 ②実際の値段をはっきり明記しない。 を学園祭の模擬店で反映させるなら。


まず、適当に限定200個とか決める。(この際、材料にこだわり手作りの為など理由も明記すると効果アップ?)

次にカゴに入れて売り歩く際には、『既に割引中で250円なんやけど更に2割引きします』という。ここでお買い得感を出せる。

っていう反映のさせ方かな。





…結局、こういう定番の営業文句になるんやね。

やっぱ自分が思いつく程度の戦略は既にあるかwというかそもそも着想が他店の戦略からやからダメダメやわ。

もうちょい独特な言い回しで宣伝できる方法を考えよう。心理学的アプローチも楽しそうやなー本さがそ。

ゼミ

 2007-10-21
今学期からゼミが始まりました。

僕のゼミのテーマは…
会社法をベースにいわゆる証券取引法(金融商品取引法)のうちでも開示規制やM&A規制について
…です。


本年度の具体的なゼミの進め方としては、
会社経営をシミュレートできる簡単なエクセルソフトを利用して各チームに分かれて擬似的に会社を運営します。

このヴァーチャルな「会社」おいてチームのメンバー全員がその会社の取締役であり、会社運営について基本的にはメンバー全員からなる「取締役会」で決定していく事になります。
このほか、各取締役(メンバー)には社長のほか、経理担当、総務担当、営業担当などの担当が与えられ、各自の「会社」において分担した任務を遂行していきます。(例えば、総務担当であれば取締役会各回の議事録の作成、経理担当であればシュミレーションソフトのデータ管理や決算報告の作成など)

ちなみに僕は社長をやらせていただいてます。


今週まではこのシミュレーションだけをしていたので、もっぱら計算ばかりしてました。損益計算やら、損益分岐点やら。苦手。


けど来週からやっと法学部の演習っぽくなります、この会社運営シミュレーションと並行して、
会社運営の中で生じうる問題について、各チームでディスカッションをしながら、解決していきます。

たとえば、そもそも会社が実際に営業をする前にまず会社を設立しなければならないから、各メンバーが発起人となって設立に関する作業を実際に行います。

具体的には、原始定款や株主間協定の作成などです。

将来的には他のチームを株主にみたて株主総会も行うので、定款の作成も株主間協定も生じうる将来の紛争に備えていかなる条項を盛り込んでおくのが合理的かといったという観点からゼロから起案していきます。

定款作成のため、色々と実務書を読んで準備してるんですが相当勉強になります。

机上の空論とは違いリアリティがあるので入りやすい。

これこそ僕がゼミに求めていたもの。



基本的に、判例やそれに関連する学説は、すでに生じしまった問題に対して「どのような解決が妥当であるか」ということを議論するものであり、いわば事後的な評価の当否を議論するものだといえる。

これに対して、この演習で目指しているのは、「将来生じうる問題に対応するために、現時点でどのような対策を施すのがよいのか」という予防的な視点を身につけるということです。
裁判官以外の法律の専門家というのは、圧倒的にこの「予防」の視点を要求されているのであり、企業法務などはまさにその典型だと考えています。

もっとも、「予防」の観点から問題を検討するためには、過去どのような判例があり、またどのような学説が提唱されているのかを理解している必要があることは言うまでもないけど。



ちなみにゼミの担当教官は本年度から赴任した方です。というか初めてゼミを持つ。というか教員自体初めてだそうです。

というのも先生は今まで某有名電気メーカーの法務部で実務にお携わっておられたからです。こういう先生って貴重です。きれいごとの理論はいくらでも本で勉強できるけど実務に関しては経験者から教わるか自分で飛び込むかの2択やからね。

実務色の相当濃い先生のゼミを選んでよかったなと。



とにかく法律の勉強が初めて楽しくなってきた。今の気持ちを忘れず日々精進あるのみ。

亀田父子について

 2007-10-20
どうなんやろね。試合は10Rくらいからしかみてないっす。確かにひどい反則やね。

でもいくらなんでもバッシングがひどい。と個人的に思う。

確かにルールがある以上反則はあかん。

けど忘れないでほしい事、それはまだ彼が18だって事。精神的に未熟なのは仕方がない事だと思う。デビュー前からスター扱いされていたし尚更。

あの反則行為が一歩間違えたら相手の選手生命に関わる事は事実。だからその報いとして彼は1年間の資格停止処分を受けた。

なのにマスコミや世論が「ボクシング止めろ」とか「ほんまは弱いくせに調子乗るからや」とか「国民を裏切った」とかね。

散々亀田を馬鹿にした後、いじめ問題に偉そうにコメントする某国立大学教授には失望しました。浅い。浅すぎる。

挙句の果てに「切腹しろ」という野次まで。

あまりに低次元だと思いませんか?

謝罪会見を見る限り彼は相当反省しています。

みずからの過ちを認め、罰を受け、反省している18歳。

それをおもしろおかしく非難する大人。

なんか悲しい構図ですね。

散々持ち上げたのは誰ですか?



うーん。ボクシング以外の事件に置き換えてみよう。よし、法律やな。


《登場人物:亀1号、亀2号、亀親父、チャンピョン株式会社》

亀親父は亀1号、亀2号の父親であった。亀1号、亀2号は父に対し敬意を抱き彼の指示のもと一生懸命働いた。
亀1号、亀2号にとって尊敬すべき彼の指示は絶対だった。
父の指導の甲斐あって亀1号は事業に成功する。
続いて亀2号も事業を起こす。順調に事業は軌道にのり、亀1号と同等の成功を収めるまで後一歩という時。事件はおこった。
同業種のライバル会社のチャンピョン株式会社はに対して敵対的買収を仕掛けたのだった。この敵対的買収策は周りから見れば明らかに無謀だった。なぜならチャンピョン株式会社は老舗であり非常に強固なガバナンススタイルを構築していたからである。
この無謀な挑戦。仕掛けたのは亀2号ではなく亀親父、そしてそのバックには大手TV局の影も。
亀親父としては亀2号の成功により自身が保有する亀1号、亀2号の株式と、IPO待ちの未公開株式亀3号の価値を高める狙いがあった。
しかしながら当然、買収工作は軒並み不調に終わり亀2号は危機に。そんな時、尊敬する父と成功を収めた兄から非合法の株式取得法を持ちかけられる。亀2号は連日の激務の疲労と、自社の危機的状況のせいで心神耗弱状態であったが、成功したい一心で法を犯してしまった。



亀1号の株価は急落。上場を待つのみだった亀3号も上場を見合わせる。ここまでは市場原理上当然に予測可能。

で、この場合法的にどのように裁かれるんすかね??

こんだけ書いて結論分からないっていうw

亀2号が亀親父が作り上げた経営モデルに取り込まれ、亀2号が行った多くの法的行為は主に亀親父の意思に基づいていた。つまり行為主体として亀2号は存在しているものの、その行為の多くは亀親父の意思決定を代理したものと解される。この場合民法上、亀2号は亀親父の代理として扱われる。のかな??

民法99条1項:代理人(亀2号)がその権限内において本人(亀親父)のためにすることを示した意思表示は、本人(亀親父)に対して直接にその効力を生ずる。

つまりこの場合、代理人はその行為につき生じた責任を含む債権は本人である亀親父に帰属するんですかね~。






…ってアホ丸出しですね。無理があるか。穴だらけどころか穴しかない法律論やろな。

さすがに亀2号無罪説は無理がありますけど。

それでも亀2号に何らかの情状酌量の余地はあるんじゃないかな。

現実に戻ると親父さんも亀2号もいづれも厳罰を受けましたね。

反省もしています。

裁きを受け反省している人間に対してのバッシングはイジメ以外の何者でもないと思います。

確かに一回りも年上の王者をゴキブリ呼ばわりする等、許せない事も多々あります。

けど僕にはどうしても亀2号がボクシングを冒涜するつもりで反則を行ったとは思えません。

追い詰められ、きっと兄のこと弟のこと、そして親父のこと、大きなプレッシャーを感じていたのは間違いないです。

18歳の少年がプレッシャーに押しつぶされて反則してしまった。

国を挙げてバッシングするに値するでしょうか?

他にバッシングすべき対象はいくらでもあるはずです。

罰を受け入れた人間に対して厳しい目で見つつ、再出発の機会を与えるのが近代法治国家のあるべき姿です。大げさですけどね。

18歳で世界王者と判定まで持ちこたえた。素晴らしいアスリートじゃないですか。

個人的にそんな素晴らしい才能をこんな事でつぶして欲しくないです。それだけ。

亀田1・2・3号には亀親父から離れて是非再出発することを願います。

ブロードうぇーい

 2007-10-19
昨晩、某ニュース23を見ていたら気になるニュースが。


最近、高校の文化祭で上演する演劇に著作権上の許諾を求める動きがあって、許諾がとれないために上演できないケースが続出しているというもの。

ニュースでは2年前の都立高校の例が紹介されていました。許諾を求めたのは、ブロードウェイ・ミュージカルの著作権を管理する会社で、アメリカ側からの要請だと。この人の意見では、同一性保持権の侵害だとの主張。

「学校だからなにをやってもいいというわけではない。すくなくとも十数万円は必要。払えないなら他人のものだからあきらめてもらうしかない」 と、インタビューで答えていました。まあ正論。

某ニュース23の論調としては「高校生からお金とるなんて嫌な時代ですねー」と感じさせるものでした。




少し整理すると。

著作権法上は入場無料で教育目的の文化祭での上演には許諾不要と解釈しうる条文が存在します。

ただこの条文が予期する所、それは単純に、教育目的であり営利活動を一切行わない場合には、著作権侵害にあたらないというものです。

ただし、これが、文化祭のような行事の一企画になると解釈が異なるようです。

演劇を見に来た人は、文化祭の他の企画で、飲食物や商品の購入などをすることが考えられます。つまり、学校全体としてみれば、演劇上映によって利益を得ることが出来るわけです。このような場合には、客寄せ、営利活動の一環と見なされ、著作権料の支払いが必要となるというのが、一般的な解釈だそうです。

屁理屈っぽいけどこれが著作権法です。

こうなると、事実上、どのような演劇の上映も、著作権料の支払い対象となると考えることが出来てしまいます。(完全に授業中に生徒だけの参加及び観覧を認めた上演なら例外)

そして実際、前述のニュースのようなケースで訴訟へと突入すれば勝てる見込みは0でしょうね。ってか弁護士に止められるか。争う余地なして。

今回の場合は、対象がブロードウェイですし。きっとものすごく多くのコストをかけて作っているものですから、日本国内の上演契約もかなりシビアなものになっているでしょう。

高校生の上演を黙認したということが問題になれば直ちに契約の破棄、最悪の場合訴訟もありえるケースです。上演ライセンスを管理するというのはそういうリスクもあるはず。だから高校といえど甘い対応はできないんでしょうね。





けど法律も、その解釈も、現実に応じて変化するものだし、そうあるべきだと思いますね。

こうした文化活動の援助のためには、もっと、制限を緩めても良いのではないかという考え方もあると思いますが、いろいろな立場の人の意見があって、簡単に意見の一致を見ることは難しいようです。

うーん。おもしろい問題やね。継続して考えていきたいです。

実家か1人暮らしか。進学か就職か。

 2007-10-18
来年から住む予定の学校の近くのマンションでいくつか空き部屋がでたらしい。

明日までにどの部屋にするか決めて連絡しろとの事。




ここで問題になるのが進路。

正直、進学(大学院)と就職で揺れ動いている。

就職するなら就職活動が必要。となると京都を拠点にするよりも大阪に近い実家の方が色々な面で便利。


そもそも1人暮らししようした理由。それは進学にむけて勉強に専念するためだった。勉強するには往復3時間の時間と労力が非常に邪魔だったから。

今までは進学で固まってたのだけれども色々思うところもあり。悩む。

就職というのも非常に魅力的な選択肢だから。

幸い前々から熱心に誘ってくれる人もいる。

法律以外で興味のある分野もあるし。

今では進学と就職で半々くらい。



まあ、院という選択肢が残せるだけでも幸せですよね。本当に自分は恵まれていると思う。

『2兎追うもの1兎も得ず』にはならないようにせなアカンね。


どちらにしてもこれからの2年間は自分の人生にとってすごく大事な時間になる。

どちらの進路を選ぶにしても…
①英語の上達
②実社会での経験を積む
③いろんな人と話す

これは必須やね。

とりあえず部屋の返事は保留にしてもらって、ゆっくり考えよう。

はやりの排出権取引

 2007-10-18
排出権取引とはあの有名な京都議定書において、よりフレキシブルな発想で世界全体のCo2削減を進めようという目的で導入されたものらしい。


詳しい説明は以下。

1990年当時の温室効果ガスの排出量を基準に、日本、EUなどの2012年時点での排出上限量が数値目標として決められている。この数値を基準にして、たとえば、A国が温室効果ガスの抑制努力をして目標数値をクリア、B国が目標に達しなかった場合、B国はA国から排出権取引によって、金銭で不足分を購入できるシステムである。
引用《環境goo》http://eco.goo.ne.jp/word/issue/s00149.html

まあ早い話が、大学生でいうところの代返みたいなもんかな。もしくは有給休暇の切り売りみたいな。



最近よく聞くから関係文献を2,3当たっただけやけどなかなかつっこみどころ満載ですよ。

ちょっと調べると分かるけど、日本はトイレットペーパーまで無くなったというオイルショックの反省から世界トップクラスの省エネ社会を実現しています。なのに議定書の基準年がオイルショックからの技術発展を一通り終えた90年なので、今後省エネ努力を行える余地が非常に少ないんすよ。皮肉もこめて「わが国は乾いた雑巾」と言われるそうです。しぼっても出ないんすね。

こんな国こそ排出権取引を積極的に行うべきともてはやす風潮。まあ間違ってないですよね。

お金で排出権を買って、とりあえず京都議定書ホスト国の面目を保てるかもしれない。

で?

本末転倒な気がします。

大事なのはむしろその後ですよね。もう省エネしきったから無理。じゃなくてそっから先、一歩前に考えられないですかね?

排出権取引は新たなビジネスというだけで、それほど地球環境に寄与しているとは思いません。

ほんまに排出権取引で貢献したいなら、権利だけ買って行使しなきゃいい。

それなら世界は認めてくれますよ。さすが日本て。きっとね。



何でも京都議定書とは違う排出規制枠組みの準備がアメリカ主導で進んでいるようです。

こういう分野でこそ日本がリードしていくべきなのに。

お金の話の前に出来ることはまだいくらでもあるんちゃうかな?

なんか残念でなりません。


とりあえず僕は近所のコンビニは自転車で行く事にします。エコ。

「小さなことからコツコツと」


いい言葉です。西川きよしが環境大臣なったらええねん。

Radioheadの新譜 『In Rainbow』に見るビジネスモデル

 2007-10-17
lR.jpg


UKロックファンならご存知かもしれませんが、UKロックの大御所Radioheadの新譜がネット上のみで公開されている。最近はネットリリースは我らがoasisも行うなど盛んだし、それ自体は驚くことではない。

しかしリリース方法がRadioheadらしくすごく斬新です。バンドは前作で大手レーベル(EMI)との契約を満了し、今回はレーベルを通さず、オフィシャル・サイト(Radiohead.comから自動的にInrainbows.comへ移動する)のみで販売している。

更に更に。ここが最大の特徴なんですが、価格がいわゆる『言い値』になってます。
ごちゃごちゃせつめいするより実際にInrainbows.comにいってもらうと分かると思うけど、購入画面の価格の箇所が空白になっており、好きな数字を入れられるようになっている。
空欄の横にある“?マーク”をクリックすると“It's Up To You”とお洒落なメッセージ。試しに0.0。つまり0円を入力したが全く問題なくDLできてしまった。





後のリサーチによると『In Rainbows』が初日だけで120万枚のセールスを上げたとされる。

更に3,000人以上が参加したGigwise.comの世論調査によると、同アルバムの平均購入価格は4ポンド(約1000円?)だったらしい。

この2つのデータを元に推測すると、『In Rainbows』は初日だけでおよそ12億円のセールスを上げたことになる。初日だけで。時給5000万。



CDセールス≠バンドの収入。

これが従来の音楽業界の常識。なぜならレーベル契約によりバンドの取り分は5~20%ほどに制限されるのが普通だそうだからです。

まあCDを売ると簡単に言っても、プロモーション、流通、小売店等、様々な中間コストが発生しておりこれは当然のことです。

もともと音楽やプログラム等の知的財産は一度開発してしまえば後は低コストで大量生産が可能である。その分ヒットすれば利幅が大きい業種だといえる。(ヒットするのが難しいのだが)



ただ今回の試みではバンドが直接ファンにダウンロードさせる形式をとる事で一切の中間コストを排除している。低コストどころか無コスト。

つまり

CDセールス=バンドの収入。

という従来では不可能だったビジネスモデルを確立した事になる。


この新しい手法により、1日で彼らは12億を手にしたと推測される。

従来の場合、契約が売上の20%を取り分と設定していたとすると、12億稼ぐのに何枚のCDを売る必要があるか?

60億の売上を上げる必要があるため1枚2000円と仮定した場合、300万枚のセールスが必要になる。

300万枚。この数字はどう考えても1日で売り上げられる数字ではない。




つまりこの新しい手法は従来に比べ、アーティスト側に金銭的に多くのメリットを生み出していると言える。

個人的には、CDを発売日に並ぶあの感覚が失われたとか、パソコンないと曲聞けないじゃんとか。ツッコミどころはあるのだが。

とにかくアーティスト側から見ればノーリスクハイリターンの夢のようなビジネスモデルである。

今回、Radioheadがこの手法で成功した事を受け、多くのアーティストがこの流れを追随してもおかしくないだろう。






この流れは音楽にかぎらず、書籍等のその他のメディアに波及することも考えられる。

こうなると、知的財産が無料で手にできるという事実上のパブリックドメインにおかれるのだから、大きな目で見れば世界全体の文化に重要な変化をもたらす可能性もあると個人的には思う。




ちょっと大げさに書いたけれどもとにかく、Radioheadの試みは21世紀型の知的財産ビジネスの新たなモデルとして大きな意味を持つことは間違いないだろう。

1万円の世界地図

 2007-10-16
1万円の世界地図1万円の世界地図
(2007/02/27)
佐藤 拓

商品詳細を見る





親父の本棚にあり偶然手にしたこの本。

内容自体はいわゆるデータ本である。しかしながら他の本とこの本が一線を画すのが、その主眼を今流行りの「格差」という点においたところ。

毎ページ見開きで、左のページでデータを提示し、右のページ筆者が簡易なコメントを付け加えるという形式が延々200ページに渡り展開されるこの本。

結論としてはこれまたありがちな「データに騙されるな」というところに帰結してしまうのが非常に残念…。

しかしながら「ビッグマックを1個買うのに要する平均労働時間」等ユニークなデータを多く紹介している。ちなみに日本は10分で世界1位。最下位のボゴタは97分である。つまりビッグマックを基準に貧富を比較するなら、世界には10倍近い格差が存在する事になる。


とまあ、こんな感じで提示されたデータを自分なりに消化するという意味で考えさせられる良い本だと思う。780円分の価値はあるかな。データとか好きな人にはオススメ。

メモ

 2007-10-15
『元気力発電』

なんか知らないけどいい言葉やね。なんかのキャッチコピーで使おう。

日本における真の国際人とは

 2007-10-15
大学に入ってから自分の文章力の無さを痛感する。他学部に比べ法学部はレポートを書くことをほとんど求められていないため自発的に磨かないとマズイ。このブログにはそういう意味での訓練という側面もある。


まずは自分を戒める意味で高校時代の作文を紹介したい。あれから2年。この作文以上のものを書く自信がないのが痛い…。まずはこのレベルまで自分を戻そう。


これは同志社の国際交流エッセイに応募した作文です。


                     『21世紀の日本における真の国際人とは』 

 最近、TVや新聞では連日のように国際化の必要性が問われ、その波に流されるように多くの学校が英語教育に特化したり国際科なるものを新設したり、そして多くの親たちが自分の子供を早い段階で「とにかく海外へ」という安直ではあるが切実な願いの基に留学やホームステイ等、形は違えど海外へと送り出している。私も幼いころから海外志向の強い両親の影響で幼いころから英語教室に通ったり、毎年のように海外旅行に連れて行ってもらったりといった幸運に恵まれていた。その後も英語教育に強いとされているこの同志社香里に入学し、中学時代にはアメリカに1ヶ月のホームステイ、高校では国際科に籍を置き1年生でフィリピンへボランティア活動、三年時には幼いころから意識していた留学もさせてもらっている。そういう意味では私は他の同年代の人と比べて国際交流の経験は確かに豊富ではあるだろう。その分、自分は国際人として将来海外に出て行くという漠然としたイメージは持っていたし、期待もされていただろう。だが1年間の留学生活を通して強く感じた疑問は、私を含む日本人が描いている国際人像と、それを目指す上でのプロセス(具体的には、文部科学省が中心になり進めている小学校における早期の英語教育等が挙げられる)が、本当に正しいのかというものである。
 この疑問に対して考えるまえにまずは、はっきりと国際人という言葉を理解する必要があるだろう。広辞苑によると「広く世界的に活躍しているひと」と定義されている。非常に曖昧な印象を受けるのは私だけだろうか?日本語の根幹を成す広辞苑ですら、この言葉が指すものを明確には定義できていないと思えてならない。個人的な見解はでないが、おそらく世界や諸国家など広く外の世界を指す「国際」に生きる「人」であるから、国際+人=国際人、といういかにも日本語的な処理が行われた事は想像に難くないだろう。ちなみに英語には「国際人」を直接的に指す単語は存在しない。強いて挙げるなら”cosmopolitan”という地球人や世界主義があるものの、これを世界的な視野を持ち考えられる人間と解釈すれば、前述の広辞苑の定義とは大きく性格の異なるものになってしまう。つまり国際人や国際化といった言葉の全てに図々しくもついてまわる「国際」という単語が、17世紀から19世紀中頃までの鎖国によって国際感覚を失くしてしまった日本人が作り上げた、何の定義すら持たないただの概念に過ぎないのではないだろうか?
 はっきりと確立された定義をも持たない、しかも人によって解釈の異なる様な不安定な言葉を目標にして作り上げたシステムはやはり極論として、見かけや聞こえは良くても中身カラッポという事になってもおかしくはないし、私は現実として今の日本にそのような危機感を感じている。とは言っても、私は海外志向から派生する英語教育や留学や語学研修の様なプログラムといった一連の方針について全否定したい訳では決してない。実際に自分が通ってきた道である分、他の人よりそれらが持つ重要性や与えてくれた影響は理解しているつもりだ。私がここで問題にしたいのは、本当にそれらの「外へ外へ」というスタンスだけで良いのか、という事である。
 では国際人になるために、具体的に日本人はどうすれば良いのかという問いに対する私の答えは一見矛盾しているようだが、自らの文化、ここでは日本文化を改めてしっかりと見つめなおす事にあると私は考えている。真の国際人とは、自分の文化とアイデンティティーを明確に把握し、それを違った文化圏に住む人に常に提示できる状態にある人の事を指すのではないだろうか。それができて初めて、相手の文化と、それに基づき形成された相手の生き方と考え方が理解でき、そうなって初めて本当の意味での相互理解が可能になるはずである。
分かり易い例を挙げよう。間違い探しは2つの明確なビジョンがあるという前提の基、それらを理解し見比べることで違いを認識するゲームである。それ故、当然だがどちらか一方が欠けてしまえば成立しない。つまり基準となる絵がない以上は他にどんな絵をみても違いは見えない。多くの日本人はこの絵を持たないか、もしくは持っていても自分自身でどんな絵か見えない状態にあると思われる。自分が自信を持って判断の基準としうる絵がないために、何を見ても違いに気づかないか、自分勝手な思い込みしか見えない。同時に、相手に見せる絵もない。ゲームとして永遠に成立しない状態だ。
 言うまでもないが、ここでの絵とは自分、もしくは文化である。つまり自分も知らない自分や文化を相手に、自分を通して伝える事は不可能である事が容易に理解できるだろう。だからこそ闇雲に外国で多くの“絵”を見てくれば、それだけで国際人になれるという考えは根本的に間違っていると言わざるを得ない。外に出て何かを得て、相手にもなんらかの影響を与えようとするのなら、自らの内なる文化に対してある程度の理解は不可欠なのである。
 私も含めてだが、自分のルーツであるはずの日本文化に対してあまりにも無知である人ほど、日本という国自体にも愛着がなく早く海外に出たがる傾向にあるのではないか?「日本ではもう何も学ぶ事がないから、早く海外に出ないと自分の可能性が無駄になる」という考え方だ。私も留学前までは正直、そういう自惚れの持ち主であった。しかし、実際に海外での生活をスタートさせてみると、自分が留学先の人に対して伝えられることがあまりにも少ないことに気がついた。「日本の侍はなぜみんな同じ髪型なの?」、「日本のイラク戦争に対する基本的なスタンスは?」などと問われても即座に明確な答えを彼らに対して提示できない事に悔しさを感じたと同時に、たった1年で相手の全てを知ろうと考えていた事が恥ずかしくもあった。自国の文化も知らない人間が海外に少し行ったぐらいで得うる物は、せいぜいガイドブックや文献を調べれば見つかる程度のものだろう。そんなものを日本に持ち帰っても何の役にも立たないはずだ。かなり極論かもしれないが私には、それが現実である気がしてならない。留学の成果として、英語が話せるようになったとか、友達がたくさんできた、とかいうレベルの話をしているのではない。そういう要素も国際人には必要かもしれないが、それは条件であっても本質にはならないだろう。
 その事に早い段階で気づき方向修正できた私はラッキーだったと強く思う。以後、私は他の国の文化を知ろうとする場合にまず、日本におけるそれについて調べるか考えることを自分に課した。それによって一つの事柄に対する見方が大きく広がりを見せたのは言うまでもない。そういう観点に立てば、留学などのプログラムは素晴らしいものだろうと断言できる。他国の文化に対して直接触れるのと同時に、他国から見た日本とその文化も感じられるからである。このような機会は日本でどれだけ語学をしようが、国際科で勉強しようが簡単にあたえられるものではない。自国の文化を客観的に見て知る事は、それほど難しいのであろう。日本のように島国であるが故に、他国の存在を感じにくい国であれば尚更だ。
 実際に日本から出て分かったことだが、外から見る日本という国は世界から見て、除々に孤立している気がしてならない。日本と本当に友好関係に在る国はどこだろうか?アメリカはどうだろう?いやアメリカから見た日本は外交戦略上有力な同盟国ではあるが、それ以上でもそれ以下でもない。次にあがるのは中国だろう。歴史上、最も日本文化に深く影響を与えた国であるのは間違いないだろう。だが昨今の反日運動をみていても明らかなように、中国を含むアジア全域からの反日感情は未だに我々が思っていた以上に根強いようである。加えてヨーロッパにおけるEUのように国家間の利害関係を超える枠組みによって守られているわけでもない。今の日本からもし経済力という力が無くなった場合には、やはり日本は世界から見放され、取り残されるのだろう。それは資源や食料のほとんどを自給できず、海外からの輸入に依存している日本にとっては絶望を意味する。日本という国は極東の小さな島に過ぎず、一人ではなにもできない以上、他国と共存こそが唯一の道なのではないか?250年もの間、強固に自立していた江戸幕府がペリー来航に始まり、一気に崩れた事からもそれは明らかだ。日本にはやはり国際化が必要不可欠で、そこに暮らす我々日本人もやはり国際人である必要があるのだろう。表面ではなく異文化の本質を見極めたうえで、それらを日本文化に還元し、より魅力的な文化を作り世界に対して提示する。これには相手の真似をするのではなく、強いて一言で表すのであれば「文化の融合」となるだろうか。
 これを実現するためには前述したように、自分を再認識する必要があるが、それを蔑ろにした教育システムが主流なのは事実である。だが全ての日本人にそれが成しえない訳では決してない。現在でも歌舞伎や能に代表される洗練された日本文化は世界中から尊敬されているだろうし、それを伝える人も同様だ。したがって問題なのは、個人や小規模な集団単位ではそれが有効だと確認され保護されているにも関わらず、国家という大規模になると隅に置かれて、教育システムの核に組み込んで国の指導原理とは成りえない点にあるのではないか?
 今、日本は戦後の脇目もふらない効率主義による、独りよがりの歩みを止めて、後ろを振り返るべき時期に差し掛かっているはずだ。そしてそれを理解し実行できる人間こそが真の国際人であり、無計画に外に出る必要はそれほどないだろう。そういった人材を積極的に育成、そして活用するシステムなしには日本の国際化は成し得ない。





という事で。この作文で自分のスタンスを一度アウトプットし整理できたことが今の国際交流活動につながってるんでしょうね。

いつか同じテーマでもう1度エッセイを書きたいな。きっと違うものができるはずやし。

初めに…

 2007-10-15
このブログのコンセプト。

『特定の読者を意識せず自由に書く。』


これがmixiでは難しかったためブログを始めました。あと複数の尊敬する先輩達がいずれも長期間にわたってブログを書いているというのも一因。

読んだ本のレビューとか。日々の講義なりニュースを自分なりにまとめたりとか。アウトプットの練習です。そんなのノートに勝手にやっとけという事なんすけど、まあ公開することで緊張感が保てるかなと。

長く続けばいいな~
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
プロフィール

KK

Author:KK
自称「日本最高」のマーケター(身長的に)。
2010年より外資系メーカーに勤務しております。
将来の夢はリアム(写真)になって、そしてカリブに海の家!!

日々の生活、マーケティング、広告、音楽、海外ニュース、とにかくアンテナにひっかったもんに対してつっこんでいこうと思います。

※あくまで個人のネタ帳であり、所属企業・団体等とは関係ありません。



こちらにはアイディアの種を撒き散らしてます。

http://kk196.tumblr.com/archive


↓Follow me↓
twitter / kk_196

カテゴリー
最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
DONATION.JP
あわせて読みたい
あわせて読みたいブログパーツ

カウント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。