チキンタツタのPR戦略
2009-09-27

昨日、サンドイッチパーティーの直後にも関わらずマジーとマクドナルドに。
お目当てはもちろん、期間限定復活のチキンタツタ。
mixiのボイス機能で盛り上がってたり、昨日のパーティーでも話題になるなど、すごいPR効いてるなーという印象を感じていました。
マクドナルドは、クオーターパウンダーと言い、無料コーヒーといい、力技のマーケティングのベンチマークとして注目してたのですが、今回は若干毛色が違う印象を受けます。
色んなキャンペーンがある中で、チキンタツタが他とは違うジワジワとした盛り上がりを見せていたのは一重に復活というこの2文字をうまく演出したからだと思います。
ただ単に昔のメニューの復刻ではなく、「復活してほしいファストフードメニューランキング1位」に選ばれた伝説のメニューが復活という所に価値があるわけです。
この辺りの情報がジワジワ露出していた辺りにうまさを感じるわけです。
もちろん渋谷で先行発売しておいて、例によって行列を作り、そこでも広くPRしているし。
個人的に「復活してほしいメニュー1位」とか言われると、それまで存在すら忘れていたのに急に懐かしくなってしまうわけです。
元来ビックマック派の自分はそんなに食べた経験ないはずやのに、「俺、チキンタツタ好きやった気がする…」みたいな微妙な記憶捏造myselfすら発生していました。
懐かしさとか、記憶に訴えかけるのは、やっぱり強い。
基本的に、趣味嗜好ってのは脳科学的にも記憶に強く結び付く形で形成されていくようです。
だからこそ、今回のキャンペーンでは2004年に惜しまれつつ引退したチキンタツタが満を持しての復活!っていうストーリーを中心にPRを構成したのがほんまに響くんですね。
趣味嗜好を変えるのは難しいけど、記憶の部分を一般化してPRすることで、趣味嗜好をある程度いじってトレンドにまで昇華する面白い事例だと思います。(Always三丁目の夕日以降の昭和ブームとかこの部類な気がする。)
そしてそれに無意識に乗っかって、無性に食べたくなってしまい、最終的に購入した自分は素直な生活者ですね。
こんな自分の素の感覚を大切にしよう。

