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新島襄先生のお墓参り
2009-10-20

今日はサークル仲間と同志社大学の創立者である新島襄先生のお墓参りに。
(同志社関係者は新島襄の事を新島先生と呼びます。)
新島先生のお墓は有名な南禅寺の奥の若王子山にあります。
なので、お墓参りといっても哲学の道を通って、ちょっとしたピクニックも兼ねて。
天気も良いし、最高でした。
中学から同志社に通う自分としては、人生の半分近くが同志社と共にあるわけで、非常に感慨深いものがありました。
中高大と今までに3度上る機会がありましたが、今までとは違う気持ちに。
同志社大学に関する新プロジェクトに参画したり、おそらく現役の同志社生としての最後の墓参だったからでしょうか。
なんかこう、凄く素直に祈ることができた気がします。
無宗教なので形は適当ですが、気持ちがあれば良いということで。
この記事を書いていて、参考にしようと大学のHPをあらためて見ていましたが、凄く感銘を受けることが多く書いてある。

「一国の良心」ともいうべき人物を養成するために「キリスト教主義」「自由主義」「国際主義」という理念を掲げる。
当初からグローバルな人材の育成に力を入れていた。
ほんまに関係ないかもやけど、外資系の社長経験者(P&Gの現職とか、coca-colaとか)は意外と同志社出身者が多かったりする。
目先の知識に捉われずに、人格教育に徹する校風がのんびりとしたアカデミックな空気を醸し出しているんでしょうね。
そしてその理念の全てが新島先生の実体験の中から形造られたからこそ、ここまでぶれずに受け継がれてきたのだと思う。
なんせ江戸時代に脱国してアメリカに渡り、日本人として初めて学位を取得して、アメリカでファンドレイジングをして帰国後に設立された大学ですからねー。
他のどんな大学よりも深いドラマをもった大学だと自負しています。
こういう話を書くつもりじゃなかったんやけど、せっかく書いたのでまあ良いか。
とにかく、新島先生がいなければ、今日一緒に登った仲間とも出会わなかったし、今の自分もなかったわけです。
そういう意味で純粋に感謝の気持ちがあります。
こういうものが愛校心の源なのかもしれない。
自分が同志社に対して忠誠心を感じる理由。
明確なコンセプト、設立に至るストーリー、同志社の基で培ってきた仲間との共通体験。
自分の心が動くのなら、同じ理由で人の心も動かせる。
今大学で関わっているプロジェクトにも活かせる、いやもっと広くて豊かな気付きがあった気がする。
良い日だったー
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