クロスメディアの逆流
2009-10-20
電通とgoogleという名前を聞いただけで、少し威圧されてしまいそうなコンビがこんな調査をしています。YouTube投稿動画の広告効果はいかに--電通とグーグルが共同調査
インターネット上の動画の再生回数とその認知率にはどのような関係があるのか、また、動画は購買行動に結びつくのだろうか――こういったインターネット動画の効果を調べるため、電通とグーグルがYouTubeのデータをもとに共同で調査した。その結果、再生回数と認知率の相関度合いや、YouTube上で動画を見たユーザーが動画内の商品に高い購入意向を示すことがわかったという。

動画認知のある人の方が商品に興味を持つ率が約2倍。
TVのCMではこういう動きは見せないらしい。
まあ、それはそうだろうなと思う。
記事内でも触れられているけど、youtubeで動画を見るにはだいたい検索作業が必要。
その時点で商品には強い関心を示している層だから。
ぼーっとTVでCMを流しみてる層と一緒にはできない。

電通さんの記事なのでAISASモデルを使って考えれば、CMが最初のAttentionの部分を主に担うメディアなのに対して、youtubeはSearchの段階が前提となる。
2段階も先の段階にいるユーザーと比べたら、そりゃそれくらいの購買意識の差はつくだろうなー。
まあ、ここまではいいとして。
この記事にもよく興味の受け皿としてWEBメディアがあるみたいなのがクロスメディアって言われるけど、それって個人的には少し違うと考えている。
マスから検索でWEBへという一方向だけではない気がするんよね。
その逆流も起き始めていると感じる。
自分も今、携帯ニュースで興味のあるニュースがあって、とりあえずTVではニュースをつけてる。
商品についても同じことが言える気がする。
コンテンツとして素晴らしいCMがyoutubeにupされ、世界中のブログなどのWEBサービスでシェアされれば、youtube発信で大きなAttentionの波が起こるケースは意外に多いはず。
ここまでくると、TVはこう、WEBはこう、ってメディアの特性をステレオタイプで決めつけるんじゃなくて、一回全部フラットにして考えないと可能性が広がっていかないと思う。
ちょうど今ニュースの裏でやってるリアルクローズっていうドラマの通販も同じ。
AIDMAのプロセスをマスでありながらぐっと縮めた。
単純に面白い。
メディアの特性をフラットにして、施策を考える。
云うのは簡単だけど、実際にやるのは超難しい事を今日の仕事で実感。
ううむ、がんばろう。

