ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代
2008-01-06
![]() | ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代 (2006/05/08) ダニエル・ピンク 商品詳細を見る |
いわゆるクリエイティブな側面を司る右脳の発想を大事にしよう。という本。
他大学の先輩が推薦してくれたので、図書館で注文して、1ヶ月かかり手元に。そして年末年始を使い2度読みました。
訳者がいわゆる典型的な左脳的、つまり論理的思考者であるのがミソですね。そこでかなりバランスと説得力を得ている気がします。
文系でロジカルな考えが苦手な僕には希望を持てる嬉しい内容でした。
これからの日本やアメリカでは弁護士・会計士・プログラマーといったナレッジワーカー(知的労働者)の時代ではない。なぜならこれらは、より賃金の安いインドや中国、更にはコンピュータによるオートメーション化も可能であるから。と本書は説く。
であれば、我々は論理等の『左脳的』な発想より、クリエイティブな『右脳的』な能力を磨く必要があるそうだ。
恐らくその通りなのだろう。しかしだからと言って左脳的な働きを無視する事もできないのは事実。一見右脳的でクリエイティブな仕事も、突き詰めればその本質は圧倒的に論理的なのが常だろう。
だからこそ僕らのような一般人はしっかり勉強した上で、しかも『中国人やインド人の仕事』と本書でされてるような左脳的仕事もキッチリこなせるようになってから初めて、右脳で新しいことを考え成功することが許されるんでしょうね。経験やそれに基づく客観的な分析、そして論理的思考ありきの新発想でしょうから。
右脳と左脳。両方でバランスを取れる人間になりたいなら、まずはこの本に励まされてみるのもオススメ。


