サッカーから学ぶ職業観
2009-01-18
現在、欧州のサッカーリーグでは移籍期間です。今年はなんといってもカカのマンチェスターシティへの移籍問題が熱いです。

マンC、カカにサッカー史上最高額のオファーを提示
イタリアのメディアによると、オファーの額は1億ユーロ(約117億円)といわれている。ここ数カ月間厳しい財政を強いられているミランにとって、魅力的な数字であることは間違いない。
移籍が実現すれば、カカは週給22万ユーロ(約2600万円)を稼ぐ“世界ナンバーワンの高給取り”として、同郷の友人ロビーニョとともにプレーすることになる。
いやー117億の移籍金がミランに。
カカ本人にも年棒10億超。
マンCのオーナー何物なんでしょうね。アブダビユナイテッド。
なんでもそのリーダー、アルファヒム氏の個人資産額は、あのチェルシーのアブラモビッチ氏の約10倍だそうな。
って事は10兆とか…個人で…
こんな常軌を逸したオファーを受ければ当然。
ミランのオーナー、カカのマンC移籍を承認「『行くな』と言えない」
となってしまうわけです。
だって117億ですよ。
普通拒めないと思う。
けど、こういう現実離れした資本を持つクラブが、有名選手を買いあさるのってどうかと思う。
普通のクラブはスポンサー料、入場料、放映権料、っていうクラブの収入でやりくりしてるのに、そこにこういう天文学的な数字をちらつかせるチームがいるとバランス崩れますよね。
なんかロマンがない気がするし。
特にマンCはプレミアで中位以下のクラブ。
カカがプレイするクラブではないんじゃないかと思ってしまうわけです。
そういう僕の気持ちを代弁したのが彼。

リバプールのFWトーレス「マンCがカカにとって理想のチームとは思えない」
以下彼の素晴らしいコメントを抜粋。
「カカがマンCでプレーしている姿は想像できない」と語るトーレスは、「金銭面より数多くのタイトルを獲得すること」が選手にとって大事である、と指摘している。
「(マンCとの契約が)申し分のない契約であることは事実だが、選手には金銭面よりもっと大事なことがある。サッカー選手なら誰でも、タイトルを獲って歴史に名を刻みたいと思うものだ。引退から10年後、過去を振り返って、自分の顔がどの写真にも写っていない、メダルもトロフィーもないという現実を想像してみればいい。そんなことは、無意味にサッカーを続けるのと同じことだ。たとえば、豪華な車、家を持っていたとする。でも、それにどんな意味がある? 友達よりいい条件の契約を結ぶことができたとしても、自分の過去を振り返って、『僕は誰よりも金を稼いだ』と自慢できる選手はいないだろう」
いやー本当にそう思う。
別に俺はサッカー選手ではないけど。
同じプロとして何らかの職業につくなら、お金(もちろん大切な要素だけど)だけじゃなくて、そこに何らかの意味であったり意義を見出せる選択をしたいと思う。
『僕は誰よりも金を稼いだ』と自慢できる選手はいなくても、『僕は誰よりも金を稼いだ』と自慢するサラリーマンは意外と多い気がする。
そうならないようなキャリアを歩みたいなと思うわけです。

