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総合商社業界研究まとめ

 2009-01-19
イギリス留学中の某TJが就職活動について書いてます。

現在のところ…
・資源メジャー 
・人事 (DiversityやEqual employmentを推進しているところ)

っていう選択肢があるようで、個人的にコメントできる点がいくつかあるかと思い、彼の為だけにコメントするのもなんなので、手持ちの情報をブログで共有しておこうと。

人事、特にDiversityに関しては彼が専門なのでむしろアドバイスをこう側。
今回は資源、特に彼が文中で謎の存在としてあげている日本の総合商社について、知る限りの情報をもとに、好き勝手私見を述べたいと思います。
(いち就職活動生の戯言なので、信用しないでねー)



(目次)
1、総合商社(4大総合商社)とは?
2、商社と資源開発
3、総合商社に就職というすること


1、総合商社(4大総合商社)とは?
商社って何だろう。
ってとこから普通の学生はスタートするはず。僕もそう。

wikipedia先生によると商社とは…
商社(しょうしゃ)とは、輸出入貿易ならびに国内における物資の販売を業務の中心にした、商業を営む業態の会社である。幅広い商品・サービスを取り扱う総合商社と特定の分野に特化した専門商社に区分される。

分かったような、分からんような。
やっぱり分からん。
ただ就職活動生が商社という言葉を使うとき、それは総合商社を指し、なおかつ特定の4つないし、5つの企業を指しているのが現実である気がします。
いわゆる4大商社(MS,MB,SS,IS)ってやつですね。

業界研究をする際、あんまり対象を広げても余計効率悪いはずなので、総合商社=4大商社と定義して先に進みます。(専門商社とか多すぎて知らん。)
という事は4大商社が何をしてる企業なのか、それぞれの違いを知れば、総合商社を理解した事になります。

まずはリクナビ先生を使って比較検討。

MS:国内及び海外約80ヵ国に200超の拠点を持つ総合商社です。エネルギー、金属、機械、化学品、生活物資等、多種多様な商品の国内・輸出・輸入および外国取引を行うほか、情報、金融、物流その他各種サービスの提供、国内外における事業投資など、広範な分野で多角的に事業を行っています。

MB:金属、機械・情報、化学品、エネルギー、生活産業、物流・金融の各分野において、グローバルに広がる拠点の情報力と総合力を活用し、商品の国内販売、輸出入、外国間貿易、さらには資源開発や新分野での技術開発など各種事業を多角的に展開。

SS:あらゆる分野にわたる商品取引を行うほか、関連する取引先に対する各種ファイナンスの提供、各種プロジェクトのオーガナイザーおよびコーディネーターとしての機能発揮、情報産業分野やリテイル分野をはじめとした事業投資を行うなど、住友商事の「総合力」を活かし、高度かつ多角的な取り組みを行っています。

結論、総合商社は何でもやる。
そう、何でもやるのが総合商社の実態であり、ビジネスモデルなんだろうと本気で思います。


2、商社と資源開発
資源開発について。
以前MSの会社説明会での話によると、商社の伝統的ビジネスモデルは仕切取引(トレーディング)。仲介による値差で収益。スケールメリットや安定供給で付加価値を。というものでした。
この機能だけだった商社に不要論が巻き起こったものの、商社は事業投資という新しいビジネスを開発し、華麗に復権しました。

新しい事業モデルとしての事業投資。投資ファンドとの違いは金だけじゃなく、人やノウハウも提供し、商社のバリューチェーンに組み込む点。配当狙いではなく、ビジネス領域の拡大が主目的。事業投資により川上・川下事業に投資し、あらゆるビジネスのフェーズのノウハウを吸収、効率よく利益を上げる。(3菱商事スタートアップセミナーより)

資源に関しても、資源の取引を仲介するだけでなく、資源利権をおさえてしまう動きが近年目立つ印象をうけます。
ボリビアの銀・亜鉛などの権益100%保有へ 住友商事

とかね。
先ほど総合商社は何でもやると言いましたが、資源も例外ではなく、資源に乏しい日本において、それを安定的に確保し、流通させる商社が果たしている役割は非常に大きいのだと思う。
この場合、SSは現地の権益保有会社の株式を取得し、子会社化する事で利権を抑えました。
つまり商社は自ら開発を担うというよりは、事業投資の一環として利権を抑えているというのが僕のイメージ。実際にその資源を開発するのは、子会社化された現地事業会社だから。

そうなると総合商社ってもはや企業としての実態は巨大化しすぎて見えません。
圧倒的なスケールをもった企業連合みたいなもんで、総合商社としての形態は残るとしても、ほんまに多種多様な企業が集合体というイメージの方が正しいのではないかな?


3、総合商社に就職というすること
これらを踏まえたうえで、就職先としての総合商社を考えます。
結論からいうと、TJのようにやりたい事が明確な人にとって、最適な選択ではないような気がします。

商社の問題点はその実態が学生には分からないこと。
いや、社会で働き始めてもその全貌なんて分からないんやろう。

学生の情報源なんてたかだか、説明会、OB訪問、各種サイト、くらいのもんです。
こんだけの情報源で全体像を掴むなんて不可能。
業務範囲が広すぎるため、説明会や各種サイトにおいては、すごく一般的な説明に終始します。
その為、各商社独自のカラーというものはほとんど出せなくなる。
ゆえにそもそも商社間の違いなんて理解不能だろう。

商社の内定者とかによく、「数ある商社の中であなたがこの企業を選んだ理由は?」とか聞きますよね。
これ凄く酷な質問だと思うんです。内定者だって学生で、得ている情報に関してそこまで自分たちと大差ない。
もし自分が総合商社を志望しているとしたら、おそらく4大と言われるところは片っ端から受けるわけです。
そしてESや面接では、「何でうちなの?」と聞かれるから、各社の数少ない違いを理解しているフリをするわけです。「業界何位の御社が~」「紹介された社員さんが魅力的で~」とかね。
そうやって勝ち残った企業に決めるわけで、その最終的な選択基準は消極的なものである場合がほとんどじゃないかな。そこに受かったから、そこに行く。みたいな。
とはいえ、それを説明会でいうわけにもいかず結局は「人が合う」というお決まりの回答パターンに着地するわけです。

こうなってくると情報源として決め手になるのは、積極的にその企業を選んだ人とどこまで接触できるか。
僕は今まで数人そういう人にあってきました。いずれもMS。
MSに関しては業界1位という事で、常に視点を日本でなく、世界に向けていたかったから。という前向きな志望動機を展開する事が可能です。
また商社がスケールメリットを売りにする以上、勝負は既存スケールで決まると考えて間違いない。
そうなってくると業界1位のMSに関しては、自分も積極的な志望理由を描ける気がします。
(もっとも人的にはMBの方があってそうだけどw)

とにかく、商社に関してはそのビジネスモデルと各社の違いを理解したうえで入社するという事がきわめて困難なのは現実かと。
インターンも1dayがほとんど。ボードゲームとかさせられるだけらしい。

となると次に問題になるのは配属リスク。
何かしたい事があって入社しても、どこに配属されるかは全く分からない。そして配属先によって、担う業務はまさに別企業かってくらい違う、って状況が容易に予想される。
もちろん優秀かつ意志がはっきりしてれば希望が叶う可能性もあるんだろうけど。
ちなみに現在商社を志望する人の多くは事業投資に憧れて志望するみたいです。
しかし現実、新卒の配属で事業投資を担う部署への配属なんてないのが現実だそうです。(某MS社員さんより)
全員が仕切り取引かコーポレートでスタートするわけです。少ないんじゃなくて0です。
こういう状況に外資系投資銀行とかと天秤にかけて入社するタイプの人が耐えられるのかという疑問。
これはMSに関わらず、各社多かれ少なかれこういう状況のようです。

この現実をふまえた上で、なおかつ商社が良いっていう理由が今の自分にはないので。
さすがに入社して何やるか分からない事をポジティブには捉えられないかな。
まあ実際入ったら、何でも楽しむ自信はありますけどね♪w

さて、自分も含めて商社に入りたい理由ってだいたい数点に集約されるはず。
・給料
・ブランド
・グローバル

っていうイメージですよね。きっと。3年になってぞろぞろと商社志望者がわいてくるのはこういうイメージゆえでしょうね。おそらく。自分もそう。
商社なんて普段の生活で一切関わりのない企業のはずなのに、不思議だよねー。イメージって凄いな。
だいたいはイメージ先行で志望理由は後付けな場合が多く、良い悪いは別にして、その志望理由もかなりバリエーションが少ない気がします。

「私はサークル(バイト)でリーダーの役割を担ってきました。商社には様々な利害を調整する企業として共通点を感じています。」
「留学の経験からグローバルに活躍したいと考えています。これからの時代、ビジネスは日本だけでは完結しません。日本だけでなく、グローバルな視点でビジネスを考えることのできる商社を強く志望しています。」
「世界に日本をもっとアピールしたいと思っています。日本の優れた技術を海外に発信して貢献したいと考えています。」


ざっくり書きましたが、だいたい今まで出会った志望者の9割方がこの範囲に収まってます。
そんだけ抽象的にしか書けないのが商社なんですよねーこればっかりは仕方無い。
となると志望動機って実はあんまり採用判断基準には成り得ないってのが持論。
要は何でも頑張ってできる人材かどうかが求められる人材像だと思います。商社に限らないか…。
だから商社に関しては、あんまり特定業務についてのみ想いをアピールするのは、戦略上微妙だと思う。

TJのように資源中心で、自分がESや面接に臨むとなると…
資源の乏しい日本、そして日本産業の守るためには、資源開発も含め、大規模に資源分野を展開する必要があります。これから中国をはじめとした途上国の台頭の中で、資源が確保できるかどうかはより重要になります。今夏、内閣府からドミニカ共和国に派遣された際、資源と、高度な産業を可能にする技術力を持たない国の経済の非効率さを目の当たりにしました。同じように資源を多く持たない日本に対して、技術力で貢献できない私は、資源確保と生産性向上によって貢献したい。

というのが基本シナリオになる。
これだけだと、商社じゃなくていいじゃん。ってなるので、ここに商社じゃないといけない理由と、そこに「まあ資源好きですけど、実際僕何でも興味もってやってきましたアピール」を織り込む形が基本戦略になってきます。



やーもう何書いてるか分からんくなってきましたw
とりあえず俺は4大全部受けるはずです。
ここに書いたこと、書かなかったことを含めて、すべてクリアにしたうえで選考に臨めば、それなりに結果がついてくるはず!

>TJ
参考になれば幸いやわ。
むしろイギリスからの視点で日本の商社を斬ってみると面白いかもしれんよー
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コメント
結局受けるんやwww

職種のリスクってかなーーーり大きいよな。すべてが最初に狂うワケで・・・

すごく不明なところって、商社が日本の資源調達のどれくらいを担ってるのかやんな。
新ニッポン石油っていう石油メジャーがある一方で、その他ルート(商社)がある・・・そこのシェアとか関係性が分からん。
しかもさ、開発なんて規模の経済でやることのメリットってあるやん?じゃあ商社の石油を統合してメジャーにしちゃえば良いのにと思ふ。

まぁ、国際政治のダイナミクスの中で生きれる業種を、資源以外にも考えてみまーす。
【2009/01/20 03:51】 | TJ #- | [edit]
>TJ
業種じゃなくて、職種ってのはすごく大事よな。そこは俺はいまだにテーマにしてる。けどやっぱ日本企業の場合は難しいよなー特殊な場合(特定業種の社員に引っ張られて入社とか)は除いて。
商社と石油メジャーはまたOB訪問する機会に聞いとくわー
【2009/01/20 14:06】 | KK #- | [edit]












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Author:KK
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2010年より外資系メーカーに勤務しております。
将来の夢はリアム(写真)になって、そしてカリブに海の家!!

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※あくまで個人のネタ帳であり、所属企業・団体等とは関係ありません。



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