Better Place
2009-01-25
オバマさんがグリーンニューディールなる政策で雇用を生み出す公約を打ち出している。アメリカが国家プロジェクトとして、エコだったり石油以外の代替エネルギー分野に本格投資するとなれば、そういう業界が今以上盛り上がるのは必至。
就職活動をするうえで、その大局的な流れを読んで企業を選ぶ視点は必要だと思う。
そこで色々とRSSでひっかけて勉強してたわけですが、面白い企業を見つけたので紹介。

Better Place社。
アメリカのベンチャー企業。
まずは紹介VIDEOを見るのが早いかも。
色々とユニークな点がある。
・自動車自体を製造を主事業するわけではない。
→電気自動車本体やその電池開発に取り組むベンチャーは意外と多いそうな。けどこの会社は電気自動車を普及させるためのインフラに着目してる。実際自動車の製造に関しては、ルノー日産と提携済み。
・電気自動車を無料提供する。
→携帯電話と同じ。まずは無料で普及させて、そのランニングコスト(携帯の場合は通信費)で回収する。BP社の場合、バッテリー交換でコスト回収。
Drivers pay to access a network of charging spots and conveniently located battery exchange stations powered by renewable energy.
更に走行距離による支払オプションも用意されてるみたい。
・ベンチャーの域を超える提携網。
→フランス電力(EDF)とトヨタ、プジョー、ルノー日産間、ドイツのライン・ウェストファーレン電力(RWE)とダイムラー。イスラエル、デンマーク、オーストラリアの電気自動車インフラ網を抑える。既にイスラエルでは国家プロジェクトとして先行。
・代表が超大物。
→Shai Agassi氏。世界的なソフトウェア会社SAPの元CEOで、オバマ政権の主要ポストに検討されたほどの人物。
ビデオとHPをみただけなので、詳しい事は良く分かりませんが、凄く壮大ですね。
これでまだ設立1年(2008年1月設立)
電気自動車の分野では、日本がリードしてるもんだと根拠なく信じ込んでましたが…。
インフラを抑えられて、それがデフェクトスタンダードになると、結局はおいしいとこ全部持ってかれるんでしょうねーああ遺憾です。
こういう国家レベルで取り組むべき大規模プロジェクトを担うような企業を1年程度で生み出すのがアメリカの凄さやね。

↓

こういうスイッチステーションが世界中にできるらしい。
充電するだけじゃなく、バッテリーごと自動交換してしまうという。すごい。
充電時間とその走行可能距離の短さがネックだったのに、それを全部解決してしまいますねー
それに自動車が無料か…。
決して安くないプリウスが普及し始めたから、「金を払ってもエコを推進するのは一種のステータス」みたいな議論も日本ではありますが、その10歩くらい先いってますね。
普及して初めて意味がある。
だったら無料の方がいいじゃん。
みたいな。
そしてそれを可能にするビジネスモデルを実際に構築してしまうんやから。
なんか悔しいなー
エコにそんなに興味ないけど、単純に凄く儲かりそう。
こういうのをほんまは日本企業がやらなアカンかったはずやのに…。
やっぱ一回アメリカで勉強してみたい。
何を?
知らんけど。
どっか留学させてくれる企業に入ろう。

