Head & Shoulders = h&s = Hair & Skincare
2009-02-11
Head & Shoulders = h&s = Hair & Skincareある本を読んでて、サブいぼたつくらい興奮したマーケティング戦略の式。


http://www.headandshoulders.com/en_US/
米国を中心にフケ防止を機能的価値として訴求するHead & Shoulders、通称h&s。


http://hscare.jp/index.html
日本独自のブランドコンセプト、ヘッドスパ毎日の地肌ケアで根本から美しい髪に、という感情的価値を中心に訴求するh&s。
パッケージから、WEB、CM表現、訴求価値までかなりの違いがあります。
なのに…
中身一緒!!
(成分的に。)
そもそもH&Sっていうブランド名で統一されてるものの、「Head & Shoulders」 と「Hair & Skincare」って形でコンセプトを変えてきている。
Head & Shouldersは海外で売れてるのに日本で売れなかった代表例の商品。
フケ防止を全面に打ち出して失敗。
アメリカで売れてるものを、日本にそのまま持ってきても売れないっていう有難い教訓の残して撤退したブランドだったと記憶してます。
それを地肌ケアっていう新しい価値を押しだす事で、あたかも全く新しいブランドのように見せる。
そして売る。
なんてしたたかなんや…。
実際、海外とかでHead & Shouldersの存在を知っていた自分でも、Head & Shouldersと日本のh&sは結びつかないほどイメージ的に一新されている。
Head & Shouldersはなんか安物イメージだから。
成分を調べてて、ジンクピリチオンが両者に配合されてる事が分かった。
wikipedia先生によると、この成分、花王のメリットにも使用されてるとのこと。
メリットには、なんか凄く安っぽいイメージがある。
ちょっとググるとhttp://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q143080899こんな感じで、フケ防止をうたってるのに、余計フケが出るという致命的な風評が定着してるブランド。
メリットとh&s。
そんな商品と、同じ成分を使用しながら、このブランドイメージの違い。
すげーなー
さすがP&G。
世界一のマーケティングって言われるだけあるよな。
これこそブランドの力。
憧れる。
やっぱ彼らの強みはマーケティングにある。
間違いない。
h&sだって、40年前から展開されている商品と成分一緒なんやから、ほとんど研究開発費かかってないはず。
マーケティングだけで、地肌ケアっていう新しいカテゴリーを創出して、一度消費者に拒絶されたブランドを日本に根付かせた。
Head & Shouldersとメリット、成分的に同じで日本で失敗した商品。
世界的に見ても厳しいと言われてる日本の消費者に、それらと同じものを喜んで買わせる…。
なんやったらちょっと高級シャンプー的なイメージすらある。
ほんとしたたかというか、なんか意地やプライドを感じます。
こわ。
やーさぶいぼ。

