成功は洗濯機の中に―P&Gトヨタより強い会社が日本の消費者に学んだこと
2009-02-12
![]() | 成功は洗濯機の中に―P&Gトヨタより強い会社が日本の消費者に学んだこと (2008/09/05) 市橋 和彦 商品詳細を見る |
元P&GのMKT担当社員が著者。
現CEOのラフリー氏が、P&Gのトップになってからの脅威的な業績回復の要因を解説する著書。
回復の基礎となったラフリー改革の要素は以下。
・既存メガブランド(売上10億ドル以上/year)の強化
・"Consumer is Boss"への回帰
・社外技術の積極活用
・社員(マネージメント層含む)の多様性(男女・国籍)確保
・新興国市場(アジア・東欧等)の開拓
・M&Aによるメガブランドの獲得(ジレット、ウェラ等)
前任のヤーガーCEOが、新規ブランド開発や経済大国へのこだわりを見せ、危機に陥ってたP&Gを以上のような施策により、急成長させた。
【ラフリー下におけるP&Gの実績(00−07)】
・就任以来8期連続増収増益
・7年間で売上高倍増、純利益3倍
・新興国市場から成長できる世界企業に
・10億ドルブランド数を倍以上の23に。5億ドルブランドは4倍。
100年以上続き、制度疲労を起こして「終わった企業」とされていたP&Gを7年で、イノベーティブな組織へと変革し、時価総額世界第11位にまで押し上げ市場にも評価された。
TOYOTAの1万分の1の価格帯の商品群を扱いながら、利益率は20%(TOYOTAは9%前後)。
とにかく「選択と集中」。
多分、これが成功要因だと思う。
既存のメガブランドを中核にすえ、コストを抑えながら、消費者中心の経営を行うことで、売上を伸ばす。
「消費者中心」文字にすると簡単だけど、これを実際に行うのは難しい。
企業側の都合で、商品やコミュニケーションが決まっていて、本当にそこに消費者(やっぱ生活者の方がしっくりくるけど)の目線が反映されてるかっていうとそうでもなかったり。
P&GはCMKという消費者理解を専門とする部署と、CBDという顧客との接点をデザインする部署を設立し、これを成し遂げた。
口で言うだけじゃなくて、組織のトップがやる気を見せないとだめやね。
すべての組織はその結果を得るためにデザインされる
まさにそういう事例。
PGじゃなかったかな?
どっかで人事さんがおっしゃってた名言。
だとすれば、これが自分の仕事になるかもしれないんだなー
来週頑張ろう。


