GDについて考えてみる
2009-03-08
GD、またの名をグループディスカッション。同じか。
インターン選考の時から、けっこうな数のGDをこなしてきた。
某LのGDでひとつ自分なりに立ち位置だったり、コツだったりを把握できたので、まとめておこうと思う。
日系企業のGDも始まるしね。
偉そうに色々書きますが、自分の経験に基づく独断と偏見ONLYなので、あんまり気にしないで下さい。
その効果も全く未知数です。
場合によってはマイナスになってるかもですし、あくまで一意見です。
【事前準備段階】
1)自分が最も映えるポジションを知ること(自分のコミュニケーション能力を定義する)
超基本。
自分は史上最悪のGDを通して、これを痛感しました。
普段から偉そうに仕切っている自分は、いつのまにか仕切られる事に対して苦手が意識がついてしまっているようです。
これは課題。いずれ改善します。
けど逆にいえば、仕切るポジションには慣れてるって事で。
その姿を通して、説明能力であったり、議論の収束力であったりをアピールします。
とっさの分析力だといくらでも上がいるし、そこはアウトソースした方が全体の為。
なのでGDではだいたい最初のたたき台の意見は出しますが、それ以降はひたすら聞いて整理して皆に再提示する事を繰り返してます。
あくまで自分の場合ですが。
分析力に自信があれば、要所要所でツッコミ入れるとかね。
ただ中途半端だと結局他に迷惑かけるので、「これだけは絶対負けないコミュニケーション領域」を把握する事は大事だと思います。
2)GDが選考にある意味を考える
内定者とかが、基本的にGDは「最低限のコミュニケーション能力」があれば通るとか言われます。
ほんまかいな、そんなん企業しだいやないかと思うわけです。
(内定者という立場で、自分が何で選考初期のGDに受かったのかを完璧に理解できてるとは思わないし。じゃあ聞くなよ、って事ですよね。すいません。)
そもそもコミュニケーション能力だって、いくつにもブレイクダウンできる能力なわけで、そこをあいまいにして臨むと危険だというのが私見です。
自分のコミュニケーション能力の中で、その企業が求めていそうなものを特に押し出す。
大切なのは、あくまで素の範囲内でって事。
自分にないものは伝わりません。
自分の場合、某外資系企業の場合はいわゆる発信力。
Lの場合は説明能力及び収束力。
ってな感じでテーマを決めて臨んでいます。
ちなみに唯一のGD敗退をした某外資系企業のある部署では、これを読み違えた事が原因ではないかと今でも思ってます。おそらくね。
その企業がGDで何を見たがってるのかを徹底的に考える事は必要不可欠。
【本番】
1)仲間に自分のキャラクターを痛烈にPRしておく
経験上、一緒にGDやる仲間と初めて会って、実際にGDが開始されるまでには結構時間がある場合が多いです。
ここでのやり取り超重要。
自分の場合は、とにかくスムーズに主導権を握る事が大切なので、この皆緊張して話しが弾みにくい段階でとにかく話します。
内容なんてどうでもいいと思う。
無駄な賢いアピールとか一切無用。
この時間ほどアホな事しゃべり倒してます。
「こいつ、しゃべり好きやなー」と思われていいと思ってる。
雑談で主導権を取っていれば、GD中も皆自分の発言を期待して待ってくれる空気ができます。
自分がそうする事がGD前に話しやすい明るい環境を作ることにもつながりますしね。
全部自分の場合ですけどね。
書記希望なら、マメさをアピールするとか、知らんけど。
2)仲間のキャラクターを知る
短い時間で良いアウトプットを出すためには、仲間の能力も最大化したいと思う。
皆が刺激しあって相乗効果が生まれるのがいいよねーそしたら皆受かると思うし。
けっこう自分でいっぱいいっぱいになる人が多いので、これを意識するだけで全然違うと思う。
GD前の雑談、もしくはGD初期の段階で全員の立ち位置を把握する事。
その為に、まずはブレストや意見共有の段階で全員が話す機会を作り、内容と同じくらい、それぞれの発信の仕方に注目してます。
だいたいのキャラが掴めれば、どういう場面で誰に話を振るのかに迷いがなくなる。
これで自分の弱みである部分に関してはスムーズなアウトソースができるはず。
3)名前を呼ぶ
こっから更にやらしくなりますw
心理学上、人は名前を呼ばれると、呼んだ人にアテンションして好感をもつそうです。
なので、意見を求める際は必ず名指しでします。
「誰か〜について意見は?」より「〜さんは先ほど、〜について〜と分析されましたが、〜に関してはどうですか?」みたいな聞き方を意識してます。
4)人の発言に対して、意見や整理をする際にはまず褒める
自分の役割上、ある程度意見が出揃うと共有して、情報を簡単に整理してアップデートします。
この際、なんとなく今後議論の軸になりそうな論点に関しては、発言者の名前を出して「〜さんが〜について〜と言いましたが、素晴らしい意見だと思います。要するに〜だと思います。」とします。
今後、議論の中心になる人のテンションを上げましょう。
やってみると意外と自然にできる。
しかも場に意見をリスペクトする良い雰囲気ができるので超オススメ。
5)視界に採点者/コーディネーターを入れる
これは余裕があればですけどねー
自分のアクションに対する反応(メモとか)が見えると、けっこう自信になったりします。
視界の端っこに入れるくらいでいいと思うけど。
6)書記、タイプキーパー、リーダー、全部自分でやる
これ最近のマイブームです。
まず最初に話しだします。「時間配分だけ決めときましょうかー。」これに反対する人はいないし、スムーズに主導権とれます。
配分決まったら、「じゃあ残り時間は常に見ときますね、随時言います。」これでタイムキーパーになります。
どうせまとめ役するなら、議論の流れと時間は管理対象なので、一括管理が効率が良い。
議論の口火を切る時に、紙もしくはホワイトボードに書きながら話します。これで書記もできる。書記に関しては、自分で書いた方が共有時や収束時に使いやすいってだけです。でも字があんま奇麗じゃないし、ケースバイケース。
議論中の初期はともかく、収束時に関しては絶対自分で書きます。
「じゃあ時間なんでまとめましょうかー」って言って、全体の議論を紙で再現。これに漏れとかないかを最終チェックしてもらいます。これをすると、GDで自分達が何をしてきたのかが全員に共有できるので
満足度が上がってくると思います。同時に最後まで全員が議論に参加できる。
この紙はそのままプレゼンメモになるので便利。
自分がプレゼンテーターにならなくても、プレゼンの質をある程度保証できる。
7)プレゼンテーター≠リーダー
だいたい議論していくなかで、誰がプレゼンするのかはわかってきます。
そういうときに仕切ってると、良く推薦されます。
これはこれでいいけど、最近自分じゃない方がいいかと思ってます。
プレゼン能力に関しては、本当に自信を持ってるし、熱いプレゼンに関してだけは負けない。
だけどそれはプレゼンのコアアイディアが自分から出てきた場合のみ。
例えば同じ英語でのプレゼンでも、けっこうやっつけでぐぐって作ったドミニカでの文化紹介プレゼンが最低の出来だったのに対して、某社インターンの最終プレゼンは原稿0でも熱く伝えられたと思う。
自分のアイディアに対する、議論には出てこない想いの部分まで表現できるから。
これは自分に限らず、そのアイディアがその人から出るのは必然なんです。
その人の性格とか問題意識とか、長く積み重なったものが複合的に作用してアイディアとして表出するものだと思うので、コアアイディアを出した人がプレゼンをするのがベストなのではと。
「リーダー=プレゼンテーター」は違う。
だからプレゼンテーターを決める際に、「今回のプレゼンはこれだけは絶対伝えたいですね。このポイントを一番熱く語れる人がプレゼンするべきじゃないかな?」と言うと、「じゃあ〜さんどうかな?」って誰かが言ってくれます。誰も言わなかったら自分で言えばいいし。
この方法でいけば、一番大切なポイントを外したプレゼンは起こり得ません。
変に目立ちたいだけの人がやって大惨事だった経験があって、それ以来その必要性を痛感してますw
8)プレゼンをする相手をしっかり定義する
ちょっと書く順番が違うけど。
まあいいや。
意外と忘れがちだけど、プレゼンする相手がどういう設定なのかを明確にしないと、プレゼンの焦点がぶれます。
大抵は社長やプロジェクトリーダーなどの意志決定権を持つ人設定が多い。
つまりプレゼンは「バックグラウンドを説明し、判断材料をそろえた上で、自分たちのアイディアの有効性をアピールし、意志決定を促す」事が目的です。
相手を面接官だと思って、バックグラウンドの共有を蔑ろにするパターンは多い。
ちゃんとゴールを明確にする意味でもこれを早い段階でする事をオススメします。
9)終わった後、仲間としっかり振り返る
やりっぱなしだと、何が良かったのか分からんくなる。
今回のGDについてしっかり振り返り、そういう仲間の意見からPDCAを回すことを心がけてます。
それが自分のコミュニケーションスタイルを客観的に知る機会にもなる。
いやー偉そうにだらだら書きましたが、けっこう自分用だったりしますね。
どれだけの人の参考になるか分かりませんが、なにかしらの役に立てば幸いです。
まだ就職活動終わってない分際で、偉そうなのは百も承知ですが。
これはGDに限らず自分のコミュニケーションスタイルを確立するうえでのプロセスにすぎませんので、あんまり気にしないで下さい。
GDみたいに見知らぬ人とガチで議論する機会をいっぱい貰えるのは、多分後にも先にもしゅーかつだけなので、その機会にしっかりと成長したいものです。

