インフルエンサーマーケティングの妄想
2009-04-19
インフルエンサーマーケティング参考)
http://www.bluecurrentprjapan.com/marketing/index.html
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/JIREI/20080415/299030/
結構興味のある分野だったりする。
まさにPRとマーケの融合する特殊な技術だよなー。
ここを専門的に扱ってる人って日本では少ないらしい。
この分野で先進的な取り組みをしてるのがP&G。
生活者参加型マーケティングでV字回復した P&G
マス広告とかって、やっぱりどうしても何らかの切り口で消費者をカテゴライズして、そこに向けてのメッセージを発信するのが従来のあり方だったと思う。
一般的にライフスタイルが多様化する現代においては、そういった従来型の地引網的なマーケティングじゃなくて、個々人の趣向により沿った形での一本釣りマーケティングが求められてるらしい。
まあ、この辺りはなんとなく実感としてもあるよねー
そこで、インフルエンサーと呼ばれる影響力のある人を利用しながら、うまくマーケティングしてこうよってのが一般的なインフルエンサーマーケティングの定義かと思う。
![]() | The Influentials: One American in Ten Tells the Other Nine How to Vote, Where to Eat, and What to Buy (2003/01/07) Edward KellerJonathan Berry 商品詳細を見る |
未読だけど。
彼らの主張によれば、アメリカ国民の10%が、残りの90%の好みや消費内容を決定づけている。
とあるので、まあ理にかなってる。
1人のインフルエンサーを動かせば、残りの9人も動くんだから効率が良いよな。
ここでのインフルエンサーってのは、読者モデルとかそういう人だけじゃなくて、意外と色んなとこにいるのがポイント。
各コミュニティーには、それぞれのインフルエンサーがいる。
つまりは、人はインフルエンサーであると同時に、違うコミュニティーにおいてはインフルエンスされる側でもあるだろうってのが自分の理解。
そうするとまたマーケティングの対象が全員に広がってしまうのか?
けど、自分が特定商品のマーケ担当だったとすれば、話は別な気がする。
例えばやけど、ラグジュアリー系のコスメ(シャネルとかランコムとか、ドラッグストアに売ってないやつ)のインフルエンサーになるべき美容部員が、単なる商品との接点に成り下がってるのがもったいなく感じる。
彼女たちをうまくブランディングする取組ってあるのかな?
カリスマ美容部員っていない気がする。
関係ないけど、柳原可奈子のネタに美容部員ネタがあるんやけど、そのネタをどっかのブランドが買わないのが不思議。ネタの中でブランド名が露出すれば、けっこうな広告効果がある気がする。イメージ悪いか。
おもしろ方向じゃなくても、なんらかの方向で美容部員はインフルエンサーになりうるだろうと思う。
既存のインフルエンサーにアプローチするだけじゃなく、新たなインフルエンサーをブランド毎にプロデュースするというか。
前述したP&Gに関しては自社に有益なインフルエンサーを開拓して、組織化に成功してる点で凄いんやと思うし。
http://tremor.com/index.html
話をラグジュアリーコスメに戻すと…。
既存のインフルエンサーとして認識されてる、各種モデル、ブロガー、@cosmeの住人、この辺り以外を開拓しないと差がつかない。
美容部員に関しては、意外と消費者のロイヤリティというか、信頼度は低いんじゃないかなーというのが私見。
選考進んでる間に、化粧品売り場をうろついたり、美容部員のお姉さんに話聞いたりしたんやけど、美容部員って結局は販促のツールの域から出きれてない印象。
もちろんカウンセリングとかはしてるみたいだけど、基本的には規定のメイク方法を細かくマニュアル化されてるから、けっこう画一的なメイクを施さざるをえないらしい。
それを客も分かっていて、後に予定がある日は化粧品売り場はうろつかない、って子が多かったりする。
考えてみれば、自分らと同い年の女性って中学生くらいからメイクしてるわけで、キャリア10年のベテランなわけですよね。
自分の肌を誰よりも知ってるから、結局は自分でやった方がキレイになったりとか。
そうなると、その化粧品に対する興味は薄れてしまうんよな。きっと。いつもの方がいいかーみたいな。
だからこそ、新しいメイクを習得する必要のあるライフイベント系の時期に、しっかりと仕掛けをするのは大事。
就職活動の合同説明会とかで、しゅーかつメイク講座的なイベントが企業協賛で行われてるのは、そういう事かーと。
数少ない強制的なメイク変更時期ですからね。
そういうのじゃなくて、もっと日常的に影響力を行使できるインフルエンサーはいないものか…。
って考えてて美容師なんか良いんじゃないかと思った。
髪っていう、女性の命を預ける美容師には女性はそれなりの信頼を置いているだろうし、美容師の発言には、知らない読者モデルなんかより重みがあるやろー
男やって、美容師に勧められて市販されてないワックス使ってるやつ以上に多いしね。クスタとか。
調べてみるとセバスチャンとかいう全然聞かない会社の商品。
それがここまで浸透してるのは凄い。チャネルが極狭かつ、広告費はゼロに近いはずだし。
多分こういうワックスを最初に店で使い始めるのって、美容師の中でもアンテナ張ってる人で、その人にカットしてもらう人もまたファッションとかに詳しいインフルエンサーというかオシャレ番長だったりするんだろうから。そこの影響力はなめてはいけない。
インフルエンサーになりうる美容師をコミュニティとして組織できないだろうか?
そしてサロン内での化粧品に関するコミュニケーションをコントロールできないだろうか?
その人たちへのアプローチは、波及効果が半端じゃないはず。
なんせサロンは美容系の話題のリアルコミュニケーションの場として、もっとも自然だし。
少なくとも初対面の美容部員の何倍も信頼感があるはず。
「この髪型には、こういうメイクがあうよー私はこれ使ってるんだー」
っていう会話。
ここを握れば強いだろう。
女性なら年間10回ほど通うわけだし、毎回じゃなくても継続的なアプローチはジワジワ効くんでは。
サロン向けのシャンプーとかを営業さんが売ってるはずだから、ネットワーキングは意外と容易で、必要なリソースもすでに社内にありそう。
まあ、サロンにいけばメイクもメニューとして普通にあるわけで、知らないだけであるんだろうね。
ただそこをインフルエンサーと捉えて、しっかりとコミュニケーションを練ることは意外と未着手かなーと感じたり。
まあ、全部妄想ですけど。
頭の体操やね。
寝よう。


