はやりの排出権取引
2007-10-18
排出権取引とはあの有名な京都議定書において、よりフレキシブルな発想で世界全体のCo2削減を進めようという目的で導入されたものらしい。詳しい説明は以下。
1990年当時の温室効果ガスの排出量を基準に、日本、EUなどの2012年時点での排出上限量が数値目標として決められている。この数値を基準にして、たとえば、A国が温室効果ガスの抑制努力をして目標数値をクリア、B国が目標に達しなかった場合、B国はA国から排出権取引によって、金銭で不足分を購入できるシステムである。
引用《環境goo》http://eco.goo.ne.jp/word/issue/s00149.html
まあ早い話が、大学生でいうところの代返みたいなもんかな。もしくは有給休暇の切り売りみたいな。
最近よく聞くから関係文献を2,3当たっただけやけどなかなかつっこみどころ満載ですよ。
ちょっと調べると分かるけど、日本はトイレットペーパーまで無くなったというオイルショックの反省から世界トップクラスの省エネ社会を実現しています。なのに議定書の基準年がオイルショックからの技術発展を一通り終えた90年なので、今後省エネ努力を行える余地が非常に少ないんすよ。皮肉もこめて「わが国は乾いた雑巾」と言われるそうです。しぼっても出ないんすね。
こんな国こそ排出権取引を積極的に行うべきともてはやす風潮。まあ間違ってないですよね。
お金で排出権を買って、とりあえず京都議定書ホスト国の面目を保てるかもしれない。
で?
本末転倒な気がします。
大事なのはむしろその後ですよね。もう省エネしきったから無理。じゃなくてそっから先、一歩前に考えられないですかね?
排出権取引は新たなビジネスというだけで、それほど地球環境に寄与しているとは思いません。
ほんまに排出権取引で貢献したいなら、権利だけ買って行使しなきゃいい。
それなら世界は認めてくれますよ。さすが日本て。きっとね。
何でも京都議定書とは違う排出規制枠組みの準備がアメリカ主導で進んでいるようです。
こういう分野でこそ日本がリードしていくべきなのに。
お金の話の前に出来ることはまだいくらでもあるんちゃうかな?
なんか残念でなりません。
とりあえず僕は近所のコンビニは自転車で行く事にします。エコ。
「小さなことからコツコツと」
いい言葉です。西川きよしが環境大臣なったらええねん。

