マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった
2009-07-08
![]() | マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった (2007/09/21) ジョン ウッド 商品詳細を見る |
サークルの先輩で、今はビルを作る会社で森を作ろうとしているロックな某先輩が推薦してた本。
某ホッタから借りて、即読了。
マイクロソフトのエグゼクティブだった著者がRoom to readというソーシャルビジネスを立ち上げ、教育という手段で世界を変えようとチャレンジする様を描いた本。
今日はプレゼンなのに、こんな時間まで…。
でも後悔しないくらい良い本でした。
• 765校の学校建設
• 7,040ヶ所の図書室/図書館 設立
• 327タイトルの現地語児童書(計280万冊以上発行)
• 6,817名に女子教育支援プログラム
以上が、Room to readが今日までに上げた成果。
310万人以上の子供に教育の機会を提供するキッカケを作った人。
物質的な富があるかどうかは関係ない。
本当に大切なのは、その富を使って何をするかだ。
凄く考えさせられる。
冗談抜きに日本って物質的には世界屈指に豊かで、なおかつその恩恵をひとしく享受できてる稀有な国だと思う。
(程度の差はあれど世界的に見れば)物質的な豊かさを謳歌してきた日本人だからこそ、その次のステップを真剣に考えてみてもバチはあたらんやろうと思う。
多分、それが今後物質的な豊かさにおいて新興国に追い抜かれていくかもしれない日本が、また別の軸で世界の豊かさをリードするキッカケになるんじゃないかと本気で思います。
とか頭でっかちに色々考えるんですが。
著者は「考えることに時間をかけ過ぎず、飛び込んでみること」という言葉を唯一のアドバイスとして提示している。
考える所で終わるんじゃなくて、何か具体的な行動につながって初めて著者のメッセージを受け取った事になるんだと思う。
自分は何をしようか。
今すぐに何か活動を…?
いや、これを読んで今、一層ビジネスに対してポジティブな希望を抱いてます!
早く内定先で働きたい。
著者だって学生時代にネパールに行き同じ経験をしてすぐにRoom to readを立ち上げたなら、ここまで世界的な動きにはならなかったはず。
マイクロソフトという世界的な企業がもっと成長していた時期に、その第一線でビジネスをしてたからこそ今があるはず。
事実、彼の事業に対するスタンスは、その対象が教育であっても基本的には、マイクロソフトのフィロソフィー(結果が第一、数字ベース、まず大きな絵を描く)が色濃く反映されているように感じました。
世界を回しているのは間違いなく市場経済システムで。
その中で働いてみない事には、そのシステムが生み出す歪みに根本から立ち向かう事はできない。
少なくとも自分は。
これを読んでそう思いました。
バングラディッシュに行くのが更に楽しみになってきた。


