Critical thinking教材としてのツッコミ
2009-09-06
先週は内定先の研修に参加。内容はあんまり今回の記事には関係ないので触れません。
ただチームでディスカッションしている中で、自分が貢献できる部分とそうでない部分がはっきりと浮き彫りになってきました。
バングラディッシュでのフィールドワークでも感じたけど、目の前で見た事象に対して、そのありのままの意味しか考えず、多面的に深堀していく思考とマインドセットが欠けているのが課題です。
来年から基本的に化粧品を扱う男性としては、女性にはない視点でのディスカッションへの参加ってのができないと価値が皆無なのに。
今回はディスカッションの方向性を示しつつ、全体の流れをモデル化したりとか、プレゼン周りのロジック整理だとか、そういう小手先の貢献にとどまった印象があります。
ディスカッションの段階でクリエイティブな貢献はなかったように思う。
他の人と同じものを見て、他の人とは違う考えや気づきを得る。
これって知識量の差というより、むしろマインドセットの問題。
物事について肯定的に受け入れるだけでなく、多面的に、時には批判的な視点で見るマインドセット。
いわゆるCritical thinkingってやつですね。
(特に欧米諸国で主流となっている物事や情報を批判的に解釈する思考パターンのこと。単にクリティカル・シンキングと呼ばれることも多い。対象物を見聞きしたままに受け取るのではなく、客観的なおかつ分析的に理解される必要がある。)
これが決定的に欠けてる印象です。
かといって元来、スーパーポジティブ思考の自分に批判的思考は…。
しかもそんなん心掛けてたら、せっかくの大学生活がつまんなくなるし。
そこで考えました。
ツッコミがCritical thinking養成に使えるのでは?と。
明石屋さんまは「見ている人よりちょっとだけ先回りして、ボケの笑いを引き立てるのがツッコミ」。
ダウンタウンの浜ちゃんは「見る側に(相方である松本人志の)ボケをなぞって分かり易くしてやる」。
ツッコミをこう定義している。
ボケっていうのは日本では往々にして、放置されると成立しない。
ボケを当たり前に受け取られるとそれはボケでなくなってしまう。
逆に、当たり前の発言でもツッコミしだいで笑いに変える事ができる。
要は、目の前で繰り広げられる言動に対してツッコみのマインドセットを常に高く保つことで、常に多角的・批判的に見つめ、瞬発的に違う解釈を提示する練習になる。
これは『象物を見聞きしたままに受け取るのではなく、客観的なおかつ分析的に理解される必要がある』というCritical thinkingの定義に沿うものです。
この瞬発力。
これです。
スピードに関してはこのイメージ。
〜か!!っとツッコんでからの展開力が半端じゃない。
0:46 「全然違う!アントニオ猪木とあん時の臭いくらい違う。」
1:55 「関係ねえだろ!俺と井伊直弼の間柄ぐらい関係ねえだろ。」
この辺りのツッコミは秀逸です。
上田さん司会の番組をチェックしつつ技を盗みます。
『シンプルなツッコミ+例えツッコミ』っていうストラクチャーが基本で、これは自分も基本系にしてるので地道なTry and errorを繰り返していきます。
ディスカッションでこういう思考ができれば、アイディアを拡散する段階で大きな貢献ができるはず。
ツッコミを毎日異常に意識して練習していれば、来年の春には相当クリティカル思考が板についているはずです。
そういう意味では関西は世界最高のツッコミ養成所ですからね。
厳しい人たちにもまれて頑張ろう。
ふざけてるっぽいけどマジです。
頑張ります。

