プレゼンテーションスタイル再考
2009-09-06
唐突ですが、こういうプレゼンが理想です。
文字少なめで笑いがあって、観客を引き込めるような。
自分でいうのも何ですが、プレゼンにはけっこう自信持ってたりします。
おもしろいプレゼンでオーディエンスを引き込める。
英語でのプレゼンの機会が増えてきましたが、P&G、グラミン、内定先と毛色の違うところで笑いを取れたのは自信になる。
大きなくくりでプレゼンのスタイル的にはジョブズに近い気がします。
言いすぎですかね。
観客を巻き込みながら、魅力的なビジョンを語る。
でもこれは新商品発表会だから、変なデータもいらず、ひたすらビジョナリーな語り口に徹していられるジョブズのポジションあってこそ。
自分らがやるような、データがあって、分析があって、みたいなタイプのプレゼンのすべてにふさわしいプレゼンスタイルではない。
そんな事に今さら気がつく。
研修でチーム別にプレゼンをしました。
もう一方のチームが自分たちと同じ時間で、非常に完成度が高くプロフェッショナルなプレゼンを見せてくれました。
プロフェッショナルだと思ったのは、凄く主観的なテーマのプレゼンながら、そこにデータを多用して説得力を高めていた点。
デザイン性の高さとか、細部への詰めとか、ほんまにあげればキリがないけど、きっと自分にとってはここが最も大きな違い。
正直、笑いはない。
原稿も見ながらのプレゼン。
それでも説得力が凄くあって、引き込まれるプレゼンだった。
プレゼンのロールモデルはジョブズ、という単純なものではなく、より緻密なデータをシェアする目的のプレゼンであれば、もっと有効の方法がある。なんとなく感じてはいましたが、そこを危機感を伴って痛感しました。
自分はチームでプレゼンをする時にだいたい、分析パートよりも、具体的な戦略発表パートを任される事が多い。
となるとジョブズのように笑いをかます余地があるわけです。
そのポジションで常にプレゼンの経験値を積んでいたから、分析パートでのプレゼンが相当弱くなっている事に気づきました。
原稿は一切見ずに、文字少なめ、笑いをとって、楽しく聞いて共感してもらえるようなプレゼン。
必ずしもそれが答えじゃない。
データから課題を抽出するようなパートにおいては、原稿を見ながらでも正確に伝える事のプライオリティーが高くなります。
別に原稿を見ない事にそこまでの価値はない。
同じように、文字少なめとか、笑いとかも、そこを目的にすべきではなく、あくまでも方法のひとつ。
目的はただ一つ、いかに伝えるか。
そこに笑いなどの感情が伴うと、共有のレベルが上がるかもしれない。
だけどそこが本質ではない。
プレゼンはネタ披露の場ではない。
なんとなくごっちゃになってる気がする。
笑いを排除する気はない、だって単なる方法論だし。
でも極端やけども、そういう事をやり過ぎな位、意識した方がいいかもしれない。
複雑なデータを冷静に分かりやすく語れるプレゼンのロールモデルをご存じでしたら、是非教えて下さい。
ゴアさんとか近いかも。
笑いもしっかりあるしね。

