発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法
2009-09-23
![]() | 発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法 (2002/07/25) トム・ケリーTom Kelley 商品詳細を見る |
IDEO。
まあ、詳しい説明は例によってwikipedia教授に任せるとして…。

日本での実績でいうと無印良品の壁掛け式CDプレーヤーをデザインした企業って認識ですかね。
他にも色々とおもろーなプロダクトデザインを手掛けてるので興味ある方は、 IDEOが手がけたガジェットの名品たちを参照するといいかも。
名前はもともと聞いたことあったんですけど、グラミンインターンの際に機内で読んだ『ひらめきを計画的に生み出す デザイン思考の仕事術』(レビュー)において人間観察が匠みな企業として引用されていたこと。
同じくグラミンインターンで同じ宿舎だった仲間があこがれの企業として挙げていたこと。
この2つが重なって、なんとなく興味が高まっているタイミングだったので読んでみました。
イノベーションって、そもそも何だろう?
そこだけでも知れればと思い読み始めてみました。
結果…
常に新しいものを作り出し、改善を繰り返し変化を追い求めること。
なのかなーと読み終えた今思います。
非常に単純化して理解できたのは、この本がMBA系の本で多様される小難しい単語を使わずに、豊富なケースを引いて、イノベーションの実際を紹介しているから。
紹介されているIDEOのソリューションは、結果論としては非常に当たり前に思えるほどシンプルなんだけど、その当たり前に感じられるほど無駄のないデザインってのが究極なんでしょうね。
The problem is difficult, but the solution is so simple.
グラミン総裁のユヌスもそう言ってたし、なんとなく世界水準で求められるソリューションの質というか、少なくとも条件は感じ取れた気がして有意義だった。
結局は、マーケティングだろうとイノベーションだろうと(並列に並ぶ属性ではないかもやけど)それは、目標へと到達するプロセスにすぎない。
目標は、より良い製品を作り出す事や競合のシェアを奪う事ではない、より本質的な目標は、より生活者により良い経験を製品を通じて与えること。
それをデザインするプロセスが、イノベーションて言われたり、小難しい名前がつくだけ。
とりあえずは人間観察からしか何も始まらないんですね。
観察…おもろいテーマをもらった。
【メモ】
製品は名詞ではなく、動詞で見る。
→製品は名前や属性、機能ではなく、あくまでも何か用事を片付ける為に雇われてるという意識。
(cf:イノベーションへの解)
優れた製品やサービスには物語(意識的プロセス)がある。
→典型的なユーザー想定し、動かすことでバックグラウンドストーリーを紡ぐ。そこに経験と、共感が生まれる。
(ワンピースもそれぞれのキャラのバックグラウンドストーリーが魅力的だからこそ、それぞれの戦いに意味を感じる。さすがに関係ないか。)


