SONY 水のない水族館を作ろう
2009-09-25
SONYのカメラの新しいキャンペーン。
最近のSONYのキャンペーンは何やら体験型が多い。
前回の娘の成長を描き、父親気分を切なく体験できるCam with meの方が個人的には刺さりましたね。

今回、あくまで作り出すのは子供であって、そこに父親とかがうまいこと絡んでこないことには、今回のは単なるイメージ戦略でしかないですねー
ただ、サイトの美しさとか、あんまり商品がゴリゴリ前にくるのでなく、世界観を大事にするというその辺のこだわりは、やっぱり家電の域じゃないっす。
SONY最高。
大好き。
ただサイトが作り込み過ぎて、若干重いのと、体験ツールが若干難解になってるのは微妙。せっかくブログパーツ張ってもこれで完結しないし。
要するに、今回のは誰をターゲットにしてるのか不明確な気がします。
前回のは、明確に父親予備軍に訴求できてたからこそ、泣けるかと思うくらいのツールになってたわけで。
例えばこれを全国の大学生に学園祭でやらせるとか。
学生時代の思い出を創り出して、それを自分たちで残そう。的なノリのキャンペーンなら面白い気はします。
意外と学生って金持ってるし、写真よくとりますからねーそこを中から崩せると強い。
まあ妄想ですよねー言うは易しです。
BOPマーケティングは洗脳に近い
2009-09-24
某山田氏が最近BOPにアンテナを張ってるらしく、興味ある記事が続々と。その中でNHKの特集に関する記事をあげていました。
『NHKスペシャル インドの衝撃 第1回 貧困層を狙え』です。
前半のユニリーバのBOP戦略の部分で、ついこの間バングラディッシュ(インド支社管轄なのでしょう)で全く同じ商品が実際に農村で売られ、使用されてる様を見ていたので感慨深くみていました。

農村ではこんな感じで1taka(1.5円くらい)で売られる。

都市部でも日本で見るようなシャンプーは高級品扱い(400taka前後)で、鍵付きのショーケースで売られる。
ま、それはまた別の機会に気合入れて書くとして。
とりあえず自分が違和感を感じたのが12:00からのくだり。
毎朝シャワーの時に〜トイレの後も〜遊んだ後でも〜食事の前も〜
「ユニリーバのせっけんを使いましょう!」
この歌を子供に復唱させ、各家庭で石鹸の話をさせるわけです。
石鹸=ユニリーバというような代名詞化さえするでしょう。
この手法に若干の違和感を覚えるわけです。
確かに農村部ではTVなんてないし、新聞や広告を読める人も少ない(識字率低いし)、そうなると口コミが主要なメディアになるってのもよくわかる。
そして口コミの発信源として子供を選ぶのも。
幼少期から公衆衛生意識を高めるのも素晴らしい社会貢献。
ただ、すごく偏った見方をするとユニリーバは子供を営利目的なメディアに変えてるわけで。
都市から農村までユニリーバが寄付しているモニュメントをバングラディッシュでいくつか見つけましたが、なーんかしっくりこない…。
そもそもヒ素入りで鉛の味がする水や、池の水で石鹸使ってどこまで意味があるんやろうか。最後のすすぎで結局汚れる気しかしない。
こういう戦略を見て、凄いと思うのと同じくらい、なんか違うと思ってしまうわけです。
これがBOPを顧客にするということなんでしょうか?
対等な立場の顧客に対する扱いではないように思います。
圧倒的に上から目線のキャンペーン。
日本でこういう事をすると普通に問題になる気がします。
まあ、インドだし、実際win-winだし素晴らしいけどね。
ひとつ確かなのはこれが日本で流れるのは、ユニリーバ的にはイメージ悪い。
ちょっとググるとそういう感想を抱いてる人はいるみたいで安心。
こんだけ書いといてなんですが、好き嫌いは置いておいて、マーケティングとしては最高ですけどね。
新しい商品を新しい顧客に売るには、まず理解させなきゃアカンわけで。
そのフェーズにおいて、ここまで独占的なロイヤリティを抱かせるマーケティングプラン。
あると思います。
ただ、個人的には好きじゃない。
けど、俺がインドに飛ばされれば同じようなことすると思う。
仕事って難しいねー
ADIDAS vs PUMA
2009-09-23
Adidas, Puma resolve 60-year rift in football friendly
海外のブログに引っかかってた記事。
なんでADIDASとPUMAの偉いさんがサッカーしてニュース配信されるんやろうとか思いきや…。
1920年 ドイツ・ニュルンベルク近郊のヘルツォーゲンアウラッハで、兄ルドルフ・弟アドルフのダスラー兄弟が、靴製造の会社「ダスラー兄弟商会」を設立。主にルドルフが販売、アドルフが生産を担当。
1948年 兄弟との意見対立により「ダスラー兄弟商会」を解消。アドルフはアディダス社を設立。「アディダス」とはアドルフの愛称「アディ」と「ダスラー」をつなげたもの。なお兄ルドルフはRUDE社を設立。これが翌年、プーマ社となる。
(wikipedia教授より引用)
ADIDASとPUMAは兄弟が分裂して作った会社!!
知らなかった…。
いやー世の中、知らないことだらけです。
impossible is nothing
TBWAが代理店らしいですが、素晴らしいCMです。
メッシは境遇的にもまさにimpossible is nothingを体現している選手ですしね。
Until then...
これも面白い。
こういう時代になったらなったで、PUMAはその足の部分のサプライヤーとかしてそうやけどw
キリン フリーというCSR
2009-09-22
最近ちょいちょい流れていて、気になっていたCM。
これとは別ver.やねんけど、飲酒運転防止編ってのが凄く良い。
6月発売でけっこう売れてるやねんけど、このCMはさっき初めて見ました。
CMギャラリー
動画直リンク?
是非見て欲しい。
個人的には凄く好きです。

飲酒運転をなくしたい。
これが広がれば社会は変わるかもしれない。
乗る人も愛したい。
CMには、ビール会社とは思えないようなコピーが並びます。
運転も好きだし、酒はもっと好きな自分には素晴らしく刺さる。
そういう人は多いと思う。
あんまり偉そうに、「酒飲んでも運転したい」とは言えず、なんだか微妙に満たされない感覚を常に覚えていました。
そんなところに、まさに消費者ニーズど真ん中という感覚。
俺のために作ってくれたんだキリン…。
という感じで、自分向けというか非常に共感を得やすい商品コンセプトになっているし、そこを正直に広告表現においても訴求している点が新しい。
車乗れますと。
WEBページを見ると、キリンのCSRの一環として開発したとある。
そこが一番新しいというか、面白いなーと思う。
美味しさとか、ノド越しとか、安さとかではなく、ビールに安心と安全という視点。
本当に良く考えられたコンセプトだと思う。
ビールを飲んで運転するっていう、なんだか禁断の果実的な欲求が刺激されて、非常に興味をそそられますし、しかもそれが企業のCSRの一環という絶妙なバランス。
絶対にしちゃいけないけど、多くの人の身近な欲求として存在していた飲酒運転っていうものを、ある意味で正当化してあげる商品。
味とか価格とか、そういううわべではなく、かなり本質的で刺さりやすいインサイトだと思う。
商品ありきではなく、ほんまに消費者のニーズに忠実に向かい合った結果なんだろうなー
これぞまさに生活者視点。
キリンいい。
Best global brands 2009
2009-09-22

Business Weekが最新号で世界のブランド価値番付を発表しています。
1位のコカコーラで68,734$m(7兆円弱)という。
(日本のリニア建設費より高い…。)

yahoo financeで調べるとコカコーラの企業価値の一つの基準として時価総額が12兆強なので、半分以上がコカコーラというブランドから派生する価値だという算定なわけですか。
コカコーラの場合、この価値がいわゆる先進国だけじゃなく、バングラディッシュの農村とかにまで浸透しているところに価値があります。(IBMやMSは多分違う。)
やっぱり消費財メーカーにおいてブランドってのは、決定的な差別化要因なんですね。
ちなみに上昇率でいうとGoogleがトップでAmazon、ZARA、ネスレと続きます。
上位3つはまあ肌感覚でも分かるとして、ネスレが驚き。
説明文を読むと、食品の安全に対する先進的な取り組みの姿勢が大きくブランドの価値を上げているとのこと。
トレンドですね、知らんけど。
下落率で言うと、金融機関(UBSとかcitiとか)が50%近く減らす壊滅的な状況で、レクサスとかSONYといった日本ブランドもそこそこダメージ受けてます。
これもトレンドですね、知らんけど。
ざっとランキングを見た感想としては、価格競争の勝ち組的なZARAとかH&M辺りの伸びが目立つのが気になります。IKEAもそうやけど。
世界的不況にのって価格優位を活かして、グローバルマーケットに打って出てスケールメリットを出しながら、売上げを上げていく。

せっかくなのでこの雑誌のブランド価値算定法のプロセスに従うなら、おそらくはZARAとかH&Mの場合、ブランドの価値って中でもBrand Earning、つまり数字に見えるブランドの貢献部分が高く評価されてる気がします。
ブランドってのは売れる仕組み作りっていう側面も強いから、そういう意味で常に安くそこそこの質のものを提供しているという安心感はブランド価値として十分なのでしょう。
ん、これって消費財の考えに近い気がする。
そーかファストファッションは消費財的な感覚で考えれば分かりやすいのか。
日本で言うとユニクロとか二トリとか。
こういう景気の中で、安く良い物を提供するのは凄く重要だし、価値のあること。
ただ、買った瞬間に価値のピークが訪れてしまうので、それはどうなのかなと。
短期的な解でしかないと思うんです、こういう価格がコアバリューになってる消費財に関しては。
そういう意味では、ユニクロがヒートテックとか機能的な価値を、広告を含めてうまく感情に訴えるマーケティングをしているので、個人的に凄く好きです。
清水寺夜間警備バイトの仲間内では神的な存在でしたし。
そういう体験を作り出せるブランドやプロダクトを目指したいですね。
近い将来、ユニクロはここに乗っかる存在であってほしいなー
ちなみに前に少し書いてしまいましたが、ブランド価値ってどうやって算定するんやろうって、単純な疑問がありましたが、その算定法に関しても一応公開しています。
http://www.interbrand.com/best_global_brands_methodology.aspx?langid=1000
(結局はブランドスコアとかブラックボックスでわからん。)
Marsとかのブランドが含まれてないのはプライベートカンパニー(株式未公開)だからという事で。
ブランド価値ってのは常に上下してるもので、そこはやっぱり公開会社から色んなファイナンスのデータがないと算定できないんでしょうね。
一点理解できないのが、TOYOTAとレクサス、ロレアルとランコムとか、カンパニーブランドと個別プロダクトブランドがごっちゃにランキングされている点。
レクサスブランドの価値はTOYOTAブランドに参入されるべきではないのか?
ランコムの場合が、もともとが別組織だからってのは分かるけど。
同じ理由でジレットが13位にランクインしていて、P&Gがランクインしていないのが謎…。
分かる人がいたら是非教えてください。
こういうのの関係性についてもうちょい勉強せねば。
なんか色々勉強になった。
セカイカメラ
2009-09-20
セカイカメラというサービスが商用に正式リリースしたらしい。
このセカイカメラ、一般ユーザー向けにはリリース前やのに、けっこう数なパブリシティをとっています。
セカイカメラ、「ロエベ アマソナ展」で企業向け商用サービス開始
「電話、Eメール、次はAR」――「セカイカメラ」の最新デモを見た
それもそのはず。
上に張った動画みたいな世界が現実に迫ってきてるんだから、そりゃーどえらいことです。
なんか映画とかの世界っすよね、完全に。
こういうのは拡張現実(Augmented Reality=AR)と言われるらしく、現実世界にヴァーチャルな情報を付加するものです。
テクノロジーとか、そういうの疎いけど、どっちかというと最新の技術ってのは完全2次元というかヴァーチャルな世界のみをどんどん深化させて言った印象がある。
それに対して、現実世界における人間の非常に重要なコミュニケーションインターフェイスである視覚からの情報をヴァーチャルでさらに拡充するという。
ヴァーチャルなもうひとりの自分を作り上げるっていうセカンドライフとか、コミュニケーションや人間の繋がりをWEB上で可視化していたtwitterやmixiみたいなものとは若干次元が違う。
確かに圧倒的に革命的なサービスですよね。
実際にモノを目の前にして、そっからさらに情報がガンガン襲ってくるんだから。
広告にとっては特に大きな武器というか、新しいフィールドになりそう。
屋外広告がWEBへの直接的なリンクになるってことやしね。
だけど若干の危惧も個人的に感じる。
今の時点では人間のコミュニケーションの可能性を広げるんやけど、長期的にみると逆に人間的なコミュニケーションを阻害していくような技術でもある気がする。
こっからはすごい妄想やけど…。
カメラを見ながらだと危ない気がするけど、例えばこの方向で考えるならきっと近い将来、メガネ型やコンタクトレンズ型は検討される。
そうなってくると、だんだん人間がサイボーグ化してくるようで怖い。
これに嘘発見器とかつけたら。
表情筋の変化で嘘かどうかわかるみたいな。
同じ原理で相手が自分に好感を持ってるか否かとか。
コンタクト型セカイカメラが完成するとそれを相手に知らさずにやるわけで、そういう危険性が出てくると結局は生身のコミュニケーションが荒廃していくような気がする。
同じものを見て、違う風に感じるのが個性であって、それを発信されるとすごく画一的な世界にならないのかな?
まあ、きっとそれぞれの視点をシェアできるような機能もつくんだろうけど。
その辺りのバランスって難しい。
とか批判的に書いてみたけど、なんだかんだめっちゃワクワクする技術です。
自分らがバリバリ働くこっから先の何十年かは、こういう技術がメインのフィールドになるんやろうね。
拡張現実かーしっかりとフォローしていかないと。
やっぱりそろそろi-phone買わないときついな…。
ちなみにこのサービスをリリースしてる会社にグラミン仲間のダイスケが潜入してるそうで。
相変わらずおもろい嗅覚と行動力です。
修行開始@セカイカメラ
結論としては、やっぱりおもろーですね。
わくわく。
BOSS ファーストクラス
2009-09-17
BOSS ファーストクラス
製品の機能的な訴求を一切排除したCM。
どこ産の豆ですよーとか一切なし。
ファーストクラスっていうネーミングから、単純にバブリーな高級感(エミレーツのファーストクラス的な)を訴求してしまいたくなるんやけど、時代の現実的な空気というか、ちょっとした贅沢ってのを素直に表現してるのかもしれないですね。
ただこのCMを見る限りだと、製品をどこにポジショニングしたいのかよくわからなかったり。
逆に安っぽい。
缶コーヒーでも高級感とか、本格派を売りにしてるものはいくらでもあるし。
別に新しいコンセプトではないよーな気がする。

コカコーラがillyの缶コーヒーを発売したり。(自販機展開はないらしいけど)
コーヒーっていう製品カテゴリーの中では一番価格帯の安いものが缶コーヒーだったように思う。
だけど最近ではマクドナルドのコーヒーとかが同じか、やや下の価格帯で攻めてくるし。
上はカフェが挽きたてのコーヒーを200円台で提供することも。
100円前半〜200円っていう狭い価格帯の中では、もはや革新的なポジショニングの余白なんてないのかもしれないですね。
そういう製品においてはCMでは、コンセプトうんぬんよりもとにかく商品名で認知を荒稼ぎする事が求められるのかも。
缶コーヒーの主要チャネルは自販機で、そこでの購買基準って、「あ、なんか聞いたことあるなー試してみようか」ってのが意外と多いだろうし。
そういう視点でいうと、こういう音楽でインパクトあるのは良いのかもしれない。
とりあえず耳に残るし。
何より佐々木希が神。
(むしろこれが言いたかっただけ。)
全然関係ないけど。
カワイイ系CMの最高峰はガッキーのポッキーだと思う。
ほんま関係ないね。
明日はラジオ収録だーーー!
大人の事情で当初企画よりだいぶ丸い番組になりそうやけど、場の空気でそこそこ暴れてきます。
1時間番組の為に5時間も局のスタジオを頂いてるので良いもの作りたい。
とりあえずOASISかけてきます。
SCALP-Dに見る、『吉本芸人×企業』クロスブランディング戦略
2009-09-13
最近よく見るCM。
吉本の中堅どころ芸人を贅沢に使っている。
そのキャスティングの豪華(?)さやニュアンス的に資生堂さんの商品かと思いきや、ANGFAという会社の製品。
実はCMだけではなく、K-BO-BOプロジェクトなるものを展開していて、特設ページも相当気合いが入っています。
CMメイキングや専門家のページだけでなく、それぞれのメンバーのブログで薄毛対策の経緯を随時報告しています。
(地味に毛活とかいうフレーズも訴求してます。)
トータルテンボス藤田とか、あんまり薄毛に悩んでいるイメージのない芸人とかもメンバーに加える事で、中年男性全般の薄毛という事実を受け入れたくないインサイトにも配慮しています。
薄毛対策は、薄毛が始まる前からやってこそ、って感じですかね。

特に岩尾の効果は衝撃的です。
岩尾は関西ローカルで薄毛ネタをけっこう使ってたんですが、最近は…。
「薄毛直ってきましたわー」
↓
「見してみいや!!」
↓
「ほら(下をむく)」
↓
「まあまあハゲとるやないか!!」
という一連のネタをトーク番組で数回見ました。
今のところは薄毛に悩んでない自分でも「おー岩尾凄い…なんでやろ?」と気になったので、メインターゲットの30代サラリーマンにはざっくりと刺さるやりとりかもしれません。
こういう芸人のネタに、企業のプロモーションがさりげなく連動している最新のPR戦略ですね。
関係ないけど、柳原可奈子のネタに美容部員ネタがあるんやけど、そのネタをどっかのブランドが買わないのが不思議。ネタの中でブランド名が露出すれば、けっこうな広告効果がある気がする。イメージ悪いか。
以前の日記で指摘した部分ですが、吉本が戦略的にこれに取り組み始めたとしたら、非常に大きな広告トレンドになるポテンシャルを秘めているのではないでしょうか?
昨晩は一社提供でCMに出演している芸人を集めて、コンプレックスを語りあうという番組をやってました。
もちろん薄毛に関しても。
企業が芸人のネタを買い取る。
このキャンペーンも良いモデルケースになりそうです。
吉本は最近、元SONYの会長と組んでTOBを行っていますし、お笑いという日本独自のメガコンテンツホルダーとしての新しい動きがあるのかと楽しみです。
参考:吉本TOB 有力メディア強み集約…番組制作力を向上
こんだけ緻密に組まれたキャンペーンながら、惜しいのは商品の価格帯。

4800円。
高い。
CMを見て興味を持っても、購買に至るハードルが高すぎて手が出ません。
ブランド認知は大幅に高まってるんやろうけど、売りにつながってるか疑問です。
どっちかというと1000円以下の手軽な商品価格帯ノリのCMだけに。
少なくともこうしてCM打ってる時期だけトライアル用の少量版をドラッグストアとかコンビニに展開するとか。(現在のチャネルは通販とかハンズとか?サラリーマンとのリアルな接点不足)
こんな風に思うのは、それは自分がターゲットではないからか?(属性、収入的に)
まあ、薄毛に悩む人っていう巨大なマーケットにおいてブランド認知がトップになれば、効率良くトライアルユーザーを取り込めるかもしれませんね。
個人的にはブラマヨ小杉を巻き込んでみたいですね。
彼らのネタでは常に互いのコンプレックスを指摘しあう構成なので、小杉の薄毛を解消させ、岩尾と同じようにネタにすれば露出頻度は岩尾の比じゃない。
小杉の場合、薄毛がコアネタなので難しいのか。
いやー芸人のネタと企業の絡みは今後注目です。
「新聞・テレビ絶滅危機」を考える
2009-09-11

ニューズウィーク、「新聞・テレビ絶滅危機」特集が話題呼ぶ
日本でもつい最近、地上波TV局が初めて赤字転落したと話題になりました。

地上波テレビ・ラジオ計195社最終損益合計は212億円の赤字。620億円の黒字だった前年度から大幅に悪化。
PINKYも休刊しちゃうしねー
そういうニュースを聞いて、これからのメディアの形態について妄想してたわけですが。
そこにタイムリーにNews Weekが特集を組んでくれました。
自分で内容まとめようと思ってたんですが、非常に分かりやすく要点をまとめてくれているサイトがあったので、内容に関してはそちらの紹介にとどめておきます。
INSIDER No.347《MEDIA》ネットはテレビを殺すのか?——『NEWSWEEK』メディア特集の続編
気になる人はリンクに飛ぶか、まあ買ってもいいと思います。
メディアの在り方を考える際にベースになっているのが、広告会社を志望していた際に行った一連の企業・業界研究です。
インターン、書籍、社員訪問など。
なかでも『広告会社は変われるか―マスメディア依存体質からの脱却シナリオ』という本が最もしっくりきて、以来この本をベースに考えています。
eプラットフォーム(テレビ、新聞、雑誌などのあらゆるメディアがインターネットを介して配信され、媒体選択権は生活者となる)に関する議論や、HDレコーダーによるTVCMビジネスモデルの崩壊など、News Weekと同じ指摘をしています。
こういう危機的な認識が世界的に共有されている今、メディアの次の形を考えるのは面白い妄想のネタになります。
全てのコンテンツがeプラットフォームから配信されるという前提にたつと、新聞は知りませんが(強いて言えば通信社化する気がする)、TV局はコンテンツプロバイダーとして生き残っていく気がします。
やっぱりTV局が作り出すコンテンツって圧倒的で。
公共電波というある意味では国家規制の枠組みの中でもあれだけ面白いものを作り出す集団やねんから、メインフィールドがほぼアナーキーなWEB上に移れば、それそれはぶっ飛んだコンテンツが量産されるんじゃないかと今から楽しみです。
広告会社にしても、TVや新聞といったものの影響力が薄れれば、強制的にクロスメディア戦略を推し進めざるを得なくなるので、ニュートラルにメディアを選定するという意味で日本の広告会社のメディア部門が戦略的な強みになってくると思います。
ひとつの社内に国内の主要メディア活用のノウハウと強いコネクションを全て揃える企業なんて、世界的にみても日本の大手広告会社だけなんちゃうかな?
メディア営業をしながらメディアを知って、ターゲット毎に適切なメディアプランが組める人材の需要は、広告会社的にも、社会的にも高い価値を持ちだす気がする。
それこそ今のうちに広告会社に入って、メディアのプロになったうえで、各事業会社に引き抜かれるっていうキャリアの作り方もありよなー。
ただそのモデルやと今のような人数の社員をあんだけ謎の高給で食わせる利益は上がらない気がするので、電波や広告枠という既得権益をベースにした独占事業としてのTV局と広告会社は遅かれ早かれ無くなっていくのが自然な流れであるような気がします。
だからこそおもろーやねんけどな。
とか色々考えた上で、今日は某TV局・ラジオ局と打ち合わせです。
収録を1週間後に控えて最終調整。
しっかりと話した上で、金曜やし飲みに連れて行ってもらえたら、こういう話も是非してみよう。
マイクロファイナンスは本当に貧困を救うか?
2009-08-24

WFPの食糧配給を見学しに行った際に出会った、グラミン銀行のマイクロファイナンスの顧客達。
(マイクロファイナンスについてはwikipedia先生を参照下さい。)
先頭の女性に少しインタビューをしたんやけど、彼女はグラミン銀行から借りたお金を主に娘の教育に投資しているそうです。
WFPから食糧配給を受けているほど貧しい人が、身を削っても娘の教育に投資する姿に凄く感動して、この時は自分も将来子供の教育には全力で取り組もうと思ったものです。
…。
でもちょっと待てと。
確かに教育は投資的な側面は大きいけど、不確定なものやし、すぐに返済が発生するマイクロファイナンスにおいては日々の生活をより一層圧迫するだけなのでは?
そんな疑念が浮かび上がって以来、マイクロファイナンス万能論を唱えていた自分に疑いが生まれます。
今回、マイクロファイナンスはプロジェクトのメインフォーカスではないんですが、貧困解決という広い視野で同じ括りなので、メンバーと話合ってマイクロファイナンスを提供するNGOや団体に個別及びグループインタビューを依頼する事になります。
個別インタビューでは、BRAC、ASA、Grameen Bank。
グループインタビューではBRAC、ASAが参加してくれました。
個別インタビューでは特記すべき事実は引き出せず、それぞれの詳細なサービス内容や金利、返済率などのデータを集めることに終始しました。
ちなみにどこも返済率は100%と不自然なまでに言い切るので突っ込むと、「だって最悪の場合、政府とか法的手段とか使って強制的に取り立てるからね(笑)」的な凄く怖い発言をされてました。どことはいいませんが。
やっぱり金貸しの事情はマイクロファイナンスも闇金もそんなに変わらないようです。
そして迎えたグループインタビュー。
自分達がコーディネーターとなり、BRACとASAの担当者を交えて話をしました。
そこで浮かび上がった事実が…。
Microfinance objective=Remove the poverty.
Success in Microfinance=Use money for proper purpose.
このギャップがけっこう問題ではないのか、という仮説が生まれました。
マイクロファイナンスの目的はあくまで貧困解決。
しかし現場の意識的にはあくまでビジネスとしてのサイクル(貸付→回収)を回すことにのみ主眼が置かれています。
つまりは貸付を行い、その貸付金がProper purpose(Capable to pay the roan)で使われれば、彼らの文脈ではその投資は成功なんです。
その先、人々が貧困から抜け出すかどうかはあくまで本人次第であると。
貸付後のアフターケアに関しては、どこも不十分な印象を受けました。
前述のインタビューの女性の場合、教育への投資はおそらく彼らの言うProper purposeではない(返済手段を生み出さないから)ので、おそらく彼ら的には失敗例なのでしょう。
現実に彼女は未だに経済的に自立できていない。
そういうケースを少なくする為に、貸付金の使用理由を成功定義にする事は一定の説得力があります。
ただそこから先、返済能力を超えて、確実に経済的に貧困から脱出させる為には、もうひとつ深く踏み込めるサービスが必要なのではないかと結論付けました。
現状では、どこまでマイクロファイナンスが貧困解決に貢献しているか、その実態はかなり怪しいというのが感覚的な印象です。
調べるとこんな記事もあるし。(数字データも欲しい。)
そこで自分達のプレゼンの趣旨としては、マイクロファイナンスをProper purposeで使用したその次のステップを埋め、収益を最大化できるビジネスを提案しました。
実際にProper purposeの代表格である牛に投資した場合も、平均収入が50円/dayしか増加せず、結局はBOPのまんまというのが自分達のインタビュー及びリサーチから導いたモデルケースになっていました。
マイクロファイナンスにより手に入れた現金収入リソースのポテンシャルを最大化すること。
そういうサービスは本来、マイクロファイナンスと両輪であるべきだと思う。
コンセプトとしては面白いと思うし、数字データもある程度収集できているので、是非是非実現させたいものです。
One Quality Worldwide
2009-08-24
10日間の調査終了後、カレーと生ぬるい水地獄に飽き飽きしていた自分達に圧倒的に刺さるロゴが。
PepsicoのOne Quality Worldwideです。(ロゴ画像は見つからず…。)
これを見た瞬間、日本と同じものを飲んでいるという圧倒的な安心感を覚えました。
バングラディッシュでのpepsi展開は、隣国インドのPepsicoが行っているようで、このロゴもインド発のキャンペーンのようです。
Firms take to advertising portfolios for better connect with consumers
PepsiCo has been running a similar print and TV campaign, “One Quality Worldwide��?, that shows its entire product portfolio in India.
Companies, however, attribute different reasons for this initiative. “PepsiCo, globally, cares about the health of the people who enjoy its products and we, in India, want to drive this message across to our consumers. PepsiCo India’s One Quality Worldwide campaign seeks to assure Indian consumers that the quality of its products in India is the same as that in the US and other parts of the world? says a company spokesperson.
世界中どこでも同じ品質を当たり前に提供すること。
グローバルカンパニーの凄さを実感する事ができました。
知らない国で、普段と同じ味に出会える安心感は大きいし、そういう時にこそブランドロイヤリティが築かれるのかもしれません。
不安な状況を商品が取り除くことができれば、それは素敵なことだと思います。
P&Gやユニリーバ、J&Jの商品が田舎のSHOPにも並ぶバングラディッシュ。
多少ターゲットが違うとはいえ、自分もいつかそういう仕事をしてみたいなと思う。
豊かさとは?
2009-08-23
発展といった観点から鑑みた時、「彼らは彼らなりに生活を楽しんでいるから豊か」という考えは好ましくないのではないか?そういう発言も良く参加者でなされていたが、それって貧困解決って問題から逃げてる気がする。
彼らが現状の生活を楽しんでいるのは、新たなニーズを知らないから。ニーズを持たないから、それを手に入れるモチベーションがなく、発展の妨げになっている。欲望の欠如。現状に満足してしまっていること自体が、問題ではないか?
自分たちがまだまだ豊かになる余地が残されている事に「リアルに」気がつくことの重要性。
金銭的・物質的な豊かさがある程度ないと、結局は総合的な豊かさ(心の豊かさとか)の絶対値は上がらない気がする。
これは先進国側のエゴなのだろうか?
彼らの欲望を良い意味で刺激すれば、その購買力から考えて大きなビジネスになる。
BOP向け携帯サービス
2009-08-23
バングラディッシュでは朝から働き盛りに見える男性がSHOPの前でたむろしている。女性は街を無闇に出歩くことが良しとされず、家事と近所でのゴシップに時間を浪費している。基本的に長時間働かないLazyな国民性だと各NGOも指摘。一方で、日本人が街を歩けば無駄に集まってきて何十分でも興味深そうに見ている好奇心を持っている。
→話題や変化が少なく、異質なものに対する興味を持つ為、一度コミュニケーションを軌道にのせれば、口コミの伝染力は強い。
娯楽が少なく、あまり求めてもいない(TVやスポーツ含め)。することがないからSHOPでのCHATが非常に多いが、そのコミュニケーションを価値化できないか?おそらく現状では非常に内容の薄い会話をしているので、そこに価値あるコミュニケーションの種を仕掛ける。話題の提供。
携帯(農村でも80%普及)の発信の最初の30秒ほどをCMにして、通話料を無料にする。時間に余裕のあるバングラディッシュの農村部を代表とするBOP層向け。
識字率が低く、TVやラジオが普及していない為、確固たる宣伝ツールがないことから、一定の効果が見込まれるのでは?
GrameenMobileから配信される情報の浸透度が高まり、オーラルコミュニケーションのみの層にも情報伝達するメディアになる。
その段階で企業の広告媒体として活用、いまだにAIDMA的、もしくは更に非合理的な消費行動をするBOP層に対して、現状全く戦略的に行われていない広告を機能させ、購買パターンをコントロールできるはず。
Personal needsとCommunity needs。
2009-08-22
Personalなニーズに関しては、GrameenやBRACのマイクロファイナンスによって満たされるツールが用意されているが、Personの集合体であるVillageなどのコミュニティ単位でのニーズは満たされる手段はない。(政治構造の腐敗より、地方のニーズが届かない為)個人個人が豊かになると同時に、コミュニティ全体での生産性を向上させるような施策(教育、道路etc...)が実施されなければ、結局は限られた市場の中でカニバリズムが発生し、いずれ個人レベルの発展すらも停滞するのではないか?
各コミュニティの責任者たちは、一様に納得感のあるニーズをインタビューで挙げていたが、そのような膨大な予算の執行権を持つレベルにまでニーズが届くシステムが構築されていない。
→政治的解決は困難?
最小レベルのコミュニティに自分たちの意思で決済できるようなファイナンスを。
○株:マイクロファイナンスの利子の一部をメンバーが希望するコミュニティの特定分野に投資するシステム?→責任者の監視と投資効果測定をIT(OVOP)を使用する。
ヘアケアのマーケティングについて書くつもりが、なぜか綾瀬はるかCM集になった記事。
2009-07-25
たまには美容系のプロダクトとかCMに興味を持ってみる。大事なことですよね、きっと。
思えばHead & Shoulders = h&s = Hair & Skincare以来、書いたことなかった。
やっぱり個人的に一番身近な美容商品といえばシャンプーなわけで。
自分は広告をもとに良いイメージを持ったものの中から、近くのドラッグストアで一番安いものを買うという、非常にマーケティングしがいのある王道の消費者です。
成分とかそんなの気にした事あんまない。
そんな自分はやっぱり広告表現からしかツッコミができません。結局ね。
今、たまたま安売りしてたので使ってるASIENSE。
1,5倍に秘められた「美の可能性」。
っていうのがおそらくコアアイディアで。
確かに女性って意外と髪の毛の細さとか気にしますよねー
髪の毛の細さは、そのままサラサラ感につながりますし、そこを褒めて喜んでた記憶がないこともない。
確かにヘアケア系のCMには欧米コンプレックス丸出しのハリウッド女優がパーティー会場でブロンドをなびかせる的なものも未だに多く。
そこに対して、日本人(アジア人)ならではの髪の毛の可能性に着目したのは凄くポジティブ!

東洋美髪研究所とかいうWEBコンテンツも。
凄く好きな方向性ではあります。
だけど…。
ひとつ納得いかいないのが…。
キャスティング。
そう、香椎由宇。
せっかく東洋の美にフォーカスしたのに香椎由宇は違う気がする。
香椎由宇は好きだけど、これは花王側のミスです。
だって香椎由宇とか純粋な東洋人じゃないですから。
母方の祖父はアメリカ人の新聞記者。香椎自身はクォーターにあたる。
12歳までシンガポールで過ごした帰国子女である。
(wikipedia教授より)
クオーターです。
25%アメリカンです。
きっと香椎由宇の髪は1.5倍太くない気がします。
ああ、ミスチョイス。
この辺りのディティールを花王さんはどう考えるのでしょうか?
なんか違う気がする。
※以下の追記は完全に別の話題です。
ヘアケアのマーケティングについて書くつもりが、なぜか綾瀬はるかCM集になった記事。 の続きを読む
FooMoo
2009-07-23

(以下、別にリクルート批判ではないのであしからず。)
なにやら最近良く分からんCMが流れてて、ほんでそれがリクルートだけに気になった。
百歩譲って、CMのセンスの無さは、まあ飛びぬけてるが故にアテンションがあってよいのかもしれない。
けどなんとホットペッパーが、FooMooとかいうブランドに一新されたそうで。
FooMooか…。
ふーむー。
知らんかった。
「Food(食)」と「Mood(雰囲気)」、「Female(女性)」と「Male(男性)」の頭文字に由来するそうで。(参照)
なんかピンとこない。
っていうか木村カエラとリクルートを絶賛した記事でも書いたように、リクルートのこういう広告周りの戦略は好きだなーとか勝手に思ってたわけです。
(自社に広告会社抱えながら、DにCM頼む矛盾は置いといて。)
そんなリクルートのことだから、きっと深ーい理由があると信じたいけど、さすがに意味が良く分からない。
このシリーズの人気CMもあって、ホットペッパーという完全に定着しているブランドを刷新する意味があるのか?
SEOもまだ未着手のようで、今現在(09.07.23)時点ではGoogleでもトップに表示されてません。
しかも紙媒体でのホットペッパーは、そのままのブランド名義「ホットペッパー」で行くそうです。
中途半端だし。
やるんだったら、紙媒体も含めて全部やらないと、ブランドとして統一感がなくなる気がします。
凄くもったいない。
リクルート焦りすぎっすよー色々と学生レベルにまで悪い噂が周ってくるのはけっこうまずいです。
そもそもホットペッパーという優良ブランドを捨ててまで変化が必要な時期だろうか?
そしてコンテンツ的にも、既存サービスがベースでそんなに代わり映えしない。
あくまでもホットペッパーの名前が変わっただけの印象。
「ぐるなび」との差別化が難しくなってきた焦り?
だったらむしろ意識すべきは食べログでは?
今の時代には珍しいくらい一方通行な印象メディアですからねー(Rのサービス全体に言えますが)
っていうかどーせブランドイメージを刷新するなら、それこそ1次会、2次会、そして夜の楽しみまでトータルコーディネートできるサラリーマンの味方を目指すとか。
その名もMooFoo。
むふー。っていう感じ。
あんだけ無料案内所が成り立つって事は、そこに大手が参入すればイノベーションが起きます。
ああいう業界にこそ、確かな信頼できる情報源が求められているはずで。
いや、しょうもな。
それこそブランドぶち壊しか。
けどこの方がまだコンセプトが明確やしね。
とりあえず、このブランド刷新が上手くいくのかは注目です。
Hot Pepper×木村カエラ×スヌーピー
2009-06-26
削除された場合は→http://cm.hotpepper.jp/
いやー完全にやられた。
TV付けながら本読んでたんやけど、この歌(ラップ?)につられて思わず見てしまった。
女子会?
良く分からん。
サークルの某女子たちからもよく聞く単語ではあるけども。
実はけっこう一般名詞だったんですね。
東京ウォーカーが特集するんやから間違いない。
男子禁制!秘密の花園「女子会」がブーム
とりあえずこのCMはCMとしてひとつ完成形よなーこれぞクリエイティブ。
単に木村カエラ×スヌーピーでは、意外性なんてないけど。
ホットペッパピプペパピ、これが出た時点で勝ちでしょう。
中毒性すらあります。
着うたにしようかな。
まあ、意味は良くわからんけど。
っていうか意味とかないし。
きっとそれでOKなCMやろうと思います。
ホットペッパー自体の認知度は高いしね。
いやー木村カエラのかわいさが増幅してます。
マジでかわいい。
CM好感度ランキングとか、けっこういっちゃう感じのCMですよね。
小学生とかマネしちゃうんでしょうか?
小学生じゃないですけど、今なら飲み会でマネしてうけるでしょうか?
もはやこのインパクトだけで勝負できるクオリティですが、実はかなり緻密に練られてる感じがします。
というのも。
リクルートは以前にもこっそり木村カエラで仕掛けています。
このCMのButterflyを歌ってるのが木村カエラ。
(03:16からのくだりで、久々萌え死にしそうになりました。一目ぼれっす。)
この曲も木村カエラの良さが出てる。やたらとつっぱったロックより、こういう等身大の曲の方が映える気がします。
凄い良い曲。
6月、ジューンブライドど真ん中。
今でこそ木村カエラのアルバムのCMで流れてるから当たり前やろと思いますが、当時はリクルート側もレコード会社側も一切伏せていました。
木村カエラのアルバムのCMで聞いた時に、「あれ?なんか聞いたことある曲やなあ。誰のカバー何やろう?」とすら思うほど自然に頭に残っていました。

で6月1日に発表。
その流れでニューアルバム発売、そしてこの神ラップ。
凄く計算し尽くされてる気がします。
凄い。
時限爆弾みたいですね。
二重三重にも張りめぐされた伏線。
これぞコミュニケーションデザインですか、知らんけど。
久々に感動すら覚えました。
カテゴリ :マーケティング
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マーケティングを学ぶとは?+宣伝
2009-06-25
ここ3日続けて後輩から「マーケティングってどうやって勉強するんですか?」という質問を受けた。という事は需要があるのだろうと判断して、ちょい自分のオススメというか考えを残しておきます。
まず最初に。
自分はマーケティングを学問として勉強した事がありません。
そういう講義を取った事ないし、コトラーとかポーターとかいう基礎もけっこう適当にしか読んでません。
まあ、そういう前提で戯言だと思って、手加減して読んで頂けると幸いです。
そもそもマーケティングって定義が色々あります。
今の自分の理解では、
『人間を知り、商品(企業)を知り、そのギャップを埋めるツール。』
なのかなあと思います。
だからけっこう何でもありなのがマーケティングやと思ってます。
実際に、某外資系企業のHR(人材戦略)部門でインターンしたときも、「これってマーケティング的な発想やんな」と思う事が多々ありました。
例えば、採用活動とか完璧にマーケティングやし。
媒体提供社のマーケティング。
広告会社のマーケティング。
事業会社(メーカーとか)のマーケティング。
社会科学の研究対象としてのマーケティング。
これらはインターンとか、バイトとかでちょっとづつかじったんやけど、ほんまバラバラです。
例えばWEBでの広告媒体を扱うベンチャーでのバイト。
WEBだとユーザーの動きが全てトラックされるので、ありとあらゆる数値データが残ります。
それを足したり引いたり、こねくりまわしてユーザーのニーズを掘り起こすのが主な作業です。
データマイニングってやつですかね?
これに対して広告会社でのインターン。
消費者のインサイトはどこにあるのか?
時代の空気感を基準に、けっこう主観的に、刺さるアウトプットを創出するのが仕事かと思う。
(もちろんデータ分析を主とする部署もある。)
まあ、どちらもどういう仮説をもってるかが勝負を分けると思う。
だから仮説設定さえ面白ければ、マーケティングの知識とかなくても意外と結果が出たりする事もある。
ビギナーズラックといえばそれまでなんやけど、切り口次第で勝負できるし、オリジナリティーが出せる点が面白いです。
話しがだいぶそれた。
つまり、「どういうマーケティングを勉強したいかによる」んですよね結局は。
っていうかマーケティングの定義が良く分からん以上、それをピンポイントに勉強するのは難しい気がします。
だから一番の近道は、実際に何らかのマーケティングに携わってみて(探せば意外とバイトでもあります)、その中で必要とされている知識を、上司や文献などから吸収して肉付けしていくのがBESTかと思います。
どうせ知識だけで役に立つ学問ではないので。
一度手を出すと、少なくともその分野にアンテナが張れて、そうなると自分一人でも勉強しようと思えばできる。
広告とか、インターンに行っただけやけど、それなりのレンズを通して、考えたりできるようになってる気がします。
更にマーケティングの面白いのは、そういう個々の経験や知識がオリジナリティとして生きるという点。
脳科学×マーケティング
心理学×マーケティング
芸術×マーケティング
とか、無数のあり方が存在する。
マーケティングの文献を読むのも大事やけど。
それ以上に、今一番興味のある事を深めていく事が、ひいてはマーケティングを勉強してることになるかなあと思います。
うちのBOSSも「入社するまで特別マーケティングの勉強はしなくて良いよ」と言ってくれましたし。
きっとそうです。
勉強するものではないんでしょうね。
結局、何の答にもなってない…。
1年後にはもう少しまともなアドバイスができるように頑張ります。
某外資メーカーの尊敬する先輩が同じテーマ(というのも失礼なくらいやけど)で記事を書いてくれてるので、そちらの方が1000倍くらい参考になります。
本気で学びたい人は、是非こちらを参照してください。
マーケティングの勉強を始める方へ、独断と偏見でオススメ
安室奈美恵×外資系マーケター
2009-06-22
安室奈美恵って凄い存在っすよねえ。
ついにマクドナルドまで広告に安室を起用しました。
前々から、クオーターパウンダーのキャンペーンは全体的なカラーが好きです。
「ジブンに勝ちまくれ!」
「進化せよ!」
広告は時代の空気を反映するっていうけど。
そういう存在だからこそ、その時代のムードを少しだけ変えてみるようなメッセージを出せるんです。
そこが広告の素敵なとこで。
こういうメッセージは、時代の流れに逆らってるからこそ逆に響いています。
Vidal sassoon(P&G)も。
コカ・コーラも。
過去にはLipton(ユニリーバ)も。
…。
全部外資系w
どこもマーケティングに定評のある会社ばっかりなので、事務所側の都合とかじゃなくて、ホンマにマーケティング上必要とされて起用されてるんでしょうね。
いやー凄い。
しかも特筆すべきはブランドに喰われてない点。
っていうかむしろ安室奈美恵ブランドがプロダクトブランドを喰ってます。
その証拠に全てのプロダクトCMがだいたい似たような世界観で表現されてます。
動画を集める過程でびっくりするくらい…、これはさすがに凄いなあ。
全体的にクールで、ダークなイメージ。
黒。
マクドなんかバラ色がコンセプトやのに負けてない。
優秀なマーケターだけに、効果的な表現を追求していくと同じようなコンセプトに落ち着いてしまうのでしょうか?
いや、例えそうだとしてもこんだけ多様なジャンルの商品で、ここまで同じようなCMを作らせる安室奈美恵ブランドの確立っぷりは凄い。
『花王』から『KAO』へ
2009-06-19
花王、環境を経営の軸に新CI 次世代環境技術の開発拠点を新設参考)ニュースリリース原文
花王が新しいCIを発表しました。
日本を代表する企業が、新しい理念を社会に向けて発信するんですからけっこう注目すべき事です。
いうたら社会に対するコミットの軸が少し変わるわけやからね。
花王株式会社(社長・尾崎元規)は、当社を取り巻く世界規模の事業環境の変化に対応すべく、中長期展望において、花王グループの“新たな使命”を、「エコロジーを経営の根幹に据え、清潔・美・健康の分野で世界の人々の“こころ豊かな生活文化の実現”に貢献する企業をめざす」とします。この“新たな使命”に対応し、今後の指針と決意を示すため、新CI(コーポレート・アイデンティティ)を定め、環境宣言を掲げます。
そして企業のコンセプトというかスローガンともいえる、コーポレートメッセージも変更。
健康で美しくすこやかな毎日を目指して
↓
“自然と調和する こころ豊かな毎日をめざして”
どういう事かというと、『健康で美しくすこやかな』っていう従来までのメッセージは花王の変わらぬメッセージではあるけど、その前提としてエコを持ってきたっていう点を強調してるのでしょう。
実際に、清潔・美・健康という表現も用いられているし。
『清潔・美・健康=豊か』という考え方なのでしょうか?
確かに今回はかなり世界展開を意識した変更になっている印象を受けていて。(ロゴ統合については後で)
今後、発展途上国とかを相手にするにあたって、そういう国の人々に清潔・美・健康を通して豊かさをもたらす企業ってのは、他の外資系総合日用品メーカー近い、包括的なスローガンになっています。
Touching lives, improving life (P&G)
Meet the everyday needs of people everywhere (Unilever)
なんしか親しみやすい単語が並びますね。
尖ってない感じがこういう業種には大切なんでしょう。
外資系の企業っていうのは、日本企業よりこういう理念の類を大事にしていて。
社員(特にマネージメント層)は、会社の使命=自分の使命っていうレベルにまで考えていました。(採用プロセスで接触したから、そういう風にあえて見せてくれたのかもしれないけど)
それだけに企業スローガンは、企業が向かう道を定義するうえで非常に大切だし、働く側からしても、このメッセージに共感できるから一生懸命働くっていうロジックが普通に成り立っています。
花王の場合。
他の日用品メーカーの例に漏れず、人々の暮らしに貢献するっていうメッセージを出しつつ、その前に自然との調和を持ってきています。
それは花王が他のメーカーとの明確な差別化を宣言していることになって、今後花王はエコってのを経営の中核に持ってくることになります。
単なるCSRを超えて、経営上のミッションのトッププライオリティーとしてエコを持ってくる日用品メーカーが何をするのか、けっこう楽しみだったりします。
次世代環境技術の研究開発拠点となる研究施設「エコテクノロジーリサーチセンター(ETRC)」を建設するみたいだし、こういう投資が単なるポーズなのかどうなのか、注目したいと思います。
まあ、エコを経営中枢にみたいなんも今さら珍しくもなんともないですけどね。
特に日用品メーカーなら当然っていう風潮すらあったし。
だからこそ、明言する事に意味があるのか?
花王なんかは、まやかしではなく、本物の技術で世界を豊かに!くらい尖っても良かった気がする。
P&Gとかに向けてあんだけ説明会で威勢よくR&D押してたんやし。
そもそも根本的に、関係ない業種がエコを言うからおもろいんやけどね、ギャップ。
Creative, Market-Based Solutions that Benefit the Environment (Goldman sachs)
GSの方が、何か等身大というか、自分らの強みを活かすっていう姿勢が見えて好感が持てるし、具体的なアプローチも想像しやすいですしねー。

ロゴも変更。
まあ、これは妥当かもしれません。
KAO、かお。
っていうか前から気になってたんですが…。

P&Gの旧ロゴと花王のロゴって似てますよね。
っていうか同じモチーフですね、三日月の。
もはや花王がぱくったという説すら、説得力があるくらいです。
フォローワーが先行者のブランドをぱくりに行ったと考えるのも面白い、…まあ何の根拠もないので判断は皆さんに任せますけどね。
P&Gのロゴに関しては、悪魔崇拝という噂がたって1980年代にロゴを変更しています。
日本に三日月信仰ってあんまり聞かないので、やっぱり不思議ですよねー
まあ、なんしかブランドってのは独自性がなきゃいかんよねって話。
いずれCI関係の仕事はしてみたいなあ。日本企業の。







